真・闇の会夢幻格闘化計画{Dream Duel Project}大番長
大番長 弐への序章(16禁部分有り)

エクレール☆3

☆3伝説の聖剣
 ☆2が発生した後でNAKASAKIにエクレールを配置すると、ターン開始時に
 発生。

登場人物  エクレール⇒エ 老人⇒老 婆さん⇒婆 斬真狼牙⇒狼              斬真豪⇒豪 四条沙羅沙⇒沙 ホーリーフレイム残党⇒HF

<−NAGASAKI−>
(27 All the time)
 某月某日、Bストーンの収集の任に当たっていた
 エクレールは山道で迷ってしまった。

エ「あれ?道に迷ってしまいましたわ……。」

エ「日もすっかり落ちてしまったし……
  如何しましょう……。」

 途方に暮れていると、森の向こうから
 皺{しわ}くちゃの老人がやってきた。

老「婆さんや、飯はまだかいのぉ。」

エ「あの……すみません。
  私、その婆さんという人では……。」

老「何、婆さんじゃないとな。」

エ「はい。」

老「ほぅほぅ、そうかいのぉ。
  すまんすまん。」

老「まあ、今夜の飯は猪鍋じゃ。
  日も暮れてきた事じゃし、
  今日はワシのウチに泊まっていきんしゃい。」

エ「は、はい。……お世話になります。」

<−老人の家−>
老「婆さんや!帰ったぞ。」

婆「お帰りなさい。」

老「今晩は白菜の漬物で飯が食べたいのぉ。」

婆「昨日、お医者様に奥歯抜いてもらったばかりでしょ。
  大丈夫なのかい?」

老「くいたいっつーたらくいたいのじゃよー!」

婆「何も怒鳴る事は無いじゃないのさ…。」

老「お前の漬物はこの世で一番美味いぞい……。」

婆「まぁ、お前さんったら……。」

婆「!!?」

その時、ようやく老人の後ろのエクレールの存在に気付く。

婆「誰だいアンタ!」

婆「……ここに何しに来たのさ!?」

エ「す…すみません。道に迷ったので
  ここに泊まらせてもらおうと……。」

老「中に入んなしゃい。もうすぐ飯が出来る。」

婆「何だって、お前さん!」

婆「アタシャ反対だよ!
  ホーリーフレイムの騎士じゃないか!」

老「やかましー!ワシャこの娘が気に入ったぞ!」

老「態度や言葉使いが紳士的じゃ。
  止めるゆーたら止めるんじゃい!」

老「それに……三年前に殺された孫娘みたいじゃないか……。」

婆「……。」
<−老人の家−土間>
(23 silence..)
老「どうじゃ、お嬢ちゃん。もう一杯御代りでも…。」

エ「いえ、もうお腹は一杯ですわ……。」

老「そうかい。婆さんや、布団敷いとくれ。」

それに答えず、黙々と布団を敷く婆さん。

老「婆さんの事は気にするな。」

老「ワシらには息子夫婦がおってな……
  三年前にホーリーフレイムの騎士達に殺されての……。」

老「その時、孫娘も一緒に殺されてしもうた。」

老「生きておれば、お前さんと同じ年頃くらいの
  めんこい孫娘じゃった……。」

老「だから婆さんはホーリーフレイムの騎士が
  信用出来んのじゃよ。」

エ「す……すいません。」

老「何、お前さんが殺した訳じゃあない。
  何も気に病む事は無い。」

<−老人の家−>
(13 holly flame)
 ……その夜、四人の騎士が老人の家を取り囲む

HF1「おい、やっと見つけたぞ。」

HF4「また会えたな、裏切り者!」

エ「貴方達はあの時の……」

HF2「今度は穢れた者の世話になるとは!
    救いがたき背教者め!」

(32 terrible beat A)
 次々に襲い掛かるホーリーフレイム残党。
 だが、無論エクレールの華麗な剣捌きの前に
 またまた全く歯が立たない。

HF4「くそっ!」

HF2「また歯が立たん!くそっ!
   高が背教者如きに……。」

HF1「端折り過ぎだぞ!」

HF2「おのれ、裏切り者の背教者め!
   これを見ろ!」

 残党の一人は、そう言うや否や、
 人質として捕らえた老人を見せる。

老「な、何する!」

HF2「この老い耄れの命が惜しければ、
    さっさと武器を捨ひでぶ!

