真・闇の会超破落戸的妄想第7作目 アニメ遊戯王5D´sレビュー
真・闇の会サイトマップ

                                            
平成20年 11月 05日 
TURN-032
自由の象徴 ダイダロスブリッジ
当サイト的5秒CM
(注・公式では有りません)
不動遊星
この後は、愛と自由の5D´sだ。」


今週は、サテライトの地割れに掛けられた
いかにも壊れそうな木製のつり橋を
ラリーナーヴブリッツタカのと
雑賀が渡っているところから始まります。


コラァ、揺らすなっちゅーの!
おまいこそ、さっさと渡れ!
「後が閊{つか}えてるぞ。」
この先は、マーカー付きのお尋ね者の巣窟ってか。
セキュリティーですら手を出せない無法地帯……。
ここが噂の離天京一丁目でござい、と。


「成程。マーカー付にとっては、
 格好の離天京って訳だ。」
見てみなよ!アレアレ!
「ほぉ、あれがサテライトの象徴、ダイダロスブリッジか。」
ラリーが指差した先には、
作りかけの海峡ブリッジが有りました。
それと同時にサテライトの危険地帯、
 BARBARIC AREA AFTER DAMAGE
 通称BADの入り口だ。



ラリー一向はクロウの隠れ家のところに来ましたが、
人っ子一人いません。
誰もいない……。
「待ち合わせ場所はここでいいのか?」
間違いない。
まさか遊星とクロウは
 セキュリティーにパクられたんじゃあ……!?

バカ!縁起でもない事言うなよ。

と、そこに遊星とクロウが来ました。

おーい、遊星……あ……
苦労の姿が見えたかと思うと、
あばら家から子供達がわんさか出てきました。


「なんだよおまいら!
 人の顔見りゃお土産お土産って!
 昼間会った時にやっただろうが。
 判った判った。
 お土産はねえけど、
 ニューキングを連れてきたぜ。
 サテライトの英雄・不動遊星だぁ!」


「OHHHHHH!!!」
「知ってるよ!ジャックに勝ったんだって!」
「スッゲー!!モノホンだぁ!キングだキングだぁ!」
と、遊星の周りには子供達が集まってきました。
いやはや、すっかり有名人ですな。


あの餓鬼共どこに隠れてやがったんだ?
 ズーズーしいったらありゃしない。

俺も今のうち遊星の財布貰っとこっかなぁ〜。
 そのうちネトオクで高く売れるかも。

ていうか、ラリー……オメーも餓鬼っしょ。
タカは何気に商売人だな。

どりゃー!!
と、ちょっと欲ッ気を出したタカの尻にに
ラリーがツッコミのキックをかましています。
しかし……蹴りを喰らったタカ……
どう見ても嬉しそうなんですが。


まあ、そういう訳で夜になりました。
クロウが外に出てみると、
子供達が遊星のD・ホイールに
お触りしまくっています。
「おまいら、大事なD・ホイールに
 オイタするんじゃねえぞ。」


遊星達は焚き火を囲んでいます。
タ「その話、本当なのか遊星?
「ああ。家政婦みたいに俺は見た。
 サテライトが滅びる未来を……。
それじゃあ、
 サテライトがそのダークシグナーとか言う連中との
 戦場になるっちゅーのか。



ちょい待ち!
 ゴドウィンみたいな怪しさ大爆発の
 オサーンの言う事なんて信じられるのか?
 遊星の顔にマーカーをつけたヤツなんだぞ。

「真実は判らない。
 だが、右腕のシグナーの痣とスターダストが
 奴らを敵だと認定している。」


「ここが戦場になろうとも、
 俺はブラックバードを駆って
 あいつらを守る。
 あいつらを守ってやれるのは俺だけなんだ。
 遊星、俺も力を貸すぜ!」
「クロウ兄ちゃん!
 あの話しして!」
と、いきなり後ろからポニテガールに
抱きつかれて島根県。


「おまいまたあの話かよ。」
「すっきだなぁ〜。」
「いいじゃない。
 私クロウ兄ちゃんの話好きなんだモン。」
その話とは一体何でしょうか?


