エクレール☆2

☆2・白馬の沙羅沙
 エクレールとマリーシアで戦闘前の掛け合いセリフを発生させて、成瀬ユキ  の☆2と四条沙羅沙の☆5の後、治安が無法のNAGASAKIに    
 四条沙羅沙・エクレール・成瀬ユキを配置すると発生。
 CGに『エクレール危機一髪』『哀しみの天使』『生きていてこそ華は有る』
 『聖母サラサ』『沙羅沙×エクレール2』『沙羅沙とエクレール』が加わる。

登場人物  エクレール⇒エ 四条沙羅沙⇒沙 成瀬ユキ⇒ユ        
         マリーシア⇒マ ホーリーフレイム残党⇒HF  女の子⇒子


CG
『エクレール危機一髪』
 エクレールがホーリーフレイム残党ズに強姦未遂(挿入は無し)されている
『哀しみの天使』
 裸でちょこんと座って、後ろを向いて涙を流しているエクレール
『生きていてこそ華は有る』
 四条沙羅沙が、自分の剣で自分の首を斬ろうとするエクレールの剣の鍔元を
 掴み、それを止めている
『聖母サラサ』
 裸に布一枚を纏っただけのエクレールが四条沙羅沙の胸元に顔を埋めて
 号泣している
『沙羅沙×エクレール2』
 四条沙羅沙とエクレールのレズシーンその2
『沙羅沙とエクレール』
 布団で裸のエクレールが、同じく裸の四条沙羅沙の胸元に寄り添って、
 穏やかな顔をしている

<−NAGASAKI・裏路地−>
(27 All the time)
エ「ふぅ……えっと、沙羅沙と待ち合わせの場所は……
  確か、ここでしたわね。」

 某月某日・沙羅沙と一緒に物資の調達の任に当たっていたエクレールは、
 待ち合わせ時間よりも大分早く、待ち合わせの場所にたどり着いていた。

 街頭の時計を見て、一人呟くエクレール。

エ「クス……待ち合わせの時間より早く来てしまいましたわ。」

(13 holly flame)
(SEザッ、ザッ)
 突然、辺りに殺気がただよったかと思うと、
 かつてホーリーフレイムに所属していたであろう騎士達が
 エクレールに寄って来た。