 人質を取り、油断していた騎士は老人の裏拳の一撃でのされる。

婆「お前さん、こ…この娘{こ}と関りになるのはよしてちょうだい!」

老「アホゥ!この娘{こ}はワシらの客じゃい!」

老「この娘{こ}は確かにこいつらの仲間だったかもしれん!」

老「しかし!」

老「ワシが招待した客じゃ!」

老「気に入った客は最高の友情と持て成しを
  与えるのがワシのぽりしーじゃっ!」

老「ワシは引かんぞ!こんなめんこい娘{こ}を
   困らせる様な奴らは大嫌いじゃ!!」

エ「お爺さん……。」

 そして乱闘。騎士達はまたしても
 コテンパンに伸され、尻尾を巻いて逃げる。

HF4「覚えてろ!」

HF1「伍長、それは負け犬のセリフの
    定番の様な気がするが……。」

(21 dash to trush 〜unpluged〜)
 そして、朝日が昇る。

老「これを持っていきんしゃい。」

 老人は、一振りの大剣を渡す。

老「息子の嫁が使っていた剣じゃ。その名もオルレアン。」

エ「い、いえ……そ、そんな大切なものを
  頂く訳にはまいりませんわ。」

老「お前さんに使って欲しいのじゃよ。」

老「お前さんになら使いこなせる筈じゃ。」

エ「お爺さん……。」

婆「お前さん!」

婆「動いちゃ駄目だわよ!」

老「こんな傷大した事ぁ無ぇよ!」

老「イテテテ……。」

エ「お爺さん!」

婆「爺さんに触るんじゃないよ!」

エ「……。」

婆「早く出ておいき!」

婆「もうこれ以上揉め事は御免だよ、この疫病神っ!」

エ「…………」

 申し訳なさそうに、目を瞑って黙っているエクレール。

老「婆さん……ワシらにそんな事言えんぞ。」

老「どんな事情かは知らんが、この娘{こ}は
  不本意ながらも裏切り者とされとるんじゃ。」

老「そして命を狙われとる……。」

老「何処の誰であろうが、この娘{こ}に出てけ、
  なんて言えるもんじゃねえ。」

婆「で…でも……。」

エ「お婆さん……私は全然気にしてませんわ。
  そんなに困らないで……。」

そして、朝食をとった後、老夫婦は
エクレールを山の麓{ふもと}まで案内する。

老「お前さんの事情はワシらには何も判らん。
  何もしてやれん。」

老「でものう、全ての問題が片付いたら、
   またワシらの家においで……。」

婆「さっきは悪かったわね……。」

婆「唯…爺さんが心配だったからねぇ……。つい……。」

エ「お爺さん……お婆さん……。」

エ「有り難うございます……!!」

<−森林−>
 その様子を眺めている4人。

HF1「やっぱ心配になってるんだよなぁ。
    なあ、伍長。」

HF4「う、五月蝿い!い、行くぞ!」

 照れながら、この場を去る伍長騎士。

HF2「柄にも無い事をしたなぁ。」

HF3「まあ、結果オーライ、という事だ。」

<−執行部室−>
(08 Make me funky)
エ「すいません。ちょっと道に迷ってしまって……。」

沙「馬鹿!心配したんだから!」

 そう言いながら、エクレールの顔を
 胸に圧し付ける感じで抱き寄せる沙羅沙。

エ「さ、沙羅沙……。」

豪「エクレール。」

エ「は、はい。」

豪「ところで、その剣は?」

エ「はい。道に迷っていたところを
  助けていただいたお爺さんに頂きました。」

 今までの一部始終を話す。

豪「これは……」

豪「伝説の聖剣・オルレアンか!」

狼「何だそりゃ?」

豪「伝説の勇者と言われた聖戦士の剣で、
  その一振りはあらゆる魔を祓うとされている。」

豪「まあ、その伝説以外、
  何も知られていない剣ではあるがな。」

狼「オルレアン?まあ、強ぇんだな。」

豪「いや、そこまでは判らん。」

豪「だが、その爺さんの家族の形見だ。
  無碍{むげ}には出来まい。」

エ「はい。〔お爺さん……〕」

沙「あたいもエクレールを
  無碍{むげ}には出来ないわねv」

狼「はいはい……。」

−−−−特別イベントチェック−−−−
エクレール
★ ★ ★ ☆ ☆
3番の特別イベント達成

−−−−特別ボーナス−−−−
エクレール
気力がアップした

攻撃が10アップした

命中が10アップした

回避が10アップした

スキルが『オルレアン』になった

対属性に黒魔がついた

オルレアン(気力2)〜攻撃力1.5倍/先手を取ると絶対回避と絶対命中/   
               遠距離相手だと消費気力3がになる
         ちなみに、台詞は「行きますわ!」「えぃ!」「やぁ!」「とぉ!」
         等の萌えな台詞がランダムで。


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