「よーし!
 視聴者諸君への説明もかねて
 話してやっか!」


「むか〜しむかし、
 とっても貧しいボンビーな島があったそうな。
 小さな島の人々は、
 その島から出る事を許されず、
 ただただ隣の大きくてゴージャスな
 セレブ満開の島を眺めるばかりだった。」


「それってシティーとサテライトの事だろ。
 昔話でも何でもないぜ。」
「え?そうなの?」
「全くおまいらにゃあ、
 女の子を気遣うデリバリーってもんが
 ねえのかよ。」


それを言うならデリカシーだろ。
「あ、ああ…そうとも言う。」
まるでしんのすけとみさえの
やりとりの様です。
「おかえり〜」
「ただいまでしょ」


ここでサテライトとかシティーとか
実名が出ないのは、
江戸時代に時事ネタが禁止されていたが故に
昔の話に当てはめて
大石内蔵助を大星由良助で出した
「仮名手本・忠臣蔵」みたいなもんですな。
まるで実名を使えずに
そっくりな架空の名前を使っていた
ライセンス取得前の野球ゲームの様です。


「そうさ。
 この話はシティーとサテライトの話だ。
 サテライトを解放しようとした伝説の男のな。
 お前達が生まれるずっと前、
 ちょうどこの場所から
 シティーを見つめ続けていた漢{おとこ}がいた。
 その男は見慣れないD・ホイールに乗って、
 フラリとこの町にやって来た。
 そして来る日も来る日も男はそこに立ち、
 シティーを眺めていた。」
謎の顔がシルエットの
神崎十三みたいな男ですね。


「だがある日それをきっぱりと止めた。
 その男にはやるべき事が見つかったんだ。
 シティーへの架け橋、
 ダイダロスブリッジを作るって仕事がな。」
その男はエンヤコーラと
地面に杭を打ち込む作業に没頭しています。


「元々有ったって訳じゃないいだよね、この橋。」
「でも完成しなかったんだろ。
 意味ないじゃあんか。」
「大体できっこないんだよな。」
「最初はみんなそう思った。
 イカれたパープリンとバカにもした。
 だがしかし!男は諦めなかった。」

善でも悪でも貫き通した信念に
偽りなど何一つ無い

BYキャプテンブラボー


「始めのうちは馬鹿にしていた連中も、
 この男ならやり遂げるかも知れない……
 みんなそう思い始めたんだ。
 シティーから来るゴミをリサイクルするだけの
 エコな日々……。」


最初のうちは遠巻きにしてバカにしていた連中も
徐々に男に共感して土方作業に進んで従事しています。
何も行動せずに「何故理解しないのか」
と他人を責めるより、
自分から率先して行動して模範を示し、
他人の心を動かす不言実行の鏡ですね。


「明日の見えないサテライトの住人にとって、
 いつしかダイダロスブリッジは明日への架け橋……
 希望の橋となっていったんだ。
 だが、それをよしとしない連中が現れた。」
セキュリティーの事ですね、わかります。


「橋の工事は中断させられ、
 男はセキュリティーのお尋ね者となった。
 誰もがやはりダメなんだと諦めた。
 あの男もパクられておしまいだろうと。」


セキュリティー許せねえ!
 ねぇ、それでどうなったの?

ラリーはセキュリティーに対して
悲嘆憤慨していますが、
まあ、そこは大人の事情でしょうな。
差し詰め表向きの罪状は無許可での工事、
それに公共の土地での工事でしょうか。


「男はセキュリティーのしつこいチェイスに
 追い詰められた。
 男の選択は二つに一つ。

2択−一つだけ選びなさい
 答え@生きたまま伝説となる
 答えAセキュリティーにパクられて
    一生牢獄暮らし。現実は非情である。
 
 男の選択んだ道は……
 伝説となる事だった。」
追い詰められた男はD・ホイールで
未完成のダイダロスブリッジを駆け抜けて
太陽をバックに向こう岸にジャンプしました。


「常識にも権力にも縛られない
 花藤龍星みたいなその男は……
 暁に消えた……。
 その日からD・ホイールは自由の象徴となり、
 そして男は伝説となった。」
それでどうなったんだ!?
 その男は助かったのかよぉ?

