エクレール☆4

☆4愛する者の為に
 エクレールの☆2・3が発生した後で、ターン終了時、敵が3体以上いる    
 地域に現体力が30・現気力が3以下の四条沙羅沙と汎用女性キャラを
 配置すると発生。
 CGに『修羅の如く』『辿り付いた少女』が加わり、敵全てが全滅。
 その地域に現体力が1・現気力が0に減ったエクレールと
 汎用女性キャラが配置される。

CG
『修羅の如く』
 エクレール戦闘シーン(京堂扇奈のあのCGみたいな)
『辿り付いた少女』
 傷を負った沙羅沙に満身創痍のエクレールが抱きついている          

登場人物 斬真狼牙⇒狼 斬真豪⇒豪 四条沙羅沙⇒沙 エクレール⇒エ  
       天楼久那岐⇒久 嶌{シマ}美亜子⇒美 敵⇒敵

<−戦場−>
(31 terrible beat @)
 某月某実、とある戦場において四条沙羅沙は
 狼牙軍団本体より離れ、孤立していた。

沙「拙{まず}いわね……。すっかり囲まれてるわ。」

(SEササッ)

(SEサッ)

 幾ら倒しても、一向に敵は減る傾向が無い。

美「大変よ沙羅沙!敵の攻撃が激しくて
  味方の負傷者を庇いきれなくなっているわ!」

美「沙羅沙?」

沙「大丈夫よ美亜子。
  敵も前日からの戦いでかなり弱っているわ。」

沙「これなら……救援の到着まで踏ん張れば勝てるわ!」

美「沙羅沙……。」

沙「ここが踏ん張りどころよ!
  勝ったら……」

沙「あたいがイイ事して上げる!!」

美「うん!

<−執行部室−>
(08 Make me funky)
豪「久那岐、何事だ?」

久「**に敵が急襲との情報が入った。」

久「陥落も時間の寸前だ。」

狼「そこにいるのは?」

久「沙羅沙と美亜子だ。」

狼「よし、すぐに救援に行くぜ!」

豪「駄目だ。」

狼「兄貴!救援に行かねぇってのは如何いう訳だ!」

豪「罠を仕掛けられている可能性が高い上に、
  今すぐに集められる戦力は高が知れている。」

豪「ここは戦力を整え、その後に必勝を期すべきだ。」

狼「沙羅沙と美亜子を見殺しにするつもりかよ!」

豪「……仕方が無い。」

豪「見損なったぜ、兄貴!」

エ「私が行きますわ!」

久「エクレール……お前……。」

豪「……死にに行くつもりか?」

エ「行きます!!」

豪「……止めても無駄の様だな……。」

狼「俺も行くぜ。」

久「駄目だ。お前が抜けるとここを守りが薄くなる。」

狼「…判ったよ……。」

豪「エクレール。」

エ「はい。」

豪「……死ぬなよ。」

エ「はい!

エ「〔待ってて下さい…美亜子…沙羅沙……!〕」

CG『修羅の如く』
(32 terrible beat A)
エ「やぁぁぁぁぁぁ!!

敵「ろまっしぁっ!

敵「こんぼなぞっ!!

敵「ぁいぃぎなっ!!!

(SEズバァッ! ズシャアッ!)

エ「うわぁぁぁぁ!!!!

敵「ぼしゅこにぁ!

敵「ぶらすとぉふ!!

敵「どるぁが!!!

 敵が

 跳ねる!

  撥ねる!!

 刎ねる!!!

エ「邪魔をしないで!!!!

(SEブッシャアッ!)

敵「ぎゃぁらっがっ!

敵「げんぺっ!!

敵「げつ!!!

エ「ぅわああああああああああ!!!!!!!

 蝗{いなご}の大群を思わせる敵の攻撃を真っ向から叩き割り、
 叩き伏せ、容赦の無い攻撃を繰り出す。

 敵の容赦の無い攻撃を受け、
 幾ら傷付いても、エクレールのバックギアは
 何の反応も示そうとない。

敵「にこるっ!

敵「さっらまん!!

敵「ごぇもっ!!!

 刃光血流の中、エクレールは

 奔走る!

 奔走る!!

 奔走る!!!

エ「沙羅沙……!

エ「沙羅沙!!

エ「沙羅沙ぁぁぁぁぁぁ!!!!!

<−戦場−>
美「私……もうダメかも……。」

沙「何言ってるのよ美亜子!」

沙「〔目が霞んできたわ……
  あたいも……もう駄目かも……〕」

(00 No sound)
エ「さらさぁぁぁぁ………」

沙「〔エクレール……!?〕」

沙「〔遂に幻聴まで……。もう本当にダメかも……〕」

沙「〔第一、エクレールがこんなところにいる訳無いし…〕」

エ「沙羅沙ぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

沙「幻聴じゃ…無い!?」

エ「エクレール!?」

 ……いつの間にか全滅している敵。

 嗚呼っ、何て御都合主義なんだ!

敵「やかましい!」

敵「大きなお世話だ!!
  このファックヤロウ!!

沙「エクレール……何故ここに?」

エ「沙羅沙…沙羅沙ですねっ……
  沙羅沙ですよね!?」

沙「そうよ、エクレール。
  四条沙羅沙よ!」

エ「ああ、よかった……。」

エ「私……無我夢中だったんです……。」

エ「沙羅沙が危ないと聞いて…
  胸が締め付けられるみたいに心細くなって……。」

エ「居ても立ってもいられなくて……。」

沙「そうだったのね……。」

沙「………。」

 満身創痍の二人。
 だが、言葉は要らない。

 エクレールの無謀を咎めるより、
 ずっと……ずっと強い感情の本流が
 沙羅沙を支配していたからである。

 沙羅沙は何も言わず、ただ微笑んだ。

 そして、エクレールにはそれで十分だった。

「沙羅沙ぁぁぁぁぁ!!!!」

 気付いた時には、エクレールは、
 思わず沙羅沙の胸に飛び込んでいた。

CG『辿り付いた少女』
(30 Big Bang Age)
エ「沙羅沙……。」

沙「エクレール……。」

沙「いいわよ、エクレール。」

沙「あなたのしている事は、
  ちっとも間違ってなんかいない……。」

エ「ぐすっ……。」

エ「沙羅沙……私……!」

嬉しさの余り、目尻に嬉し涙が込み上げている。

エ「私……。」

エ「好きです……。」

エ「沙羅沙が……

エ「沙羅沙が大好きですわ!!!!」

沙「あたいも……大好きよ……。」

沙「大丈夫。あたいはここにいるわ。
  どこにいても、エクレールを抱きしめて上げる。」

美「やれやれ……
  熱いわね、あの二人わv」

 その後、美亜子が沙羅沙にイイ事をしてもらったのは言うまでも無い。
−−−−特別イベントチェック−−−−
エクレール
★ ★ ★ ★ ☆
4番の特別イベント達成

−−−−特別ボーナス−−−−
エクレール
経験値200
体力20


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