エ「あ、貴方達は…。」

HF1「おい、見つけたぞ。」

HF4「やっと会えたな、裏切り者!」

エ「え……!?裏切り者って……」

HF2「我等の聖なる教えを裏切り、穢れた者共と釣{つ}るむ背教者め!」

エ「え、あの……ま、待って下さい。あれは……」

HF3「問答無用!」

(32 terrible beat A)
 次々に襲い掛かるホーリーフレイム残党。
 だが、エクレールの華麗な剣捌きの前に全く歯が立たない。

HF4「くそっ!」

HF2「全く歯が立たん!くそっ!
   高が背教者如きに……。」

エ「何かの誤解ですわ!私は……」

HF2「黙れ!裏切り者の背教者め!」

 残党の一人は、そう言うや否や、
 側を歩いていた少女に駆け寄って捕まえる。

子「きゃっ!」

HF2「この小娘{ガキ}の命が惜しければ、さっさと武器を捨てろ!」

エ「くっ……!」

エ「止めて下さい!
  そんな事をジャンヌ様が知られたら……」

HF3「フン……何を言う!
   正しい目的の為なら如何なる手段も許されるのだ!」

エ「くっ……」

(22 wiched trick)
エ「〔ここで人質の命を無視して
  彼等を殲滅する事は簡単に出来る……〕」

エ「〔出来る…)」

エ「(出来る……)」

エ「(以前の私なら、多分…
  『正義』の名の下にそうしてた筈……〕」

エ「〔けど…………〕」

エ「(脳裏に聞こえる)〔そんな汚れた者なんて、
   助ける事なんて有りませんわ!〕」

エ「〔……!!〕

エ「(脳裏に聞こえる)〔ダメです!そんな事をしては!〕」

エ「(脳裏に聞こえる)〔おやりなさいよ!
  どうせ汚れた者達は皆殺しにされる運命ですわ!〕」

エ「(脳裏に聞こえる)
  〔ダメ!あなたはそんな人ではないはずですわ!〕」
エ「〔けど…………〕」

エ「〔そんな事をすれば……沙羅沙は……〕」

エ「〔沙羅沙は……〕」

エ「……解りました……。」

 その悪劣な脅しにエクレールは葛藤の末、
 成す術も無く、武器を手放すしかなかった。

HF4「高が汚れた者一匹助ける為に抵抗を止めるか。」

HF3「ホーリーフレイムの小隊長も堕ちたものだな!」

H・CG『エクレール危機一髪』

(13 holly flame)
HF3「汚れた背教者、悪魔に額{ぬか}づきし罪深き魂よ!
   貴様の穢れた罪は我らの祓いにて清めてやろう!」

エ「あ…いやぁっ!!」

 騎士の一人が、
 欲望に駆られるままに二つの女性の象徴を乱暴に弄{まさぐ}る。

エ「ううっ……あっ!!」

 乳首に歯が食い込み、エクレールの顔が痛みに歪む。

 小振りな二つは、容赦無く騎士達によって弄ばれ続ける。

エ「くぅっ……はぁっ……うぅ…あぅっ!」

 エクレールの口から、苦痛に満ちた吐息が漏れる。
 しかし、そんな物は騎士達の行動への歯止めとなる事は無い。

 全裸のエクレールの腰を、騎士の一人が強引に引き寄せる。
 そして、突き出たエクレールの亀裂に乱雑に触れた。

エ「……い、いやぁッ!!」

 エクレールの眉が歪む。
 その亀裂を広げ、何かに気付いた様に騎士の指が止まる。

HF4「ほう、やはり処女か。」

HF2「確かか?」

HF4「ああ、間違いない。」

HF2「貧相な身体だが、反応は良い様だな。」

エ「いやぁぁっ!やめて…止めて下さい……!」

HF3「哀れな背教者よ。
   主の御手は闇よりも深く潜りて貴様が魂を救わん!」

 自らの行為を絶対であり、正義であり、
 救いであるという妄執に囚われた狂信者達は、
 更なる陵辱をエクレールに行おうとする。

 そして、騎士は剛直の目標をエクレールの処女地へと定めた。

HF4「さあ、今から神が下される愛を受けるのだ。」

エ「い、いやっっっ!止めて下さい!それだけは……。」

HF3「神の愛は無限。
   貴様の如き背教者にも必ずや救いは訪れよう!」

HF4「心配するな。
   貴様の純潔は必ずや神に捧げられよう。」

 自分の大切にしていたものを奪われるであろう事を確信し、
 目を瞑り、歯を食いしばるエクレール。

SEガスッ)

 だが、その剛直がエクレールの処女を貫く事は永遠に無かった。

HF4「ゲハァッ!!」

 エクレールが恐る恐る目を開けた時、
 既に剛直は持ち主と共に壁に叩き付けられていた。

沙「何をしてるの?

 落ち着いた声だが、怒りの籠った背筋に響く様な声。
 騎士達が見たその声の主は四条沙羅沙。

<−NAGASAKI・裏路地−>
(32 terrible beat A)
HF2「貴…貴様ぁ!」

沙「何をしているのかって聞いてるのよ……!!?

HF4「構わぬ!やっておしまい!

全HF「お、おう!」

(SEベキッ、ドカッ、バキッ)

 ……騎士達は、沙羅沙本人も呆れる程呆気無くノされた。

HF2「動くな!この小娘{ガキ}が……!?」

 再び人質の少女を人質にしようと企む。
 だが、人質の少女を盾にしていた騎士は…

ユ「え〜いっ!」

 ユキのエアガンに吹っ飛ばされた。

沙「救い様が無い腐れ外道ね……!!」

沙「とっとと……失せなさい!!

 素人でも容易に理解る殺意を込め、沙羅沙は騎士達にそう勧告する。

HF3「くっ……!」

HF4「覚えておれ!」

 その殺意に恐れを為し、4人の騎士達は脱兎の如く逃げ去る。

沙「エクレール!!

エ「来ないで下さい!!