「男のその後を知る者はいない。
 だが、少なくとも俺の……。」
「ここに生きている!!」×クロウと子供達

と、クロウや子供達は自分の胸に指を当て、
誇らしげに宣言します。
ゴール・D・ロジャーみたいな感じでしょうか?
それとも実は生きていて
遊星の前に立ちはだかるのでしょうか?

俺らも餓鬼の頃には
 よくこの話を聞いたなぁ。

ああ。いつの間にか忘れちまってたけどな。

それでクロウのD・ホイールには
 伝説の男と同じ羽根が生えてるのか〜。

「るせ〜な、どうだっていいだろ。 
 さ、話は終わったぜ。
 お子様はオネムの時間だぜ。」
「おやすみクロウ兄ちゃん。
 後、おまいも寝ろよな。」
うっせぃ!


「サテライトの解放を目指し……
 伝説となった男か。
 そんな骨の有る漢{おとこ}が
 サテライトにいたとはな。
 もしかすると遊星……
 お前のその痣はその男の
 志を継ぐ象徴{しるし}なのかもな。」
雑賀はこの話を知らなさそうです。
どうやら、セキュリティーの方で
情報隠蔽でも有ったのでしょう。


「俺は……そんなガラじゃない。
 もう遅い。俺達も休むとしよう。」
全員オネムの時間で……
と、建物の壁にあの蜘蛛が!!!!
おのれ蜘蛛蜘蛛軍団(仮名)!!
こんなところにまで魔の手を!!


TVの「DOMINI CITY NEWS」では、
「ナスカの地上絵として知られている古代遺跡の一部が、
 観光客の目の前で忽然と消えてしまうという
 事件が起きました。
 目撃者の話です。」


レゲエ風の男
「何しろブッタマゲター。
 カミさんと二人で
 飛行機から地上絵を見物してたんだ〜。」
ボンボンアフロの奥さん
「そしたら、急に蜘蛛の絵がバーッて光りだして……!
 あれま〜と思ったら見る見るうちにぽわ〜んと消えて
 無くなっちゃったのよねぇ。」


レゲエ風の男
「オラァ、思わず叫んじまっただよぉ!
 ナスカの地上絵、無すかー!!なーんちって。」
ボンボンアフロの奥さん
「アッハッハッハッハッハ〜!!」
「消失したナスカの地上絵は、
 蜘蛛・巨人・ハチドリ等が
 確認されていますが、
 その他にも幾つか消失したとの情報が……。 
 いずれにしても、
 なぜ巨大な地上絵が一瞬にして消えてしまったのか……。
 その原因は謎に包まれています。
 今後、この現象が科学的に解明されるまでには、
 まだ時間が掛かりそうです。」
《映像提供 林田平太さん》


そのTVを見ていたのはゴドウィンでした。
「冥府の扉を開き、
 現れし者達が世界に影を落とす……。
 動き始めましたか、ダークシグナー。」


その頃、ジャックやカーリーもこのニュースを見ています。
カーリーはノートパソコンで何かをしています
「ジャック!この地上絵って……
 あの牛尾って人の腕についていた……」


さて、今週の黒尽くめメンズの
悪企み時間の始まりです。
黒尽くめのアジトに蜘蛛が帰還しています。
「やはり来たか。
 まずは一人目、不動遊星……。
 時は満ちた。
 五千年前の赤っ恥青っ恥の
 屈辱を張らず前哨戦……
 最初の供物となって貰おうではないか。」
「ヤツは俺の獲物だ。」
巨人を象った痣を持つ銀髪の男が
立ち上がりました。
「まあよかろう。
 続きはCMの後で。」

