真・闇の会超破落戸的妄想第六作目 アニメ遊戯王DMGXレビュー
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平成19年 06月 21日
TURN-141

覇王の恐怖!彷徨えるオブライエン
森の中の豪邸にゴブリンエリート部隊が訪れるところから
今週は始まります。
「もしもし亀よ。誰かいるのか
「どちら様でしょうか?」
ナヌ?何故にエドが?

ゴブリンエリート部隊
★  属性   種族  悪魔族 ATK  2300 DEF 1500
このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。
次の自分ターン終了時までこのカードは表示形式を変更出来ない。


「覇王軍警察署長・スカルビショップ様の舎弟の者だ。
 貴様こんな所で何をしている。」
「はい、戦火を逃れて慎ましく暮らしております、」
嘘コケっつーの……。


「貴様、まさか反乱軍のデュエリストではあるまいな?」
「滅相もない 私は只の召使にございます。」
「フン、確かにな。
 貴様の様に貧相なモヤシ面の奴が
 デュエリストなどである訳がないか。
 そこのけそこのけエリートが通る。」
エリート部隊は捜査令状も為しに豪邸に入ってきて
家宅捜索をするつもりです。


「最近この辺りで何人もの覇王軍の兵士が
 千と千尋の神隠しにあっている。」
「それは物騒な。」
「貴様、何か知っているなら素直にゲロった方が身の為だぞ。」
「私は何も……。ですが、
 もしかして旦那様なら何か知っているかもしれません。」
「フン、じゃあその旦那とやらのところに案内汁。」
「ではこちらへ。」
あ、呆気なく案内してるよ。
エリート部隊に死亡フラグがついたぜ!!


あっと言う間に旦那とやらの部屋に着きました。
「こちらでございます。」
「税金無駄遣いの政治家の部屋みたいに
 だだっ広い部屋だな。で、主人とやらは……はえ?」
しかし、エドは既に後ろにはおらず、
後ろのドアもCLOSEDになっています。


「旦那様とごゆっくりお話を。」
「オイコラ召使野郎!!ここから出さんかい!!」
その言葉に呼応するかの様に、
部屋のランプの明かりが次々と灯ります。
そして、部屋の中央にはその旦那様であるヘルカイザーが
「キサマ、何奴!!?」
「ウェルカムトゥ、マイサイバー流道場。
 いざ尋常に……デュエル!!」
「英語なんぞ使いくさってからに、生意気な若僧が!!
 返り討ちにしてくれるわ〜〜!!」


そして、相方のもう一人の方は待ちくたびれています。
「全く、あの召使野郎、
 いつまで待たせやがるんば。」
「お待たせしまうま。
 お連れの方は旦那様と会合が有る様で。
 では、暇潰しにこちらへどうぞ。
 お茶でもお入れいたしましょう。」
「キレーなゴッド姉ちゃんもキボンヌ。」
「はいはい。」
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「何ジャイ今のふじこは?」
「残念至極。茶でもゆっくり飲んでから
 お相手しようと思ったのですが……。
 放送時間の関係で、私がお相手を致しましょう。」


その相方は、スピア・ドラゴンと
サファイア・ドラゴンと
名称不明のモンスターを召喚していますが、
サイバー・ドラゴン×3の前では塵芥同然!!
そして、パワーボンドで融合召喚された
サイバー・エンド・ドラゴンのダイレクトアタックで
呆気なく終了……の前に、
「な、何でも言う!!
 だから命だけはカンベンしてけろ!!
 助けておくれよー!!」
と、エリートですが雑魚ですので命乞いです。


サファイアドラゴン
★  属性   種族  ドラゴン族 ATK  1900 DEF 1600
全身がサファイアに覆われた、非常に美しい姿をしたドラゴン。
争いは好まないが、とても高い攻撃力を備えている。

スピア・ドラゴン
★  属性   種族  ドラゴン族 ATK  1900 DEF 
守備表示モンスターを攻撃した時に
その守備力を攻撃力が越えていれば、
その数値だけ相手に戦闘ダメージを与える。
このカードは攻撃した場合、ダメージステップ終了時に守備表示になる。

サイバー・エンド・ドラゴン
★ 10
属性   種族  機械族 ATK  4000 DEF 2800
「サイバー・ドラゴン」+「サイバー・ドラゴン」+「サイバー・ドラゴン」
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
守備表示モンスターを攻撃した時、
このカードの攻撃力がそのモンスターの守備力を越えていれば、
その数値だけ相手に戦闘ダメージを与える。


