真・闇の会夢幻格闘化計画{Dream Duel Project}大番長
大番長 弐への序章(16禁部分有り)

エピローグ


−ルドルフ将軍、ジャンヌ、バイラル、アイレーン−

登場人物 バイラル⇒バ アイレーン⇒ア ルドルフ将軍⇒ル ジャンヌ⇒ジ        エ⇒エクレール

<−闘京−>
(27 All the time)
ジ「可笑しいな……。確か十時きっちりに
  ここで待ち合わせるはずなのだが……。」

ジ「エクレール、十時に闘京で待ち合わせると
  本当に言ったのか?」

エ「うン、確かにパパに言っておいた
  はずなンだけど……。」

エ「ママ、ボクちょっと父さんを探してくるね。」

ル「すまんすまん。闘京はでか過ぎてつい迷ってしもうた。」

エ「もぅ、パパってば!」

ジ「二十分オーバーだ。」

ル「いやぁ、すまんな。」

ル「じゃあ、今日は全部儂の財布から出そう。」

その様子を見ているバイラルとアイレーン

ア「フフ……親子団欒ってところかね。」

バ「ああ、そうだな。」

ア「ところで、隊長……。」

バ「ん、何だ?」

ア「アンタ、この後如何するんだい?」

バ「如何するって?」

ア「この後の人生設計。」

バ「そうだな……。実は余り深く考えた事がないんだ。」

ア「アタシも。」

バ「そ、そうか。」

ア「なあ、隊長。」

ア「アタシ達もどっかいかない?」

バ「ん?別に構わんが……。」

ア「じゃ、早く行こう。」

バ「ああ、そうだな。」

 この二人の前途や、いかに?



−四条沙羅沙、成瀬ユキ、エクレール−

登場人物 四条沙羅沙⇒沙 エクレール⇒エ 成瀬ユキ⇒ユ 少女⇒小   

<−聖アンナ女学院の教会−>
(25 Warm glow)
少「ねえシスター。」

エ「あら?どうしたんですか?」

エ「もうすぐクリスマス会が始まりますから、
  みんなのところに行きましょう。」

小「シスター……サンタさんはいないの?」

エ「え?」

小「だって…みんなサンタさんはいないって…。」

小「ねぇシスター……
  本当にサンタさんなんているの?」

エ「いますわ。」

エ「サンタさんは必ずいますわ。
 『いる』って信じている人の下に……。」

エ「必ずやって来てくれるんです。」

<−小等科の寮−>
 その夜、小等科の寮ではエクレールが
 夜の見回りをしていた。

エ「ふぅ……今夜も異常無し……と。」

(SEガタガタッ)

 その時、寮の窓から怪しげな二人組が
 侵入しようとしていた。

エ「だ…誰です!?」

沙「あらら……バレたわ。」

ユ「ど、如何しよう……。」

 よく見ると、サンタの恰好をした沙羅沙とユキがいた。

エ「沙羅沙……ユキ……。」

沙「あら、エクレールじゃない。」

エ「如何して…ここに?」

ユ「聖アンナ女学院の小等科の
  よい子のみんなにクリスマスプレゼントを
  上げようって沙羅沙が言ったんだ。」

沙「そういう訳なの。」

エ「沙羅沙……ユキ…。」

 ……全てのプレゼントを配り終えた三人。

沙「ふぅ、やっと配り終えたわね。」

ユ「うん。」

エ「沙羅沙……ユキ……ありがとう。」

エ「ボク……嬉しいよ。」

沙「まあ、こうやって、クリスマスを楽しめる程
  平和になったんだし……。」

沙「今度、三人でデートしない?」

ユ「うん、いいよ。エクレールは?」

エ「うン。ボクも……したい。」

翌日の小等科寮。

小「プ…プレゼントだぁ!」

小「サンタさんが来たんだ!」

小「シスター!サンタさんはいたんだね!」

小「サンタさんは本当にいたんだぁ!」

エ「ええ……。」

 喜ぶ少女に、優しく微笑むエクレール。


本陣へ撤退
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撤退
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