当サイト的
アイキャッチセリフ前編

(注・公式では有りません)
ナーヴ・ブリッツ・タカ・ラリー

「俺達脇役軍団もよろしく!」




当サイト的
アイキャッチセリフ後編

(注・公式では有りません)
レクス=ゴドウィン
「そろそろストーリーも架橋に移ってきましたね。」

場所は再び遊星サイドに移ります。
遊星は仲間達にナイショで
一人で旅立とうとします。
気付かれない様にD・ホイールも手押しです。
あ、何気にナーヴがバンダナを解いてますので
頭髪が描かれています。
……茶髪の短髪ですね。

「一人で行くってのか?
 相変わらずだな。
 水臭ぇぞ遊星。」
そこにはクロウがいました。
「これは俺の戦いだ。
 お前達には関係が無い。
 この戦いに巻き込みたく無いんだ。」
「ちょっと松たか子!!
 俺じゃあ力になれねえってのか!?」
「お前は理解ってないんだ!
 ダークシグナーとの戦いが
 文字通りの命懸けだって事を。
 スリルを求めるだけの
 ライディング・デュエルとは訳が違う。
 ヤツらとのデュエルは
 文字通りの命を削る戦い。
 あれは正に、魂をかけた戦いなんだ!
 その結果は……
 あるいは……死。」
「ケッ……
 糞マジメなお前がそういうなら、
 本当にそうなんだろうな。
 だが俺も、餓鬼共を命懸けで守る!
 そう誓った!」
「思いは一緒……という事か。
 覚悟してついて来いよ。」
「ヘッ、なめんなよ!
 道案内すんのは、俺の方だぜぃ!」
と、二人は拳を軽く合わせ、
誓いを確認しました。

場所は変わって
遊星とクロウが爆走しています。
「旧モーメントだと!?
BADの最深部だぜ!」
「そうだ!
 そこにヤツラがいるはずだ!」
「ど真ん中の本丸から攻めるって訳かぁ!
 面白れぇ!こっちだぜ遊星!!」



遊星がいなーい!!
その頃ラリー達は遊星の不在に気付きました。
クロウのD・ホイールも無いぞ。
あいつら、いっちまったのかよ!!
探しに行こう!
よし!
 雑賀さん!アンタはあいつらが戻ってた時の為に、
 ここに残っておいてくれ!
 俺達は手分けして捜すぞ!

「ああ。」
応!!」「応!!」「応!!


「ねぇ、クロウ兄ちゃんいなくなっちゃったのぉ?」
「心配いらねえよ。すぐに帰って来るさ。」



その頃、D・ホイールを駆る遊星とクロウの周りには
霧が出てきました。
それを上から見下ろす巨人の痣を持つ男は
痣を光らせて遊星を誘います。
「そうだ……!
 シグナーと我らダークシグナーとの
 全面ガチ戦争の始まりだぁ!!」


同時刻、遊星と同じく
ジャックと龍可とアキの
痣も共鳴しています。
アキは何かが始まろうとしている事に
薄々感づいています。


そして、カーリー宅のジャックのところの
電話が鳴りました。
「はいはいは〜い、
 美人のカーリーさんですよぉ。
 ていうか、今真夜中の3時なんだからぁ!!」
「アトラス様と代わって頂けますか?」
「俺だ。何の用ジャラホイ?」


「長官の命令により、
 只今アトラス様を不動遊星の元に
 強制連行します。
 窓をお開け下さい。」
「はいはい、開けますよって……
 E〜〜〜〜〜!!?」


カーリーが窓を開けると
狭霧ちゃんが乗ったヘリがありました。
2階の窓からぽわっとぽわっと
(ヘリに乗って)インチキ姐さん登場
ですか?