「覇王とやらが遊城十代と名乗ったそうだが……
 証拠は有るのか?」
「ある!ある!大辞典!!
「確か、2は捏造事件で打ち切りとなったな……。」
「俺は覇王様のデッキを見た!!」


エリートAは覇王にチューンナップが終わった
覇王ディスクを渡しています。
しかし、エリートAはビビりまくリングです。
と、覇王ディスクからファンロードの新婚さんシリーズみたいに
黒く塗りつぶされたE・HERO エッジマンのカードが零れ落ちました。
「E・HEROと書かれたカードが
 新婚さんシリーズみたいに黒く塗りつぶされただよ〜!」
しかし、ヘルカイザーはエリートAに詰め寄ります。
まさかアッー!じゃあないでしょうな。


一方、エリートBはエドにのされていました。
D−HERO軍団のお出ましです。
ダイハードガイ
ダイヤモンドガイ
デビルガイ
そしてBLoo−Dまでもが!!

D−HERO ダイハードガイ
★  属性   種族  戦士族 ATK  800 DEF 800
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する時、
このカードを除く自分フィールド上の 「D-HERO」と
名のついたモンスターが 戦闘によって破壊され墓地へ送られた場合、
そのモンスター1体を次の自分のスタンバイフェイズ時に
自分フィールド上に特殊召喚する事が出来る。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。

D−HERO ダイヤモンドガイ
★  属性   種族  戦士族 ATK  1400 DEF 1600
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する時、
自分のデッキの一番上のカードを確認する事が出来る。
それが通常魔法カードだった場合そのカードを墓地へ送り、
次の自分のターンのメインフェイズ時にその通常魔法カードの効果を
発動する事が出来る。
通常魔法カード以外の場合にはデッキの一番下に戻す。
この効果は1ターンに1度しか使用出来ない。

D−HERO デビルガイ
★  属性   種族  戦士族 ATK  600 DEF 800
このカードが自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する場合、
1ターンに1度だけ相手モンスター1体をゲームから
除外する事が出来る。
この効果を使用したプレイヤーはこのターン戦闘を行えない。
この効果によって除外したモンスターは、
2回目の自分のスタンバイフェイズ時に
同じ表示形式で相手フィールド上に戻る。

D−HERO BLoo-D
★  属性   種族  戦士族 ATK  1900 DEF 600
このカードは通常召喚できない。
3体の生け贄を捧げる事で特殊召喚する事ができる。
相手モンスター1体を指定してこのカードに装備する
(この効果は1ターンに1度しか使用できず、
同時に装備できるモンスターは1体のみ)。
このカードの攻撃力に装備したモンスターの攻撃力の半分を加える。
また、装備したモンスターのモンスター効果を得る。
「D−フォース」が自分のデッキの一番上に表側表示で存在するとき、
相手フィールド上に表側表示で存在する効果モンスターは
全て効果が無効化される。
さらに、自分フィールド上のカードを対象とする
相手の魔法・罠カードの発動と効果を無効にし破壊する。


「で、何を企んでいルンバ?」
「ここから南にある……
 難民達が逃げ込んだ要塞に総攻撃を仕掛けルンバ!!
 そこを陥落させれば、覇王様に刃向かう勢力は皆無!
 サティアン収容所に送り、覇王様の舎弟として洗脳するぅ!!」
BLoo−Dに〆られては吐くしか有りません。


「収容所はここから西に行ったところだ……。
 知っている事は全て話しタワシ。だから」
「命ばかりはお助けを、お代官様〜!!」×2
と、AとBはハモりますが……
「生憎、我らは正義の使いだとしても……」
「ダークヒーロー系なんでね。」
と、ヘルカイザーとエドは
台詞をコンボさせ……
「 ぼげぶげぺぷちゃべ はぶらばら かぴぶ あぶた びぎょへ!」
二人の看板モンスターの攻撃を受けた
エリートコンビは、はかなく地獄に召されました。


と、二人はエリートコンビを〆て得た
情報を分析に入ります。
・覇王=十代はほぼ確定
・覇王軍は生き残りの町に
 総攻撃を仕掛けるらしい

「奴の心の闇がどれ程深淵かろうと、
 奴の野望は食い止めなければならない。」
「だが、その為にはまずこっちの陣営の強化だな。」
という訳で、エリートコンビが乗っていた
馬ほどの大きさの恐竜に乗って
同士探しの旅にレッツラゴーです。


