真・闇の会超破落戸的妄想第五作目 アニメ武装錬金レビュー
真・闇の会サイトマップ

                                            
平成19年 02月 07日
第 十九話  君さえ守れれば
前回のあらすじ
ヴィクター化を防ぐ為に、
カズキは斗貴子、そして剛太と共に
斗貴子が黒い核鉄を手に入れた
ニュートンアップル女学院へと向かった。
一方錬金戦団本部では、
カズキを追う再殺部隊と同時に、
ヴィクター討伐部隊が編成されていた。
再殺部隊:火渡・根来・戦部、彼らの前に、
同じくカズキを追うパピヨンが現れた。
カズキの行き先を知る為、
戦部と戦うパピヨン。
そしてカズキ達は……
とうとう火渡と根来に追い付かれてしまうのだった。



今週は、以上のカードから放送が始まります。
・戦部vsパピヨン
・火渡&根来vsカズキ逃避行一行


いきなり火渡が自分とカズキ一行の周りに
炎のリングを作り、逃走出来ない様にしました。
クレバーな野郎ですね。
どりゃああああああ!!!!
いきなり火渡ファイヤー波動拳{仮}かよ!!
山の背景の場面からも火柱が見える程強力だぁ!!!!


一方、戦部は蝶再生能力で
パピヨンをピンピンチに追い詰めます。
「おみゃーも中々やるでねーの。
 だが、疲労感は拭えない様だな。
 リポビタンDでも百本一気飲みするかい?
 最早俺の渇望みは更なる強さ。
 ホムンクルス以上のすっげえ存在とのバトル。
 そろそろ決着りを付けるぞ!!」
「理解ってないなぁ。
 その槍の弱点は既にお見通しヨン。
 俺は天才だからな。」
「この激戦に弱点など皆無!!
 高速自動修復は無敵無敗!!!!
その強さから察するに説得力が有るけど、
戦士ふるちんじゃあなぁ……。
と、再びスプラッター爆破だぁ!!
しかし、再び自動修復するぞ!!


「高速で自動っちゅー事はつまり、
 速度もタイミングも自分ではコントロール不能。
 何が有ろうと、その場で修復を開始する。
 だから……こうやって……
 異物を簡単にはさんで、修復失敗ぱ〜い。」

いくさべ は パピ の な か に い る
パピヨンが戦部の修復予定の場所に腕を置いた為、
ウィザードリィのワープ失敗で石の中にいる状態みたく、
戦部の一部分にパピヨンが同化しています。
「ホムンクルス以上の存在とバトりたい?
 帰りに機嫌がよければバトルってやるよ。
 それまでにもう少し力を蓄えておけ。ポチッとな。」

と、爆破しました。
ぎゃっふんだあああ!!!!
「やったなパッピー!!
 ていうか、ダイジョーブかよ!!」
蝶〜ダイジョーブイ!!
 蝶野攻爵時代にウィザードリィを
 今まで喰ったパンの数程プレイしてきているんでね、
 今になってそれで助かるとは思わなかったよ。」


「ポーズとってヨユーブッコイてる場合かよ!!
 あのストリートキング筋肉オヤジ、
 また修復っちまうぞ!!」
「平気さ。要の槍は無傷だが、
 こうして本人の手から離れて俺の杖となっているから
 流石に高速自動修復も出来ない訳。
 つまり槍が破損の事実を認識出来ていないのさ。
 破壊われていると判別らない限り修復は出来ない。
 つまり……PAPYON WIN
「ははは……まさか、相打ち覚悟で仕掛けるとはな……。」
「相打ち?冗談ぢゃない。
 どんな事をしても、俺は武藤カズキの処に辿り着く。
「それ程の存在か、その漢{おとこ}は?」
「まーね。さ、約束通り武藤カズキの
 行き先をレクチャーして貰おうか。」
「ニュートンアップル女学院。ヤツラはそこに向かっている。
 だが、もう手遅れだろう。
 もう火渡と根来が始末を付けているはずだ。
 バタンキュー。」
あ、バタンキューしちまったよ。