「何なのよコレ〜?
 近所迷惑じゃないの〜。」
「お迎えにあがりました。」

という訳で元金は拉致られました。


「ねぇねぇ、一体何が起こってるの?」
「遊星がダークシグナーと戦っている。」
「ゲーッ!!あのダークシグナーと?
 ていうか、どうしてそんな事がわかるの?
 大体ジャックと遊星ってどんな関係?」
「妄想腐女子には関係の無いことだ。」


「な……なんで…
 何で貴女が一緒に乗ってるのよぉ!!?
 関係者以外お断りよ!!」
「ソッチこそ何よ!!
 夜中の三時にいきなりヘリで押しかけられて
 安眠妨害されたんだから
 ついてくるくらいいいでしょーが!!
 悔しかったら公式HPの主要人物に
 名前を連ねてみなさい!」


「ていうか、あんた一体
 アトラス様のナンなの!?」
「え、そりゃあ〜、
 あたしはジャックのごにょごにょだしぃ〜
 一緒に暮らしてごにょごにょだしぃ〜
 みたいな〜。」
「あ〜、腐女子的妄想は話さなくていいから。
 ミスティと百合ってればいいのに。」
「え〜、聞いてよ〜。」


「ともかく、深夜の無礼な訪問をお許し下さい。
 キング……」
「今の俺はキングではない!!!」
「も…申し訳有りません、アトラス様……!」
『相変わらず七面倒くさい人だなぁ。』


どうやらジャックは一からやり直す気満々だそうで。
カーリーも狭霧ちゃんも七面倒くさい人と一緒になって
ご苦労な事で。
『ん……待てよ。もしかしてジャックの扱い方って……』
カーリー は ジャック の 
あつかいかた を おぼえた



「でもアレよねぇ、遊星って子は
 キングって柄じゃないわよね。
 大体サテライト出身のD・ホイーラーが
 いきなりキングだ何ておかしーんだから。」
カーリーの挑発伝説でしょうか?
ジャックはどうでる!?


「おまけにマーカーまでついてるし、
 あんなのがニューキングだ何て黒猫…」
「お前は何も理解っていない!!!!!」
お、早速掛かりましたね挑発伝説。


「遊星と言う漢{おとこ}は!!」
『お、乗ってきた乗ってきた〜。』
「あいつは元々サテライト生まれではない!
 あいつはシティーの、
 それもトップスの生まれなのだ!!
「はえ?」


ちょ、元金今なんて!!?
こりゃあトンデモねえ情報を聞いたぜ!!
「あいつの両親は、
 海馬コーポレーションモーメント開発局、
 MIDSの開発員で、
 今のモーメント技術の基礎を築いた者なのだ!」
成程、2期のOPのサビに出てきた
モノクロのシーンの遊星に似た髪型の科学者は
遊星のオヤジさんだったという訳ですな。


「うっそー!!
 棚から牡丹餅で
 すっげー事聞いちゃったんだから〜!
 で、でも結局サテライト送りになったって事は、
 何か悪い事でもしたの?」
察しますに、何かマズイ情報でも知ったのか、
それとも蜥蜴の尻尾きりにあったのかの
どちらでしょう。
あ、背景のビルににミスティのポスターが
ででーんと貼ってあります。
IT,S PERFECT STYLE
だそうで。


「ゼロリバース。
 腐女子でも聞いた事くらいあるだろう?」
「あ…アトラス様、そのお話は……」
「え?それって確か……
 十七年前の大地殻変動の事?」
「そうだ。
 それまで地続きだったシティーとサテライトが
 それが切っ掛けで切り離され、
 今の様な形状{かたち}になった。」
「そのゼロリバースと不動遊星が、
 何か関係してるの?」


「私から話すわ。
 あれは自然災害などではなく、
 バシュタールの惨劇の様な事故だったのよ。」
「え〜!!またまたマンガみたいな蝶展開を……
 そんな事、どこの教科書にも書いてなかったんだから〜。」
いやカーリーよ、
教科書に書いてある事が全てだとは限りませんよ。
今の日本の教科書だって日教組の悪影響が……
まあ、それは関係有りませんので、
その話はここまでにしておきましょう。


「現在のモーメントの母体となった、
 旧モーメントとの暴走こそが原因。
 そして、その開発の責任者が
 不動遊星のご両親だったの。」
地割れで地が割け、
津波がビル軍を襲うイメージが流れてきました。