その頃オブライエンは
馬に乗った覇王にに追われて道路を爆走中です。
「どうした?何故トンコする? 
 何故デュエらない?」
しかし、遂に道は行き止まり、
目の前には崖が!!
わあああああ!!!!!!!!!!!!!
落ちちまったよ!!!!!
どわあああああ!!!
とオブライエンは目を覚ましました。
どうやら、夢の中でもビビっている様です。
オブライエンは、ジムが決闘死したところを思い出してしまい、
毛布を被って机の中に逃げ込みました。


「今の俺は……」
ちょっと、オブライエン!!
デュエルディスク置いてどこに行くのよ!!?
明後日の方向に行っちゃった!!
そこの翔!!お前何でそんなところで
覗き見しているんだよ!!


翔の足元には戦死した戦士のディスクがあります。
「ここで戦士が……
 翔のアニキ、アレアレ……」
そして、おジャマイエローの指した先には
そのディスクが山の様に無造作に置かれています。
「ホントにこんな事を十代のダンナが〜」
と、そこに誰かがエスケープしてきました。
さっき立ち去ったオブライエン……ではなく、
海神の巫女の様です。
海神の巫女
★  属性   種族  水族 ATK  700 DEF 2000
このカードが表側表示でフィールド上に存在する限り、
フィールドは「海」になる。
フィールド魔法カードが存在する場合、この効果は適用されない。

踊る妖精{ダンシング・フェアリー}
★  属性   種族  天使族 ATK  1700 DEF 1000
このカードが自分のフィールド上に表側守備表示で存在する限り、
自分のスタンバイフェイズ毎に自分は1000ライフポイント回復する。


ゴブリンエリート部隊から逃げてきたらしく、
取りあえず連中が去るのを待ちます。
「取りあえず去ったみたいよ〜ん。」
「有り難うございます。」
「ありがとーございますー」×3
あ、踊る妖精もいます。
「きゃ〜、カワイコちゃんが4人も〜。
 翔のアニキもそう思うでショー?」
「うん…でも今はそれどころじゃあ……。」
「翔のアニキ、ウホッなの〜?」


「貴方は、覇王と戦うデュエリストですか?」
「そーそー、覇王なんてオイラ達の前に出ればれぁ?」
しかし、翔はその気は無い様です。
「ぼくは只の名無し・傍観者さ。
 ある男の運命を見定める……
 覇王と戦おうというデュエリストを探しているのなら、
 この廃墟を出た荒野を出るといい。
 そこになら……。」


要するに、戦う気はナッシングな訳ね。
傍観者と何もしない、を混同してない?
「いるのですか?覇王と戦ってくれる勇者が……」
「いるのですか?」×3
「それは、彼次第だけど……。」
        ,.... -─-r‐- 、 __
       /,シ/ィ /lj !ヽヽヽヽ\
     // / ///l|ハl | ヽ丶ヽヽヽ
    ,.'// 川 | | |l-ゝ! 、 ! | l l | l ヽ
    !イ //!j !l | l、ゝ==、` lj y'jヾjノ
     | !/,.- 、!|ヾ!` ヽヾ;;シ   ィ;}'´        あ
    l ハ rソミ、    `''"  丶ヽ        つ
    ヽ!j,ヘ、ヽ,!   ""     _   j        い
       ゞ彡ゝ、  u     /          。
       | rヽ`フヽ     _____/
      ! lハYゝ,l     !
     j /∠ミヽ ヽ、_   ゝ- 、
      l/ l    ヽミΞ=-ニヽ_!lト、
     / /l     ヽヽ、二ニミゞlノト、
    ,.',ィ'ソ|     l´ ヽ-- ─‐rニゝヽ
    lハ! /     ヽ       ソト、ヽゝ
    | l| L____,. -─、j      /l ! ヽ ヽ
    l || | !|l,ハ     |   / / / ヽ、ヽ ヽ、
      ヽl l !| !    !    / '´   ヽ ヽ、 \
        ヽ|j l   ヽ         `丶,ィ‐ 、j
        |  ヽ     \             |ヽ
          ヽ     丶      ___,.ゝ \
             Lヽ、   ヽ-- ─ '´ l  ヽ   丶
              / >、   丶  l   l  丶  ヽ、  パタ
          /  / \    ヽ、_!  ヽ   `ヽ、 、ー-、
           /  /   / ヽ     ̄_ヽ、>‐ 、,.. く ̄ア_ゝ パタ
            /  /   ,'   !ヽ    、 ヽ、    l   l  | ト、
        /  /   /   l/ ヽ_ヽ、>´、___!__,. -==- !/