CG『哀しみの天使』
(21 dash to trush 〜unpluged〜)
 全裸のエクレールに布をかけようとした沙羅沙を
 拒否するエクレール。

沙「エクレール……。」

エ「私……私、沙羅沙に好かれる資格なんか……」

エ「沙羅沙を好きになる資格なんか……無いんです…。」

エ「私……私、以前は……」

目に涙を浮かべるエクレール。

エ「以前は正義の為なら……
  何をしても許されると思っていました……。」

エ「独り善がりで……正義の味方気取りで、
  相手の事も何も知ろうとせず……。」

エ「今も……心の底では……人質の女の子を無視しようと……。」

エ「私……私…そんな醜い女なんです……。」

エ「こんな……こんな醜い女の私が……
  沙羅沙を好きになる資格なんて……。」

エ「私……」

エ「私、あなたにさえ逢わなければ良かった……。」

沙「え?」

エ「逢わなければ、いつか訪れる破滅を待ちながら
  生きていればばよかったんですもの……。」

沙「破滅の日?……まさか、最初からルシェルドに
  その身を捧げるつもりだったの?」

エ「ええ……。」

エ「あなたに逢わなければ……。」

沙「あたいに……逢わなければ?」

エ「いきなり現れて、遠慮無く踏み込んできたならずもの……。」

エ「二言目には、好きだ、愛している…と囁いて包み込もうとする……。」

エ「戸惑うしかなかったんです。でも……」

エ「嬉しいと思わなければ良かった……。」

エ「その中から生まれてくるものに気付かなければよかった……。」

エ「あなたに惹かれ出したんです。願ってはいけないのに……!」

エ「あなたなら救ってくれると思ってしまったんです……!」

エ「あなたがずっと、私の側にいればいいのに……。」

エ「あなたがいなければ、生きていけない……。」

エ「滅んでしまう、そう思ったんです。」

エ「沙羅沙がいなければ、私はどうにかなってしまう……。」

エ「汚れた者だと思っていたあなたを愛するなんて、
  そんな事、思った事も無かったのに!」

エ「どうして!?どうしてこんな気持ちにさせるんですか、沙羅沙!」

エ「私は、こんなにも罪深いのに!
  多くの人達を傷つけてきたのに!
  どう償おうともかなわないのに!」

エ「私を憎んで下さい!」

沙「そんな事は出来ないわ!」

エ「……何を否定しているんですか?」

エ「まだ私を信じたいんですか?」

エ「潔癖だと思いたいんですか!?」

エ「何か理由が有ると思いたいんですか!?」

エ「限り無い悔悟に涙する私を見たかったんですか!?」

エ「だったらこう言って差し上げますわ……。」

エ「ねぇ……。」

エ「……同情して下さい……憐れんで下さい……!」

エ「可哀想だと言って!辛かったんだねって囁いて下さい!」

エ「どうせあなたには、そんな事しかできませんわ……。」

エ「……さよなら、沙羅沙……。」

そう言って、自分の剣で首を斬り落とそうとするエクレール。

(00 No saund)
SE ドクドク…ドク…
沙「エクレール!!

沙「〔危ない!死んじゃうわ!エクレール!!〕」

沙「〔そうやって全てを償おうとするの?そうするしかないの?〕」

沙「〔あたいはあなたを救う事は出来ないの?
   今、手を差し伸べても届かないの?〕」

沙「〔あなたを苦しめるだけなの!?〕」

沙「〔いいえ……違う!!!!!!〕」

沙「〔失いたくないのよ!〕」

沙「〔救いたいんじゃない!ただ失いたくないだけなのよ!!
   彼女の過去も罪も関係無いわ!!〕」

沙「〔これはあたいの傲慢〕」

沙「〔エクレールを失いたくない、ただ……ただそれだけの事!
   迷うことも恥じる事も無いわ!〕」

沙「〔あたいが貴方を望むのよ!だから……!!〕」

沙「エクレール!!!!

(30 Big Bang Age)
 間一髪、沙羅沙の手がエクレールの剣の鍔元の部分を掴み、
 首が斬れるのを阻止する。

CG『生きていてこそ華は有る』
 掴んだ手と指からは、血がどくどくと流れている。

沙「くぅっ……!」

 沙羅沙の顔が苦痛に歪む。

エ「な、何故…何でそんな馬鹿な事を……!?」

沙「ええ、自分でもおバカだと思ってるわよ。」

エ「馬鹿どころじゃありませんわ!
  すぐに剣から手を離して下さい!」

沙「ダメよ!それは出来ないわ!
  離したらあなたはきっと自分の首を斬る!」

エ「いい加減にして!私の事は放っておいて下さい!」

エ「私は、殺人者なんです!殺された人の家族にとっては、
  この世からいなくなった方がいいに決まってますわ!!」

エ「こんな女が死んだって、誰も…誰も悲しんだりしませんわ!」

沙「あたいが嫌よ……。」

沙「あたいが!嫌よ!!絶対に!!