「という訳でだドラちゃんもどきの主人格様、
 その秘密の花園・女学院をサーチ汁。
 武藤カズキはそんなに簡単に死ぬ漢じゃない。」
と、激戦を戦部に返してカズキの後を追います。


そのカズキはといいますと……
「火力が強すぎるのも考えもの……
 これでは王大人の死亡確認が……」
「うるせーやかましー。
 あいつらみてえにゴキブリ並のしぶとさを持つ奴は
 一気に片をつけるに限る。」
ナヌー!!!!カズキ一行は跡形も無く焼殺されちまったのか!!!!
「俺は帰るぜ。アニメの再放送を録画しなきゃなんねえんだ。
 奴等の核鉄はお前が探しとけ。」
いーかげんなやっちゃなオイ!!
それじゃあ、ブラボーの事いえねえぞ!!


一方、千歳率いる第二部隊は飛行機で移動中です。
「誰なんだいアイツ?」
「キレイな顔してるじゃなーい。
 結構好み……ん〜、CHU」
円山一味は一味に加わった秋水を見て批評に興じている様です。
自分はオカマに投げキッスされても嬉しくないッス。
また「投げキッス」が『嘆きッス』に……もうイヤ……。


「早坂秋水。つい最近までLXEの信奉者でした。」
「ふ〜ん、使える香具師なのかに?」
心配するな犬飼。お前さんよりははるかに使えるさ。


ここで回想が入ります。
何と、秋水は核鉄なしで滝の前の巨大岩を
日本刀で真っ二つにして島根県。
「ヴィクター?」
「ええ。現在の私達の最重要任務……
 ヴィクター捜索から討伐……。
 貴方の力が是非必要です。」
「武藤は……そこには武藤はいるんですか?」
「……!!…いいえ。」
カズキの事を聞かれて、千歳さんは一瞬ためらった後
否、の返事を出します。
ていうか、ヴィクター討伐って何よ!!?
そんな話原作にはないっぴ!!


という訳で、回想は終了します。
『ウィーン、ウィーン、ウィーン、
 ヴィクターハケーンヴィクターハケーン
「どうやら見つけた様ね。」
見つけるの早いねぇ。
「来たか……錬金の噛ませ犬要員!!」
どうやら、先方も気付いている様です。


場所は変わって女学院です。
斗貴子さんが目を覚ますと、
目の前に剛太がいますた。
「良かった!!気が付いた!!」
「……カズキは!!?カズキはどこだ!!?」
ひょんげ〜!!
剛太……咄嗟の反応とはいえ、
突き飛ばしを喰らっちまいましたよ……。
剛太はブルー入っています。
斗貴子さん……罪な女{ヒト}だ。


「アイツは……見当たりません。
 俺達、バラバラに吹っ飛ばされたみたいッス。」
「再殺部隊より先にカズキを捜索すぞ!!
 こんなところでダラダラってられない!!
 ッッ……!!」
しかし、斗貴子さんは溜まりに溜まったダメージで
膝を突いてしまいました。


「センパイ、あいつの心配の前に、
 自分の心配をして下さい。
 火渡戦士長の攻撃をモロ喰らって
 生きているのが不思議なくらいですよ。」
「行くぞ!!」
それでも尚前に進もうとする斗貴子さんを、
剛太は哀しげな目で見つめています。
「生きていたのか、貴様ら。」


ん?この声はニンジャマニアの根来!!
「ヴィクター3はどこだ?
 奴も生きているんだろう?
 本来の標的{ターゲット}とは違うが、
 貴様らを始末するのも任務内容に含まれている。」
まあ、斗貴子さんもカズキの居場所は
わからないんですがね。
ていうか……何斗貴子さんの下から出とんじゃ
このエロ忍者ぁ!!パン2○見え!!
じゃなくて斗貴子さんが大ピンチ!!
この続きはCMの後で!!




「斗貴子さーん!!剛太ー!!
 一体何処にいるんジャホイ!!?」
どこか遠くに吹っ飛ばされたカズキは
斗貴子さんと剛太と合流しようと
学院の山の庭を駆け回っています。


その斗貴子さんは、追っ手の根来に斬り付けられ、
何とかかわしましたが、スカートの端がちょっと切られますた。
「この出歯亀ヤロー!!!!」
斗貴子さんのパンツを覗く形で地面から現れ、
尚且つ斬り付けた出歯亀根来に剛太の怒りは爆発だぁ!!
しかし、出歯亀男は剛太のギアを交わすと、
再び地面に溶け込む様に潜り込んだ!!
武装錬金の特性か!!?