「あれが事故だったなんて……
 世界中の人が嘘を教えられてたって訳!?」
「MIDSは事実を徹底的に隠蔽したわ。
 そもそも人智を超越えた力、
 自然災害の方が納得も行くでしょう。」
「開発責任者である遊星の両親は、
 その事故で命を落とした。
 そして生まれたばかりの遊星は、
 施設に預けられる事になる。」
「こ、この話が事実なら、
 大スクープじゃない!!」


いや、鼻息荒くしているところ悪いんですが、
一介の平ジャーナリスト如きに
どうにか出来るレベルの話じゃないですよ。


「ふ、書きたければ書け。
 世間が信じるかどうかはわからんがな。
 それに上で管理人が言っているだろ。」
「この事はMIDSによって、
 完璧に情報操作、口封じされているのよ。
 上で管理人が言っている通り、
 誰も相手にしてくれないどころか、
 サテライト送りが関の山ね。」
いいや、むしろ物理的に消される可能性の方が高いでしょう。


「あっはっは〜。判ってる判ってるって〜。
 『セーフ!危うく物理的に人生がゲームオーバーに
  なるところだったんだからぁ〜。』」


その頃、銀髪のダークシグナーは、
遊星を待っていました。
遊星も近くにそいつがいる事を感づいています。

その遊星とクロウに
カード手裏剣でブラッド・ヴォルスが
投げ込まれました。
「またブラッド。ヴォルスが犠牲になったのか……。
 不憫なヤツだ。」

ブラッド・ヴォルス
★  属性   種族  獣戦士族 ATK  1900 DEF 1200
悪行の限りを尽くし、それを喜びとしている魔獣人。
手にした斧は常に血塗られている。


「やぁ遊星。
 クロウも一緒か。」
ナヌー!!?
このダークシグナー野郎、
遊星はともかくクロウの事まで知っているのか!!?


「俺がどれ程この時を待ったか、
 お前達には理解るまい。」
「何故俺達の名を!!?」
「俺の事を忘れたか!?
 冷たい香具師め!!」
と、銀髪ダクシグはマントを取りました。


「お、お前は鬼柳!!」
「鬼柳京介!!生きていたのか!!」
遊星達と鬼柳という男の関係は一体!!?
ていうか、白目が黒になってるし。
何気にマーカー付きだし。


「遊星、俺はお前のお陰で地獄を見てきた。
 貴様にはこの恨みを、
 嫌と言う程味あわせちゃるもんねー!!]


「地獄だか時刻だが何だかしんねえが、
 それは遊星に対するお前の逆恨みンゴってやつだぜ!!!」
「鬼柳、お前がダークシグナーだと!?
 お前が、サテライトを滅ぼす者だというのか!!?」
「お前の知っている俺とどう違うのか、
 確かめてみるか!!?」
鬼柳がD・ホイールで乗り出した瞬間、
遊星達の周りに闇のデュエル専用の
逃亡防止ワールド付き道路が形成されました。


「来週、ここで貴様との因縁の決着をつけてやる!
 これがシグナーとダークシグナーの決戦の舞台だ!!」
ヘリの中のジャックは
サテライトに巨人の地上絵が光っているのを見ました。
おそらくこれが上記の道路なのでしょう。










次回予告
遊星
「何だこの炎は!?地上絵!!?
 これが五千年前の古の戦い!!?」


遊星
「次回遊戯王ファイブディーズ
 『
復讐の業火!
 