沙「絶対に嫌よ!!!!

沙「あなたがこの世からいなくなる?それもあたいの目の前で!?」

沙「そんなのごめんだわ!!

沙「あたいは剣を離さないわ!死にたければ首を斬るといい!」
  でもその時はあたいも一蓮托生よ!!」

沙「あたいも一緒に死んであげる!!!!

エ「でも、何であなたが死ななければならないんですか!」

沙「あなたのいない世界に意味が無いって気付いたのよ!」

沙「なにがあってもあなたと一緒にいる!
  あたいがそう決めたの!だから、絶対に離さない!」

エ「離して!

エ「私は……私は殺人者なんです!」

エ「私の罪は……許されないんです!!」

沙「あたいが許す!!!!

沙「少なくとも、あたいはあなたの罪を認め、それでも許すわ!
  あなたの心に有る償いを何時だって見守る事を誓う!」

沙「あたいはあなたがどんなに傷付こうとも、汚れようとも、
  絶対に見捨てない!

エ「……!」

沙「ここであなたが死ぬなら、あたいもその罪と共に死ぬわ。
  死なないのなら……力を合わせて生きよう!

沙「エクレール……あなたの告白は全てあたいが聞いた。」

沙「あなたがどれだけ苦しみ、なぜ、罪を犯したのか……。
  償いの気持ちも、死を選ぼうとした決意も、みんな聞いたわ。」

沙「その罪を許したあたいの前で、あなたはただの少女よ!」

沙「あたいの愛する少女……。だから、あなたと共にいるのよ!
  死も生も、罪も罰も、あなたと共に受け止めるわ!!」

エ「そんな事、そんな事が出来る訳が……。」

沙「そう思うなら、首を斬ればいい!」

エ「出来ませんわ!」

沙「たったら死んじゃ駄目!生きるのよ!」

沙「どこへいっても構わない。
  けど……けど、あたいと一緒によ……。」

CG『聖母サラサ』
(25 Warm glow)
 そう言うと、沙羅沙はエクレールに
 布をかけて抱きしめ、そして優しく唇を重ねる。

エ「沙羅沙……。」

沙「……焦る事は無いわ。」

沙「今すぐに変わらなくてもいい。」

沙「ゆっくり……ゆっくり変わっていけばいいのよ。」

ユ「ボク達も……手伝うから。ね。」

エ「沙羅沙……ユキ……。」

エ「でも……私……」

沙「エクレール…それでも……。」

沙「それでも、あなたは自分の過ちをちゃんと直したのよ。」

沙「誰がどう考えようとも、あたいはそんなエクレールが大好きよ。」

エ「う……うっ………。」

エ「ぅぐぅ……。」

エ「ぅわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

 沙羅沙の胸に飛び込むエクレール。

エ「えっえっ……!」

エ「沙羅沙…沙羅沙ぁ……!!」

 その目からは大粒の涙が、
 止め処も無く、止め処も無く零{こぼ}れる。

<−NAGASAKI−裏通り二丁目>
 その様子を眺めている4人。
 その内の一人が背を向けて呟{つぶや}く。

HF4「小隊長殿……おさらばです……。」

HF1「伍長。」

HF1「もう話してくれてもいいんじゃないのか。」

HF4「何の事だ?」

HF1「小隊長殿を襲った時も、あの女が
   すぐに来るのは知っていたんだろう。」

HF1「伍長は、こうなる事を予測していたんじゃないのか。」

HF1「伍長は本当に……」

HF1「本当にあれでよかったのか?」

HF1「それに、伍長は小隊長殿の事を……」

HF4「……何も言うな。」

HF3「汚れ役を引き受けるのもまた一興。」

HF2「これも小隊長殿の為だ。」

HF4「さあ、みんなもう去{い}のう。
   後はあの沙羅沙とかいう女が何とかしてくれるだろう。」

HF1「ああ……判った。」

HF2「結ばれるだけが恋じゃないさ。」

HF2「見守る恋もある。」

 夕焼けを背に、立ち去る4人。

<−聖城学園−深夜の沙羅沙の寝室>
(19 Lovers time @)
SEコン、コン)