「大丈夫ッスかセンパイ!!?」
「私に構うな!!また来るぞ!!」
「チワーーッス。お前らのお命ちゃぶ台!!」
地面からジョーズの如く現れ、そして斬り付けたかと思うと、
木に溶け込む様に潜り込み、剛太のモーターギアを回避!!
そして後ろに又現れたぜぇ!!!!


「どこ狙っとんじゃいトーシロ。
 それで錬金戦団恒例忘年会・温泉旅行の
 射的大会の優勝を狙うつもりか?
 これは忍者刀の武装錬金、シークレット・トレイル。
 ちなみにシークレット・トイレではない。
 この刀で斬れるモノ全てが私の抜け道となる。」
「大丈夫か剛太!?」
「大丈夫ッス。ここは俺がタイマンで仕留めます。」
「傷ネーチャンを庇うか。よかろう。こちらとしても
 獲物は各個撃破した方が殺り易いから好都合というもの。」


と、根来が消えたのをゴング代わりに、
剛太と根来のタイマンデスマッチの開始だぁ!!!!
『クソッタレ!!一旦潜ると一切気配が読めない。
 読めないといっても漢字を読めないんじゃないぜ。
 考えろ!!どこから攻めて来る……
 あの特性なら、馬鹿正直に正面から斬り込む事は皆無。
 さっきの様に十中八九死角を狙って来るのは必定!!
 後ろか……下か……それとも……上か!!!!
 モーターギア・ナックルバスターモード!!
「違う剛太!!よく見ろ!!」
剛太は奇襲の常套手段、上から攻めてくると踏んでいましたが、
落ちてきたのは……何とひのきのぼう!!!!
空蝉の術か!!!!


「ブッブー、残念でしたー。バツゲームとして
 傷ネーチャンのお命ちゃぶ台!!」
ああ!!斗貴子さん、後ろ後ろ!!!!
剛太は咄嗟に剛太ックル(仮)で斗貴子さんを
出歯亀根来の兇刃から護ります!!
ていうか、吹っ飛ばされた斗貴子さんのポーズが
手の形がX字になっていて、
まるで白鳥の湖のダンサーみたいッス。


「中々良い反応を見せる。」
「待たんかい!!よし、マフラーを掴ん……
 うわぢゃーーーーー!!!!
「生憎だが、この抜け道は私専用のビップ通路。
 他人は無論、小石一つであろうと
 この道に入る事は罷りならぬ。」
根来のマフラーを掴んだ剛太ですが、
抜け道は根来専用の特別ビップ通路なので、
マフラーの一部を千切り獲っただけで
ズラカラれて島根県。


ファックヤロウ!!!
 待てよ……小石一つって事は……
 何でヤロウはストリートキングにならずに
 服ごとビップ通路を通れるんだ……?
 本人の持ち物は、特別扱いなのか?
 それとも……あっ!!」
ん?剛太はマフラーをニギニギして
何かハケーンした様です。一体何を!!?


「オイコラ出歯亀ファックヤロウ!!
 お前最初からセンパイだけを狙ってただろう!!
「当たり前田のクラッカー。
 お前は傷ネーチャンを庇い、私と戦闘かうと宣言した。
 私はその意思を尊重するとは言ったが、
 その流儀に従うといった覚えはナッシング。
 戦闘に於いて、最優先の任務は勝利、
 YOU WIN ただ一つ。
 その為なら、一切手段は選ばん!!
 北斗三男曰く、勝てばいいんだ!!だ。」


「お前は二度もセンパイを狙った。
 今後はお前のジャギイズム流儀に従うし、
 一切容赦はしねえ!!カモン!!!
 次に姿を現した時が
 YOU LOSEだ!!」
と、二度も斗貴子さんを狙い、
ジャギイズム全開の根来に対し、
剛太もそのジャギイズム流儀に則って
容赦はしない宣言だ!!!!