   御前賀 夕菜(1991〜 日本)


そのオブライエンはディスクが無いので、
ゴブリンエリート部隊相手にすら逃げ隠れしています。
「勇者ハケーン」×3
「勇者?このアニメはドラクエじゃないぞ。」
と、光の速さでオブライエンはハケーンされちまいました。
「貴方が…覇王と戦う勇者ですか?」
「勇者?ん〜、何の事かな?」
            __ .____
          , ‐´:::::::,`',,''     `‐、
         /;;;;;:::::;;, /';'     ,゙゙'::::::::\
       /:::;;;;;ミミ; /      `゙';;:::::::::::ヽ
       /;;;;;';ミミミツ/;;;';';'';'';;''ヾ,'::::`::::::::::::::::}
      /:; ;::,__、,_____,:;:::. ;::::::::::::;'i
      i::; ;;::i          ゙|::'::. ;__;,-',‐;
      /;; ,: :{──────‐‐{;;;::, ;:ヽ‐'´::::ヽ
     /:. ;;':{ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄{:::: ::::`;::. `::::;゙i
     i;;, '' ,;:|____,..、____゙l;;,_ :::::. :::, :::::i゙      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      /,,;'::';:l;`‐゜‐';i ;;;;;`ー゜‐';;;;;|:: `; `;;;::::`:::゙i    < ん〜?何の事かな?
      'Y ;:::::゙i  ::::::l        {;;;_ ゙'゙゙:::::,';:: ::゙-,    \_______
.      / ,;; ';:゙i ::::::l         |::゙'';;;;.:.::::`;::.`::;;ゝ
      `'i;; ';:::゙i :::{__,,,ゞ ,    ,|;, ::;;;;`''::;':::`::::;;ゞ、_
.     _,‐´`ー!、 ;゙i, ¨ニニ ̄   ,‐':{:::';::::'::::::::',,,'''';;;;'    ̄ ̄
.   /   /`i; ;::゙、 '''    _,‐'::::::{;;;;:`;::.:::::::::;;ヾ_,,゙
  /    / / `i;:::゙;,_  ,,/:::::::  /`'';;:. ;;;;:ヾ ''''
       /  |  ゙ ソ;;''' ̄:::::::::::   i゙::::::' .::::'''ヾ


「私達の仲間は覇王軍に殺されました。
 生き残った者は皆断崖の町に集まっています。
 私達はそこで、戦ってくれる勇者を探しているのです。」
「どーかおねがいー」
「何をおバカな事を言っている。
 覇王に勝てるデュエリストなどウボァー!!」
オブライエンは困った様な表情で
それを拒み…ていうか、吐いてるぅー!!
「俺に構うな……。」
と言って、その場を立ち去ります。


「まだ残党が残っているはずだ!!
 一匹残らず探し出せ!!」
「へへ、アニキ、こいつらから逃れられる奴なんていやしませんぜ。」
オブライエンの入った廃墟の中では、
ゴブリンエリート部隊がきつね火三匹を使って
残党狩りをしています。
ていうか、大活躍だなエリート部隊。
きつね火
★  属性   種族  炎族 ATK  200 DEF 300
表側表示で存在するこのカードが
戦闘で破壊されたターンのエンドフェイズ時、
このカードを墓地から自分フィールド上に特殊召喚する。
このカードは生け贄召喚のための生け贄には出来ない。


ディスクの無いオブライエンは
隠れるしか出来ません。
「脅かしやがる……!!?
 あの方向は!!!」
やべぇ!!海神の巫女と踊る妖精のいる場所だ!!
どうするオブライエン!!?


「……っ、足手纏いな奴らめ!!
 CM明けまで持ってろよ!!」
途中までトンズラ決め込もうとしますが、
そこが翔と違うところ、
オブライエンはレスキューに向かいます。
ていうか、きつね火程度なら
攻守700/2000の海神の巫女に
何気に攻撃力1700の踊る妖精なら
相手ではないんですがね。


やはり思った通り巫女と妖精は
不届きなきつね火×3に追いかけられています。
巫女は左手に何か持っています。
しかし、お約束通り巫女はスッテンコロリング。
きつね火トリオにやられる!!
と思ったらお約束通りオブライエンが到着!!
だが、ディスクの無いオブライエンは
なす術もなくきつね火トリオにピラニアられてしまいます。
一応振り払いますが、このままでは全員餌になっちまう!!