かつての友 鬼柳京介

 ライディングデュエル、アクセラレーション!!」





キャスト(敬称略)
不動遊星 宮下雄也
ジャック・アトラス 星野貴紀
十六夜アキ 木下あゆ美
龍亞 堀内愛
龍可 寺崎裕香
レクス・ゴドウィン 小手伸也
ナーヴ 藤田憲右
タカ 大村朋宏
ラリー 伊藤実華
ブリッツ 平野貴裕
カーリー渚 チャン・リー・メイ
クロウ 浅沼晋太郎
ルドガー 武虎
鬼柳京介 小野友樹
雑賀 木内秀信
狭霧深影 相橋愛子
子供 豊田泰恵
子供 ふくざわるみね
子供 福田日里
子供 藤田麻衣
横田紘一


当サイト的
今週の最強カード

(注・公式では有りません)
ブラッド・ヴォルス
★  属性   種族  獣戦士族 ATK  1900 DEF 1200
悪行の限りを尽くし、それを喜びとしている魔獣人。
手にした斧は常に血塗られている。


今週は、サテライトの地割れに掛けられた
いかにも壊れそうな木製のつり橋を
ラリー達や雑賀が渡っているところから始まります。


橋の先にはマーカー付きのお尋ね者の集落があります。
サテライトの象徴、ダイダロスブリッジが有り、
同時にBARBARIC AREA AFTER DAMAGE、
通称BADと呼ばれるサテライトの危険地帯で、
セキュリティーですら手を出せない
デンジャラスゾーンです。


ラリー達がクロウの隠れ家に着きましたが、
人っ子一人いません。
ところが、遊星とクロウが帰って来た途端に
周りから子供達が現れました。


ニューキングである遊星は
子供達からヒーローとして見られています。
いやはや、すっかり有名人ですな。
タカはそれを見て
遊星の所持品がネトオクで高く売れるかも、
という欲を出しています。


と、ちょっと欲ッ気を出したタカの尻にに
ラリーがツッコミのキックをかましています。
しかし……蹴りを喰らったタカ……
どう見ても嬉しそうなんですが。


遊星は仲間達にサテライトが滅びる未来を見た事、
サテライトがダークシグナーと言う連中との決戦の
戦場になると言う事を説明します。
と、ここでクロウは子供達にせがまれ。
ある伝説の男の話をします。


今よりずっと前、
ちょうどこの場所から
シティーを見つめ続けていた
漢{おとこ}がいました。
その男は見慣れないD・ホイールに乗って、
フラリとこの町にやって来て、
そして来る日も来る日も男はそこに立ち、
シティーを眺めていました。


だがある日それをきっぱりと止めました。
その男にはやるべき事を見つけたからです。
シティーへの架け橋、
ダイダロスブリッジを作るという仕事を。
その男はエンヤコーラと
地面に杭を打ち込む作業に没頭しています。
最初は住人達はイカれたパープリンと
馬鹿にもしましたが。
諦めずに苔の一念で作業を続ける男に
最初のうちは遠巻きにしてバカにしていた連中も
「この男ならやり遂げるかも知れない……」
と徐々に男に共感して
土方作業に進んで従事しています。
何も行動せずに「何故理解しないのか」
と他人を責めるより、
自分から率先して行動して模範を示し、
他人の心を動かす不言実行の鏡ですね。


明日の見えないサテライトの住人にとって、
いつしかダイダロスブリッジは明日への架け橋……
希望の橋となっていきました
だが、それをよしとしないセキュリティーにより
工事は共生的に中断させられ、
男はセキュリティーのお尋ね者になりました。
あの男もパクられてお仕舞いだろうと
みんな諦めかけました。


セキュリティーに追い詰められた男は……
2択−一つだけ選びなさい
 答え@生きたまま伝説となる
 答えAセキュリティーにパクられて
    一生牢獄暮らし。現実は非情である。

男の選択んだ道は……伝説となる事でした。


追い詰められた男はD・ホイールで
未完成のダイダロスブリッジを駆け抜けて
太陽をバックに向こう岸にジャンプしました。


常識にも権力にも縛られない
花藤龍星みたいなその男は……暁に消えました。
その日からD・ホイールは自由の象徴となり、
そして男は伝説となりましたとさ。
男のその後を知る者はいませんが、
クロウや子供達の胸には熱く生き続けています。