場所は変わってヴィクターvs討伐隊です。
いくわよぉおおおおお!!!!
 風船爆弾{フローティングマイン}の武装錬金、
 バブルケイジ!!!!」
ぶつかる毎に身長が10cm削られる円山武装錬金が
ヴィクター目掛けて大量に突進だぁ!!!!
「やかましい風船だ。ムン!!」


言っている側から鷲掴みにしくさったよ!!
ぼん・ぼん・ぼぼぼん
ミニマム化したヴィクターの出来上がりか!!?
ん?全然変わってねえじゃあんか!!
周りの風船爆弾が増えただけぢゃん!!
「バブルケイジは爆発する程数が鼠算式に増殖し、
 空間を圧迫していく。
 はぐれ刑事でも前田慶次でもないわよ。」
「要するに……原作と特性が違うのは
 美少女戦士斗貴子のすぽんぽーんはマズイ、
 とのテレ東規制という訳か。」
「その通り。圧力団体の武装錬金、P丁英{クレーミング・マザーズ}には
 流石の貴方も勝ち目は無いものねぇ。
 今よぉお、犬飼ぁい!!」

ピー!!
「行け、軍用犬{ミリタリードッグ}の武装錬金、キラーレイビーズ!!
犬飼が犬笛を吹くと、
どこからか鋼鉄の軍用犬が二匹現れ、
ヴィクターの足元に噛み付いたぜぇ!!
そして、バブルケイジが一気に爆発!!
その煙が晴れたと思ったら秋水が現れた!!
急造チームにしては中々のコンビネーションだぜ!!
「日本刀の武装錬金、ソードサムライ]!!!!」
初めは指と体術でいなしていましたが、
斬撃が腹にクリーンヒット!!


「やるぢゃなぁい、あの子。」
「いや、まだだ。」
「深追いは禁物、ここは一旦戦略的後退します。」
まあ、あのヴィクターが一撃程度でダメージを負うとは
考えられませんし。
「関係ないね、イケるところまでイこうじゃないか。」
「この人数じゃあ、ヴィクターだって……。」


「負け犬めが……微温い!!
あ、軍用犬×2があっという間にオシャカ{スクラップ}だぁ!!
まあ、原作でも火渡に負け犬・
アンダードッグ呼ばわりされていましたしね。
「戦斧{グレートアックス}の武装錬金、
 フェイタルアトラクション!!
これは一体!!?ヴィクターの周りが
超重力で陥没し始めたぜぃ!!!!
「な、ナンジャラホイ、これわ!!?」
「立って……いられない……!!
 重力……操作……!!?」
「錬金の戦士は……
 全てあの世で重力ダイエットするがいい!!」
やべえよ!!全員アジの開きになっちまう!!


ガスマスクの武装錬金、エアリアル・オペレーター!!
「臭いぞ。カトチャンぺかおまいわ!!」
おお!!毒島たんの武装錬金が発動し、ヴィクターを煙に巻いたぜ!!
相変わらずプレデターがかった声だぜ!!
皆さん、今のうちに!!
と、ヴィクターの視界を防ぎ、時間を稼ぐのが狙いの様です。
その隙に、千歳さんは犬飼、円山とヘルメスドライブで
サルベージしていきます。


「小賢しい。すかしっ屁が効くか!!」
ああ!!ヴィクターの蝶放屁、じゃなくて蝶闘気の奔流で
ガスが吹き飛ばされちまったぜ!!
毒島たんがアジの開きになっちまう!!!
きゃあああああああ!!!!
「ちょい待ち!!……早く行け!!」
しかし、秋水がフェイタルアトラクションの一撃を止めました。
この一撃は、あのカズキのサンライト・ハートが
一撃でスクラップになった一撃!
それを受け止めるとは、やるな秋水!!
その隙に千歳さんは毒島たんをサルベージします。


「毒島たんを殺ったら、全国一千万の毒島たんファンから
 蝶ブーイングがやってくるぞ!!」
「そうか。じゃあ、お前なら無問題だな。どりゃ!!!!
やっぱり、と言いますか、一撃を受け止めたのが精一杯、
秋水は後ろに吹き飛ばされてしまいました。
しかし、吹き飛ばされて間合いが離れたのが幸いして、
千歳さんは最後の一人、秋水のサルベージに成功しました。