そこで、巫女は持っていた何かを取り出します。
「もし、その男の中にぼくには消えてしまった炎があるのなら」
と、翔から譲り受けたオブライエンのデュエルディスクです。
それを受け取ったオブライエンはきつね火トリオに対して
ヴォルカニックカードで応戦しますが……
「同じ属性……相性が最悪だ!!」


「そーか!」
「あいつの弱点は!!」
「水だわ!」
という訳で、水神の巫女さんの出番です!!
「それなら……我等を守りし姿勢なる力よ、
 我に力を与え、導かざらん!!
 我に宿る力、それは……
 『フィールドを海に変える力』!!」
何か……まんまだなぁ。
技名……考えてやろうよ、アニメスタッフ。
とりあえず、膝の高さまで海につかりました
狐火トリオは岩の上に逃れましたが……
「喰らえ、アンカー・バインド!!」
と、トリオはアンカー・バインドに足を縛られ、
海に落ちてジ・エンドです。

アンカー・バインド         通常魔法
自分のカードの効果で攻撃力が下がった
相手フィールドのモンスター全てを破壊する。

「大丈夫ですか?」×3
「大丈夫ですか?
 やはり貴方は、私達が探すデュエリスト。」
「止めろ……。何度言ったら理解る。
 今の俺は覇王にビビデバビデブーの只のチキン野郎だ。
 お前達は何も知らないのさ。
 覇王の…恐ろしさを……!!
 あの得体の知れぬ畏怖ろしさ……。
 恐怖いんだ……
 戦闘の専門家{プロフェッショナル}を自負していた俺が……
 今じゃああの眼を思い出すだけで……!!」
確かに、今のオブライエンはガクブルってます。
手がドリフの志村けん演ずる爺さんの様に
ガクガク震えています。


「敵を討つどころか……
 尻尾を巻いてトンズラこいたんだ……!」
とうとうオブライエンは泣き出してしまいました。
「貴方は臆病者なんかじゃない…。
 貴方は私達の為に勇敢に戦ってくれた。
 貴方の中には、悪を許すまいとする強い心がある。
 自分の心の闇に立ち向かおうとする強い意思がある!」
「俺の中の…心の闇?」
「そこから逃げ出しても、何もズバット解決しないことは
 貴方が一番よく知っているはず……。」
「いや…覇王の壁はジムの奇跡を以ってしても……
 カンベンしてくれキボンヌ。」
「……いきましょ。」
残念ながら、オブライエンのスカウトには
失敗した様で、海神の巫女と踊る妖精は去っていきました。


「どうやら君も、ぼくと同じ道を歩むんだね。」
オブライエンの目の前には翔がいます。
ていうか……おまいは戦ってすらいねえじゃあんか。
108話の「オブライエンごとき」の台詞を借りて言えば、
「翔ごとき」に言われたくは有りませんよ。
「翔…同じ道とはナンジャラホイ?」


「ぼくは十代に裏切られ、
 彼が辿る運命を見届ける、傍観者となる道を選択んだ。
 君も、自分の運命を見届ければいい。
 さあ、いこう。」
翔よ、裏切られたというのは被害妄想だぜ。
ていうか、何手を差し伸べてるんだよ。
……イカン、翔はますますイヤミな正確になってきたから
私まで言葉が悪魔の毒々モンスターになって島根県。
さて、この甘い誘惑をオブライエンは断ち切る事が出来るのか!!?


場所は変わり、廃墟の村です。
エドと亮がいます。
ヘルカイザーは打つのが面倒なのでやめました。
「しかし、驚き桃の木山椒の木だな。
 十代の中にこれ程の闇が存在していたとはな。」
「話が出来杉の様な気もするけどね。
 …十代達は、ヨハンを奪還すべく
 この奇怪な異世界にやって来た。
 だが、この世界は彼らから伝え聞いていた世界とは
 大きく様子を異にしていた。
 ヨハンの消息は途絶え、
 十代は見る間に心の闇の中に転落していった。
 作為的なのかどうかまでは断定出来ないがね。
 何もかもが理解らない……
 ただ、覇王十代に会えば何がしかの事が判るという事だけは言える。」