沙「入ってまーす。」

SEコン、コン)

沙「どなた?ふーあーゆー?」

エ「あの……沙…沙羅…沙。」

エ「エクレール……です。」

沙「エクレール?」

 エクレールの名を聞くや否や、部屋の戸に向かい、扉を開く。

沙「いらっしゃい。」

エ「お、お邪魔します……。」

沙「ところで、こんな夜更けに何か用?」

エ「あの……今日……助けてもらいましたから……
  お礼をと思いまして……。」

沙「お礼?」

エ「は……はい……。」

沙「じゃあ……あんな事こんな事をしてもイイんだ

エ「あんな事……や……こんな事……ですか……。」

 既に一度沙羅沙と肌を重ねあっているにも関らず、
 エクレールの顔が瞬時に紅潮する。

沙「直に肌を触れ合わせて、一つになりたい。
  あなたが嫌なら、決して無理強いはしない。」

沙「あなたを愛している。」

沙「だからこそあなたを抱きたい。」

沙「あなたの体中に、
  くまなく愛の陽光{ひかり}を送りたい。」

沙「お願い、エクレールの本当の心を聞かせて。」

エ「あの……。」

エ「私…私は…沙羅沙が大好きです。」

エ「沙羅沙に抱かれた後、沙羅沙の事で
  頭が一杯になって……眠れない夜もありました……。」

エ「沙羅沙の事を想いながら…その…あの…
  指で…自分を慰めたり……。」

エ「やぁ……恥ずかしいですわ……。」

沙「あたいを…四条沙羅沙を…愛している?
  あたいに抱かれたいと心から願う?」

エ「私……沙羅沙になら……。」

エ「私を……。」

エ「私を気持ちよくして下さい……。」

沙「ウフ、いいわよ。」

沙「羽化登仙の境地に導いてあ・げ・る。」

H・CG『沙羅沙×エクレール2』
(20 Lovers time A)