ゴール・D・ロジャーみたいな感じでしょうか?
それとも実は生きていて
遊星の前に立ちはだかるのでしょうか?
しかし、クロウの隠れ家にも
例の蜘蛛が現れました。


TVの「DOMINI CITY NEWS」では、
「ナスカの地上絵として知られている古代遺跡の一部が、
 観光客の目の前で忽然と消えてしまう」
 事件を報道していました。
レゲエ風の男とその奥さんである
ボンボンアフロの女が目撃者だそうです。


そのニュースをジャックヤゴドウィンが
それぞれ見ています。
今週の尽くめメンズの動きは、
巨人を象った痣を持つ銀髪の男が
出陣する様です。


その頃遊星は、
遊星は仲間達にナイショで
一人で旅立とうとします。
気付かれない様にD・ホイールも手押しです。


そこにクロウが現れ、
加勢を申し出ますが、
遊星は今までのデュエルとは違う
命を懸けたデュエルであり、
お前達をそんな危険なデュエルに
巻き込みたくないと言いますが、
クロウは子供達を命懸けで守ると言う誓いを守る為に
飽くまでも助力を申し出ます。


という訳でクロウとタッグを組む事になった遊星は
BADの最深部である旧モーメント、
つまり敵の本丸から攻め込むプランを立てます。
遊星がナイショで抜け駆けをしたと
知ったラリー達は遊星とクロウを
手分けして捜す事になりました。


その頃、D・ホイールを駆る遊星とクロウの周りには
霧が出てきました。
それを上から見下ろす巨人の痣を持つ男は
痣を光らせて遊星を誘います。


同時刻、遊星と同じく
ジャックと龍可とアキの痣も共鳴しています。
アキは何かが始まろうとしている事に
薄々感づいています。


その頃、カーリーのアパートには
狭霧ちゃんが事前アポ無しに
ヘリでジャックを迎えに来ました。
どうやらゴドウィンの意向で
遊星の元に行かせるとの事です。
しかし……ヘリで迎えに来るとは
近所迷惑でんな。

遊星がダークシグナーと戦っていて、
それでジャックを参戦させようとの
思惑だそうです。
ついでに狭霧ちゃんとカーリーは
カリカリな感じになっています。


カーリーはジャックを挑発して
情報を得ようとしますが、


@遊星は元々サテライトの出身ではなく
 シティーのトップス出身
@遊星の両親はモーメント開発局
 MIDSの責任者
@ゼロリバースが実は公式発表の
 自然災害などではなく、
 現在のモーメントの母体となった
 旧モーメントとの暴走こそが原因
@遊星の両親はその事故で死亡 
@ゼロリバースの真実はMIDSの手によって
 徹底的に隠蔽され、
 教科書にも自然災害として表記されている


と、カーリー自身でも予想だにしなかった
とんでもない重要な情報をゲットしました。


カーリーは大スクープと
鼻息を荒くしていますが、
一介の平ジャーナリスト如きに
どうにか出来るレベルの話ではナッシング。
MIDSによって完全に情報隠蔽・口封じされてますので、
誰も相手にしてくれないどころか、
サテライト送りが関の山……
いいや、むしろ物理的に消される
可能性の方が高いでしょう。


その頃、銀髪のダークシグナーは
ブラッド・ヴォルスをカード手裏剣として
遊星に投げつけて
遊星への挑戦状としました。


どうやらこの男は
遊星とクロウの旧知であり、
名前は鬼柳京介で、
何故か判りませんが遊星を恨んでいて、
リベンジ復讐に燃えています。


「来週、ここで貴様との因縁の決着をつけてやる!
 これがシグナーとダークシグナーの決戦の舞台だ!!」


来週では、
鬼柳と遊星との闇のライディングデュエルが
始まります。
勿論痣が光っています。


回想編では、
綺麗な鬼柳が遊星とジャックとクロウと
皮ジャン姿で何やらミーティングを
始めています。
この絆が崩れてしまう事件でも
起きるのでしょうか?
















では、又来週!!


本陣へ撤退
本陣へ撤退
撤退
撤退