と言っているうちに、収容所の前に来ました。
「策はあるのか?」
「ナッシング。ただ、十代が心の闇で力を増幅させていようといまいと…
 ここにいるのは奴より格下のテロップにさえ出ない噛ませ犬未満ばかりだ。」
「確かに……そんな連中に負けたら末代までの恥だな。」
という訳で、いきなりBLoo−Dとサイバー・エンドを出しています。
笑い顔もダークヒーローっぽいですし。


一方、オブライエンは難民砦にいました。
砦とは言っても、戦闘要員は殆どおらず、
難民までもが砦の建て直しに従事させられています。
さて、オブライエンは翔の甘い誘惑に
どう対応えたのでしょうか?


翔の手を握ろうとしたオブライエンですが、
それを諌めるかの様にオリハルコンの眼が輝きます。
「止めておく。
 今の俺には、覇王と戦う事も、
 こいつを他人事の様に見る事も
 どちらも出来ない。」
と言って、翔の誘惑を振り切りましたとさ。


砦の中にははにわや角が折れたマグネッツ1号、
そしてドリラゴが塹壕に待機しています。
難民達は鍋料理の配給で列を作っています。
「もう夜通し穴を掘り続けているんだ。
 少しは休息キボンヌ。」
「やかましかばい!!文句は言うな!!
 おまいらは命令道理にしとればいいんだよ!!」
夜通しの作業に休息を求める難民某ですが、
兵士某は即座に否決しました。
ていうか、ガラの悪い兵士だな。

はにわ
★  属性   種族  岩石族 ATK  500 DEF 500
古代王の墓の中にある宝物を守る土人形。

マグネッツ1号
★  属性   種族  戦士族 ATK  1000 DEF 500
コンビプレーが得意な戦士。強い磁力を発し、誰にも逃げられない。

ドリラゴ
★  属性   種族  機械族 ATK  1600 DEF 1100
相手フィールド上に攻撃力1600以上の
表側表示モンスターしか存在しない場合、
このモンスターは相手プレイヤーに直接攻撃をする事が出来る。

「どうか…そればかりは……
 それは孫に食べさせる、最後の食糧なんです。」
ここでは、難民の爺さんの所有していたおやつが
ボッシュートされようとしています。
昔、遠足で菓子を300円以上持ってきた香具師が
帰宅する時までボッシュートされていたのを思い出します。
ところで、300円の中に消費税は含まれるのでしょうか?
「やかましー!!
 戦わない香具師が腹を空いたと抜かす資格はナッシング!!
 いいからそれを寄越さんかい!!」
しかし、老人の哀願も空しく、
兵士は強引に食料をボッシュートしようとします。


その醜態に見かねたのか、海神の巫女が止めに入ろうとします。
「止めて下さい…!!」
「ナンジャラホイ?ネーちゃんに用は無いわい。すっこんでろ!!」
と、腕の一振りで叩かれてしまいました。
ていうか、海神の巫女は攻守が700/2000なんだろ?
こんな雑魚兵士に負けてどうすんのさ。
その暴挙に座して見てはおれじと
オブライエンが兵士を止めに入ります。
流石はオブライエン!!
「いい加減に汁!!」
「貴方は……!」


「何の騒ぎッス!!?」
ナンジャラホイ?
「アタチはここの砦の指揮官、ボスッスよ。
 アタチは冥界で数々の手柄を立てた英雄ッス!!」
お前は冥界の番人!!
ていうか、盾が喋ってるッス。本体は盾か?
側には魔天老がいます。参謀ですか?

冥界の番人
★  属性   種族  戦士族 ATK  1000 DEF 1200
冥界の入り口を守る戦士。許可のない者は容赦なく斬る。

魔天老
★  属性   種族  悪魔族 ATK  1000 DEF 700
天界から追放された堕天使。 闇での闘いに優れている。

「ここにはアタチ以上のデュエリストがいないっちゅーんで
 指揮を執らせて貰ってるッスよ、ウヒャヒャヒャ……。」
「その通り。アンタが大将!」
「しかし今更砦の中に塹壕など戦略的に言って無意味だ。
 また、そこに配置する兵士もいない様だが……
 それに、老人や子供の食料まで……」


「オマイ、指揮官様に口答えする気か?
 それとも、お前が前線で覇王と戦うっちゅーんかい?」
「その通り。」


あ、やっと冥界の番人の本体が喋った。
そして、魔天老と指揮官の冥界の番人は
指揮官の館に入っていきました。
しかし、そこは我らがオブライエン、
何かキナ臭い匂いを感じ取りました。