 自慰経験の殆ど無いエクレールを
 天性の指導力でリードする沙羅沙。

 沙羅沙は舌・唇・双丘・花園・太腿と、
 全身をくまなく駆使して愛撫する。

エ「はぁふぅっ、ふぅあぁん……!」

 身を捩{よじ}って喘ぐエクレールから一旦唇を離した沙羅沙は、
 ささやかな双丘に顔を埋め、二つの小さな突起を口語に舌先で転がす。

エ「あんっ!あぁあんっ!」

エ「さ…沙羅沙ぁ…もっと、
  もっとエクレールを…感じて下さい……!」

 沙羅沙は希望通り、両手でエクレールを愛撫し、
 生え揃わぬ叢から花園にかけて舌を這わす。

エ「ぁひぃっ…!」

 奇声を発した瞬間、
 エクレールの亀裂の先から少量の小水が零れ出た。

エ「あぁっ!駄目、いやぁっ!」

 沙羅沙は花園が漏らした金色の水を舐め取る。

エ「くぅっ…!そっ、そんなぁ…、
  駄目、沙羅沙ぁ…汚いですわ……。」

沙「そんな事無いわ。
  エクレールのだったら平気よ。」

沙「エクレール……本当のあなたと……
  他人がそうあって欲しいと願うエクレールは……」

沙「まるで違う……。」

沙「あたいは……本当のエクレールが見たい。」

沙羅沙は、更に亀裂の中へと舌先を差し入れた。

エ「はい……はうっ、はっ…ゃぁあっ!」

 顔を跨ぐ様に晒した沙羅沙の泉からのそれが、
 喘ぐエクレールの顔に垂れた。

 エクレールは、止め処も無く滴る愛蜜を、自分の体に擦り付ける。

沙「エクレールも……あたいを感じてるのね……。」

 沙羅沙が体位を入れ替えると、無意識の内に
 エクレールは目の前の亀裂に吸い付いた。

沙「ああ……エクレール……んっ……
  んんっ!んああん……!!」

エ「沙羅沙ぁ…んっ…んぁ……」

沙「ううぅんんっっっ……!!」

エ「あぁぁ……はぁぁ……んゃぁ……」

沙「んんっ……ん…はぁん…」

沙「あはぁぁぁぁ…ん……」

 下腹部に茂る若草に顔を埋め、
 エクレールは潤った亀裂に舌を這わす。

 自分のしている事を意識する余裕も無く、
 激情が命ずるまま、夢中で亀裂を舐め、染み出す蜜を吸う。

エ「ああ…沙羅沙ぁ……はぁんっ、ううぅんんん…。」

 無我夢中でエクレールは体位を変え、
 沙羅沙と正面から向き合う恰好になる。

沙「さ…沙羅沙……。」

 戸惑っているうちに、沙羅沙がエクレールに抱き付いて来た。

沙「ああぁ…はぁああん…。」

エ「さ…沙羅沙…?」

 引く事は出来ない。

 引こうともしない。

 エクレールは激情の命ずるまま、沙羅差の肢体を受け止める。

エ「沙羅沙ぁ…んっ…んぁ……。」

 舌を絡め合い、互いの唇を貪る濃厚な接吻。

沙「ああ、エクレール…んっ…、んんっ!んああんん…!!」

エ「ああぁん…さっ、沙羅沙ぁ!
  あん…あぁああんん…!!」

 自然に互いの亀裂を擦り合わせる状態となる。

 その状態に、時をおかずして二人は今までに無い昂揚状態となる。

エ「あっ、あぁぁんん!はぁぁん……
  んんっ…、あぁぁぁん!!」

 沙羅沙の若草がエクレールの秘芯を擦り上げた時、
 たまらず奇声を上げる。

エ「きゃぅっ!!」

沙「くぅんん…!ん…あんっ!
  あはぁぁぁんん……!!」

 互いの亀裂を猛く擦り合わせ、
 互いに捻り込む様に、腰を小刻みに回転させる。

 そうする事で、亀裂の口が大きく開き、
 互いの襞{ヒダ}がぶつかり合った。

エ「沙…沙羅沙ぁ……!わ、わたし……
  わ、わたしぃっ!も、もぉ……!

沙「あ……あたいもよ、エクレール!」

 どうやら、絶頂の時が近い様だ。

沙「い、一緒に…イキましょ……!」

 すると、エクレールも沙羅沙の太腿に取り縋りながら叫ぶ。

エ「は、はいっ…是非……い、一緒に…ひゃうぅっ!」

 刹那、エクレールの肢体が固く反り返った。

沙「あんぅ……んぁ…ぁ!」

 反り返った事で生まれた衝撃は、沙羅沙の肢体をも貫く。

エ「だ、駄目ぇ…イク……イッちゃいますぅ!

沙「あ……あたいも……!!