「逃げたか……。まあ、アニメオリジナルの展開だ。
 原作と食い違っては困るからここは大人の事情で
 大人しくするとしよう。」


逃走した討伐体は飛行機の中で
ヒーコラヒーコラバヒンバヒン状態です。
「秋水クン、やはり貴方を連れて来たのは正解でした。
 あのままだったら、全滅も有り得たわ。」
「あの力……並の戦士では何人束になっても敵わない……。」
「ええ、そうね。特に、
 あの重力操作の出来る武装錬気は非常に脅威…。
 でも、次はレーダーの武装錬金、ヘルメスドライブが
 ヴィクターの反応をキャッチ出来たから、
 今度はこちらから向かっていける。」
流石は千歳さん、転んでも只では起きません。
これで次は戦略が立てられる!!


場所は変わって、カズキ追跡中のパピヨン&御前です。
パピヨンは疲れ切っているのか、
空を自由に飛びたいな、ではなく走っています。
「なぁパッピー、ホントにこっちでいーのかよ。
 ニュートンアップル女学院たって、
 カズキン達がちゃんと辿り着いている保障はナッシングだぜ。
 大体ってゆーか、さっきの戦部ってストリートキングも
 ごっつー強かったっちゅーのに、
 他の二人がカズキンを追ってるんだろー?
 ホントに倒されてたりしてー……
 くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」
 パッピー!!大丈夫かよーーーー!!!!


ていうか、パッピーもうふらふらでっせ。
今にも倒れそうな感じで。
蝶〜〜〜〜〜!!!!余裕ッス!!!!
こっちもヒーコラヒーコラバヒンバヒン状態ぢゃねえか!!!!
あ、そのままバタンキューして寝ちまったよ!!
「パピ太くん、もう起きないと遅刻するよ。
 パピ太くん、ねえパピ太くんったらぁ〜!!」
「もう少し寝かせてよ、ゴゼえも〜ん……
 zzzzzzzzzz……。」
ご丁寧にの吹き出しまで出してやンの。


場所は再び剛太vs根来に移ります。
『剛太の奴、何か掴んだのか……?
 モーターギアは武装錬金の中でも
 破壊力は低い部類に位置する。
 それを創意工夫で補強するのが
 剛太の得意とする戦闘姿勢{バトルスタイル}。
 頭の中の歯車が噛み合った時、
 剛太は非常に頼りになる戦士に変身する!!』
どうやら、剛太はジョセフ=ジョースターチックな
クレバーな戦士の様です。


ん?後ろから刀が急襲!!!刀だけ!!?
辛うじて跳ね返しましたが、
刀は木に溶け込む様に消えていきました!!
そうか、これが奴のやり口か!!
「その通りだ管理人。
 不可侵である亜空間からの
 姿一つ見せない絶対安全状態からの攻撃。
 こちら側に攻め込む事は出来ない以上、
 防ぐ事しかお前には出来ない。
 これぞシークレットトレイルの必勝の型。
 スピードを上げるぞ。」
うおおおおおおおお!!!!
再びバトルだぜぇ!!!!
しかし、刀の襲撃を防ぐのが精一杯で、
とうとう剛太は手傷を負っちまったぜ!!!!
このままじゃあじわじわ嬲り殺しだ!!!!


モーターギア、スカイウォーカモード!!
「無駄だ。逃走という行為、
 それこそが我が策に陥っている証左。」
おいおい!!逃げてどーすんだよ!!!!
斗貴子さんはどーすんのさ!!
それに、根来の策にどっぷり嵌ってんじゃあんか!! 


「淡い希望に辿り着くゴールはより過酷なる死。
 ヴィクター3、本名武藤カズキと同じく、
 報われぬ羽流赤鬼之介栖留蔵{わる・あがきのすけ・するぞう}だ。
『あんな楽天家のアンポンタンヤローと
 一緒にするなってーの!!
 あのバカチンがどうなろうと、
 俺にとっちゃあどうでもいいんだ!!
 ただ……斗貴子センパイが無事なら、
 他はどうでもいい!!』
「護りたい者が同じなら、きっと戦友になれる!!」
と、逃走中の剛太にカズキの言葉が脳裏に浮かびます。
と同時に、反撃の糸口が頭に浮かびます。
こうでなくっちゃな!!