指揮官の館では、魔天老と冥界の番人(盾)が
悪代官と悪徳商人の如く密談しています。
「本当に覇王様の舎弟に雇用して貰えるンスね?
 昔程でないにせよ、今も就職難は変わらないッスからね。」
やっぱりね!!こいつら最初ッから怪しさ大爆発だと思ってタンコブ。


「安心汁。お前の就職の斡旋は話が付いている。
 俺はこれから覇王様の元に帰り
 軍勢を引き連れてI’ll be backする。
 お前はその時までここの連中をペテンにかけ続け、
 軍勢が門に近づいたらお前が内側から開けるのだ。
 ウェーハッハッハ!!全くおバカな連中だ!
 これから地獄の片道切符が渡されるとも知らずに!!」
ナヌー!!?魔天老の影が何か別の存在に変わっていくぜ!!


「その時は、アタチは覇王様の下で
 もっとリッチでセレブでゴージャスで
 優雅な暮らしをさせて貰うッス。」
「その通り。」
その通りしか言えんのか、冥界の番人(本体)!!


「そういう事だったのか。」
南斗!!そこにはオブライエンが全て聞いてきました。
流石は戦場で鍛え抜かれた洞察力だけあります。
「さっき見た時から怪しさ大爆発と思っていたぜ。
 埋服の毒作戦だったとはな。
 お前は確か、上級モンスターの融合素材……。」
ああ、確かスカル・ビショップ!!
覇王の部下五大老の一人!!


スカルビショップ
★  属性   種族  魔法使い族 ATK  2650 DEF 2250
「悪魔の知恵」+「魔天老」


「その通りだよ管理人君。
 覇王様に敗れたクロコダイルダンディーのダチか。」
「今の話を聞かれたとあらば!!」
「落ち着け。我々の正体がバレバレようとどうという事は無い。
 コイツはな、覇王様の前から負け犬の様に逃げ出した
 中村剛太以下の腰抜けUNDER DOGよ!!
 こいつに覇王様に刃向かう度胸が有る訳がナッシング。
「仲間のカタキも討てずにトンズラとは、恥を知るッス。」
ていうか、本体にも喋らせたれよ、盾。


「負け犬は負け犬らしく、
 命が惜しければとっととうせろ。」
「うせるッスよ!…何ッスかそのヤンキーみたいなガン付けは?」
「貴様如きがいくら粋がろうと足掻こうと、
 覇王様の軍勢は圧倒的な力を持って、
 このチンケな町を、いいや……この世界全てを制圧する!!
 ウェーッハッハッハ!!
 貴様の仲間もおバカな犬死をしたものよ!
 自分の力もわきまえず、覇王様に戦いを挑むとはな!!
 どうせ死ぬのなら、もう少し楽しませて貰いたかったかな。」
 『ライフポイント100のミスは黙っててくれよ、視聴者諸君』」


「ジムは、おバカな犬死なんかしていない!!
 信じたんだ!!自分の朋友を!!」
「覇王様が朋友?ウェーハッハッハ!
 負け犬のオーボエだな!!」
................負け犬のオーボエ
...../⌒\......
...ノ)´・ \・`
.(/ (.. ..▼ヽ.
...../ \_人_)..
.../|\ソ ヽ\
./.. ̄L\|∩)
.|..\../\)\\
. \ 〆.. / ..| \\
... |\/ ∧゚..|....\\_
... |....../..\|_....|../
._|_ ノ.. ̄\.. \ レ....ボエ〜〜♪
.|\\__レ....|....|
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.|.. |........|....| |..| |
.\|........|__|_|___|_|
..... ̄ ̄.. |..|..|..|
............. ヽ_ヽヽ_ヽ


「ウヒャヒャヒャヒャヒャ!!」×2
「負け犬だろうと何だろうと、俺はどんな言われ方をされても構わん。
 だがな……だが!!相棒を!!!!!
 ジムの誇りを汚す事は!!!絶対に許さん!!!!!
と、オブライエンはディエルディスクを構えました。
「ほう、俺とデュエろうというのか。
 良かろう。貴様も来週に始末してやる!!」