沙&エ「「あああああぁぁぁぁぁぁああああ………!!!!」」

CG『沙羅沙とエクレール』
 一つの布団の中、
 沙羅沙に寄り添っているエクレール。

 無論、二人共全裸である。

沙「気持ちよかったわよ。」

エ「沙羅沙に……気持ち良くなってもらって……
  う、嬉しいですわ……。」

エ「あの……沙羅沙……。」

沙「何?」

エ「沙羅沙は……。」

エ「沙羅沙は…何の為に戦っているんですか?」

沙「え?何よいきなり?」

沙「う〜ん……そうね……。

沙「狼牙の奴も同じだけど、あたいは守る為に戦っているのよ。」

エ「守る為に……ですか?」

沙「そうよ。アイツは気に食わないけど。」

沙「アイツはこの日本の秩序を取り戻し、弱い人々が
  踏み躙られない世の中を作る為に戦っている。」

沙「本人は決して口にしないけどね。」

沙「あたいも守りたいものの為に……
  愛する者の為に戦う。」

沙「何が有っても守ってみせる。」

沙「だから、奪う為に戦う者に
  負ける訳にはいかないのよ。」

沙「ところで……
  あたいも一つ聞きたいんだけど、いいかな?」

エ「何ですの?」

沙「あなたは、いつも背を正して、きちんとしよう
  努力家でいようとしている。
  それはそれでとっても偉いと思うわ。」

沙「けれど、一体あなた自身はあなた自身の為に
  何に向かって努力してるの?」

沙「そうだわね……。あなたの夢を聞かせて。」

沙「未来のエクレールの姿を。」

沙「どんなにおバカな夢でも、あたいは
  絶対に笑わない。誓うわ。」

沙「エクレール、あなたの夢は何?」

エ「わ…私…何も無いんです。」

エ「夢なんて……有りません。」

沙「夢が無い?」

エ「ただ、みんなから、ホーリーフレイムの誇りと思われる様な……
  そんな立派な騎士になりたいんです。」

沙「あなた自身のやりたい事はそうじゃないのね。
  エクレール、あなたのやりたい事は他にあるのね……。」

沙「そうだわね…あなたは体を動かす事は好き?」
  運動選手に憧れたりとかは……しないの?」

エ「恰好いいとは思いますけど……
  自分でなりたいのとは違いますわ。」

沙「自分に何が出来るのか、判らないで迷っているのね。」

沙「でも、何をしていいか判らない……
  そんな自分が不甲斐無い、とも思っている。」

沙「ふぅん……ひどい人達ね。あなたを
  見えない糸で、雁字搦めにしているのね。」

エ「いいえ!私のまわりの人達は立派な人達ですわ!」

エ「尊敬しています。
  私は、みんなの期待に応えたいんです!」

エ「だから、もっとしっかりしなくちゃ……」

沙「でも、そこにはあなた自身がいないじゃないの!?
  どうしてそんなに焦らなきゃいけない訳?」

沙「はっきりした目標も無く、
  どうしてそんなに頑張れるの!?」

沙「あたいはそこが如何しても理解らないよ。」

沙「あたい……あなたを責めたりするなんて……辛いわ。」

沙「でもね……あなたが何か見えないものの為に、
  自分を苦しめている様を見るのは、もっと辛いのよ……。」

沙「……ごめん。あなたの周りの人達を
  悪く言うつもりは全然無かったのよ。」

エ「私こそ……ごめんなさい。」

沙「ううん。そんなあなたもステキよ。」

沙「だから、自分を偽らないで。」

沙「さっきも言ったけど、あたい、
  本当のエクレールを見たいの。」

沙羅沙の胸元に抱き付くエクレール。

エ「沙羅沙……私……」

エ「私、沙羅沙が……大好きですわ。」

沙「あたいもよ……エクレール。」

 そのまま、深い眠りに落ちて行く二人……。

<−死魔根・街路地−>
(27 All the time)
ユ「あ、来た来た。こっちよ、エクレール!」

 翌日、中断していた物資調達の任務を遂行すべく
 沙羅沙とユキとエクレールは死魔根に来ていた。

沙「これで物資はあらかた揃った訳だし……。
  そろそろ帰ろっか。」

エ「ええ、そうですわね。」

 その時、子供達の前で賛美歌を謡{うた}っている
 マリーシアがいた。

(25 Warm glow)
沙「あら、マリーシアじゃない。」

マ「ええ、そうですね、沙羅沙さん、ユキさん。」

マ「あれ、貴方は……。」

 マリーシアが沙羅沙の隣を見ると、
 まるで悪戯を咎められ、萎縮している様な感じで
 うつむいているエクレールがいる。

エ「あの……。」

エ「ご、ごめんなさい……わ、私……」

エ「私、前にあんな酷い事を言ってしまって……。」

エ「私には、どんな事を言われても構いません。」

エ「どんな事をされても構いません。でも……」

エ「ほかのみんなは責めないで欲しいんです!」

エ「ムシのいい事を言っているのは解っていますわ。でも……。」

エ「責めるなら私だけに……」

マ「エクレールさん……。」

エ「はい……。」

マ「友達に……なってくれますか?」

エ「マリーシアさん……。」

 エクレールの目尻には嬉し涙が込み上げて来ている。

マ「マリーシア……でいいですよ。」

エ「じゃあ、私も……エクレールって呼んで下さい。」

マ「ええ。」

沙「あらあら……何が何だか解らないけど、一件落着な訳?」

ユ「そうみたいだね。」

 一時間後、4人は街路で談笑していましたとさ。めでたしめでたし

−−−−特別イベントチェック−−−−
エクレール
★ ★ ☆ ☆ ☆
2番の特別イベント達成

−−−−特別ボーナス−−−−
エクレール
治安能力が20上昇
収益能力が20上昇
信頼が友人になった


本陣へ撤退
本陣へ撤退
撤退
撤退