「おい出歯亀忍者!!お前戦友はいるか?」
「笑止!何をゆーとるばい、アホタレメ。
 いるもいないも最初から不要。」
志村!!後ろ!!後ろ!!
根来が後ろから斬り付けようとしている!!
「もう遅いぞ管理人。
 私は一人で十分闘争える。
 以下に周囲に気を張ろうとも、
 行動時は静止時より僅かに反応が鈍る。
 お命ちゃぶ台!!
モーターギア射出!!
おお!!剛太の足のギアが後ろの根来に向かって
一直線に襲い掛かる!!
これなら後ろを向いている不利は無いも同然!!
黙ったまま斬り付ければこんな事にはならなかったのに、
そのお喋りが仇となったな根来!!
余裕ぶっこいているからだよん。


一応根来の斬撃の方が深い様ですが、
このままでは終わらないのが剛太だぜ!!
「次の…次の一手でお前の負けだ!!
 このマフラーの切れ端が教えてくれた。
 謎は全て解けた!!
 自分以外は小石一つ入れないにも関わらず、
 お前はストリートキングにならずに
 通路を自由自在に通れる。
 この抜け道のからくり、
 一見わからないが、繊維の中にお前の毛髪が編みこんである。
 おそらくアデランス製の特注だろうが、
 こうする事で、お前は衣服を自分の一部に仕立て上げた。
 抜け道の通行手形は、ズバリ!!お前のDNA!!」


「よー見破ったな。だが、見破っただけでは
 この抜け道に入る事は不可能……」
志村、上、上。
「上、何を言って……あひょ〜〜〜!!
上には根来の鮮血、つまりDNAの塊でべっとり濡れた
モーターギアが落ちてくるぜ!!
「お前の血でべっとりのモーターギア……喰らえ!!」
きゃばっ!!
根来は亜空間の中でモーターギアの餌食となりました。
「俺だって、一人で十分戦える。」


根来忍〜再起不能{リタイヤ}


と、ようやく斗貴子さんも辿り着きました。
「剛太!!奴は倒したか!!?」
『ま、護りたい者は一緒なんだが……』
「余裕ッス。あの馬鹿、きっと一人で泣言言ってるから、
 とっとと探しちゃいましょ。」

一方、そのカズキは夕焼けの中、
斗貴子さんと剛太を捜索中です。
そして……出逢ったのは……
キャプテンブラボー!!!!!!!!
そして、この対決は誰に止められないぜ!!
キャプテン……ブラボー……!!
「決着の時だ……武藤カズキ!!!!
「……!!!!」
と、激闘を匂わせながら、次週へ続きます。











次回予告

同じ想いを所持つ二人の決着の刻……

大事なものを護ろうとする強靭い意思が、

只一ツ、互いを突き動かす。

次回『
想いと力を込めて

臓物{ハラワタ}をブチ撒けろ!

キャスト(敬称略)

武藤カズキ 福山潤
津村斗貴子 柚木涼香
キャプテンブラボー 江原正史
中村剛太 川田紳司
エンゼル御前 水田わさび
早坂秋水 谷山紀章
パピヨン 真殿光昭
ヴィクター 小山力也
火渡赤馬 関智一
戦部厳至 小山剛志
根来忍 浜田賢二
楯山千歳 小林ゆう
毒島華花 矢作紗友里
円山円 皆川純子
犬飼倫太郎 保村真

とりあえず、今週は
アニメオリジナルの展開なので、
バブル刑事による斗貴子さんの
ちっこい全裸が見れなかった!!!!!!
恐るべし、
テレ東クオリティ!!!!
黙れエロス管理人!!

……まあ、とりあえずは来週は
カズキとキャプテンブラボーの決着の刻です。
こいつぁどっちが勝っても
絶対見逃せねえぜ!!






では、また来週!


本陣へ撤退
本陣へ撤退
撤退
撤退