オースチン・オブライエンは思った…
「この俺がビビデバビデブーだって……?
 少し前…お前の主人覇王に出会って恐怖を植えつけられた時に
 恐怖に対して鍛えられたからな…。
 あの時…覇王に出会った時、
 正直いって覇王という怪物に俺はビビッた…
 足がすくんで体中の毛が逆立ち全身が凍りついた…
 覇王を見て後ろ向きに走っている自分に気づき
 『逃げているんだな』と思うと益々毛が逆立つのがわかった…
 胃がケイレンし 胃液が逆流した ヘドをはく 一歩手前さ!
 俺 は 自 分 を 呪 う !
 逃げ切れた時俺ははホッとしたんだ。
 正直いって心の底から安心したんだ……
 まだまだ生きられるんだ!そう思った。
 しかし……屈辱だ…許せない!
 これ以上の屈辱はない…自分が許せなかった。
 ヤツに精神的に屈した自分を呪った!
 海神の巫女に誘われこの町に来た理由もそれだ!
 二度とあのときの惨めなオブライエンには絶対に戻らないッ!
 スカル・ビショップ、お前と命をかけてデュエるのもそれが動機さ!
 だからこのデュエルでこのオースチン・オブライエンに
 精神的動揺によるプレイミスは決してない、
 と思っていただこうッ!」
「デュエル!!!!」×2



























次回予告

オブライエン
「ジム……どうやら俺にも彗星の尾が見えなくなった様だ。」


「オブライエン……
 君はぼくとは違う道を歩むんだね。」

オブライエン
「俺は、俺の力を信じてくれるみんなの為にも
 覇王と決着をつけなくてはならない。」




「次回『
勝ち残る者が正義!
       覇王vsオブライエン


オブライエン
「エド=フェニックス!カイザー亮!!
 俺は覇王城へ奇襲をかける。
 それが、俺が俺である証明{あかし}だから……。





キャスト(敬称略)
覇王 KENN
オースチン・オブライエン 川本成
丸藤翔 鈴木真仁
丸藤亮 前田剛
エド・フェニックス 石田彰
おジャマイエロー 長浜満里子
スカルビショップ 風間勇刀
番人の盾 チョー
冥界の番人 飯田利信
海神の巫女 荒木香恵
指揮官ゴブリン 松本忍
ゴブリン兵 岩間健児
ゴブリン兵 横田紘一
兵士 岩下政之
ダンシング・フェアリー 江馬ゆかり
ダンシング・フェアリー 釘宮由稀
ダンシング・フェアリー ふくざわるみね


今週の最強カード
海神の巫女
★  属性   種族  水族 ATK  700 DEF 2000
このカードが表側表示でフィールド上に存在する限り、
フィールドは「海」になる。
フィールド魔法カードが存在する場合、この効果は適用されない。


今週のオブライエンは花京院の様に
恐怖を乗り越える事が出来ました。
カッコイイですよオブライエン。

……本来ならこういった役割は
主役がやるもんですがね……。
その主役が覇王化しちまいましたし……。

そして、海神の巫女と踊る妖精萌え萌えッス。
それとは対称的に……翔のアレっぷりも
益々エスカレートしてきました。
正直……翔には擁護のし様がないです。

後、十代が残された課題といえば……
・カイザーの心臓病(死亡フラグ?)
・アモンの行方
・三沢&タニヤの動向
・クロノス、エコーの行方
・ヨハンの生死
・死亡組はどうなるのか?
・ユベル
・覇王とは?
・学園残留組

が残っています。

後、冥界の番人は盾が主人格みたいに喋ってましたが、
もしかすると盾が倒されると本体が
「はっ!!?私は何をしていたんだ?」
と洗脳から解ける……可能性があるかも…知れません。
それはそうと、盾の中の人は長島雄一改めチョーさんですか。
踊る妖精の中の人も三人いる事ですし、
GXは何気に声優が豪華です。

来週は、オブライエンが儀式デッキ使いらしい
スカル・ビショップ対決します。
とは言っても、予告で覇王城に奇襲をかけるって言ってますので、
オブライエンの勝利は確実なのでしょう。
(もっとも、こんな香具師に負けたら覇王には一生勝てないが)

で、来週も意味も無く翔が出てきます。
お前さん、何の為に出てきてルンバ?と問いたくなります。
そして、おジャマイエローは見た!
謎のフード姿の人物を!!?
果たして、敵か味方か!!?既存キャラか新キャラか!!?















では、又来週!!


本陣へ撤退
本陣へ撤退
撤退
撤退