真・闇の会夢幻格闘化計画{Dream Duel Project}大番長狼牙軍団

エクレールSTORY


登場人物 エクレール⇒エ 少女・エミリー⇒女・エミ ジャン神父⇒ジャ 沙羅沙⇒沙
          成瀬ユキ〜ユ ジャンヌ⇒ジ 子供⇒子 老人〜老 イデア〜イ


<−エクレールの夢の中−>
CG・『イデア口のアップ』
イ「こんにちは、エクレール。」

CG・『イデアのバストアップ』

エ「誰……?一体誰なんです?」

イ「あたしはイデア……。
  エクレールの為に生まれてきたの。」

エ「私の為……?」

イ「そう、あたしはエクレールの為だけに
  生まれてきたンだよ。」

エクレールの夢の中。徐々に強まる光。

イ「エクレール……エクレール……。」

イ「目を閉じちゃ駄目。エクレール、もうすぐ逢える。」

エ「だ……れ……。」

イ「あたしはエクレールの為に生まれた、エクレールと
  同じ存在。」

イ「あたしはエクレールの為だけに生まれた。エクレールだけの為に。
  だってエクレールは…エクレールは………。」


<−NAGASAKI・スラム街の教会−>
 某月某日、秘密結社ヒエロスグリュペインとの
 戦いに備え、旧メンバーを集めていた沙羅沙は、
 エクレールが働いている孤児院にやってきた。

沙「ふぅ、ここに来るのも久し振りね。」

女「あ、沙羅沙お姉ちゃん……。」

沙「あら、久し振りじゃない、エミリー。」

沙「ところで、エクレールはいる?」

エミ「うん。」


<−NAGASAKI・スラム街−>
エミ「エクレールぅ〜。」

エ「エミリー。どうしてここに……。」

沙「おひさ。」

エ「沙羅沙……。」


<−NAGASAKI・スラム街の教会−>
ジ「しかし……変われば変わるものだな。
  悪魔と恐れられ、忌み嫌われたジャンが神父とは……。」

ジャ「昔の話さ……ジャネット……。」

ジャ「君も、昔に比べてかなり柔らかくなっているじゃあないか、」

ジャ「ジャネット……。」

ジ「何だ?」

ジャ「エクレールを連れて行くつもりかね?」

ジ「ああ。今の人類には是非あの娘{こ}の才能が必要なのだ。」

ジャ「君は……以外と人を見る目が無いね、ジャネット。」

ジャ「あの娘{こ}は……
   エクレールは所謂{いわゆる}天才などでは無い。」

ジ「あのルドルフの血を引いている……のにか?」

ジャ「そうだ。彼女は、極普通の女の子なんだ。」

ジャ「もし、彼女が天才に見えるとしたら、
   それは彼女の努力の賜物さ。」

ジャ「あの娘{こ}は……たった一つの目標の為に、
   それこそ血の滲む様な努力を積み重ねてきたんだ。」

ジ「目標?」

ジャ「そうだ。」

ジャ「君と云う……神の光を見る為に……。」

ジャ「ジャネット……エクレールの元に連れて行ってくれ。」

ジ「ああ。」


<−NAGASAKI・スラム街−>
沙「……という訳なの。だから、もう一度
  剣を取って欲しいのよ。」

エ「ごめンなさい……。誘ってくれたのは嬉しいンだけど……
  ボク、行けない……。」

沙「エクレール……。」

沙「謝らないで。行けないならそれでいいのよ。」

沙「でも、何で行けないの?」

エ「この街には……あの子達には
  ボクが必要だから……。」

エ「それに、前の時に沙羅沙、言ってくれたよね。」

エ「自分自身でやりたい事は何かって……。」

エ「ボク、あの時からずっと考えたンだ。」

エ「考えて、考えて、ボク……
  シスターになる事に決めたンだ!」

沙「エクレール……。」

沙「判ったわ。残念だけど。」

エ「ごめンなさい……。」

 その時、スラムのどこかで悲鳴が聞こえた。

子「きゃあ!」

沙「何!?何が起こったの?」

子「大変だよ!広場に魔物が現れて、
  みんなが襲われているの!」

沙「それで、広場は何処!?」

子「三丁目の真ん中よ!」

沙「行くわよ、エクレール!」

エ「うン!」

デスマッチ vs魔族
 (四条沙羅沙、エクレール)

沙「ふぅ……何とか怪我人も無く撃退出来たわね。」

エ「沙羅沙……ありがとう。」

エミ「ねぇ、エクレール。」

エ「何ですか、エミリー?」

エミ「行って!」

エミ「行って、エクレール!」

エ「エミリー……。」

エミ「だって……」

エミ「だって、今のエクレール、
  とってもステキだった!」

エミ「キラキラ輝いて見えたもん!」

エミ「何て言うか……あの……」

エミ「エクレールが女神様に見えたの!!

 エクレールが前を見ると、そこにはエクレールの鎧一式と
 オルレアンを持った子供達がいた。

子「私達なら大丈夫!!」

子「そうだよ!」

エミ「だから、沙羅沙お姉ちゃんと一緒に行って。」

エミ「そして……神の光をあたし達に見せて。」

エ「みんな……。」

エ「ええ……いいですとも……!」

エ「沙羅沙……。」

エ「沙羅沙、ボク、行くよ。」

エ「大切なものを守りたいから……」

エ「だから、ボク……戦う!」

沙「有り難う、エクレール……!」

その様子を遠くから見ているジャンヌとジャン。

ジャ「うむ、それでいい。」

ジ「ああ……そうだな。」


【2戦後】
<−エクレールの夢の中ー>
イ「ねぇ、エクレール……その二人が……
  沙羅沙とユキが好きなの?」

エ「誰なんです?」

イ「エクレールの好きな人はみんな嫌い、大嫌い!!
  まず、その二人から殺してあげる!」

イ「すぐに逢える……もうすぐ逢えるよ……
  もうすぐ……もうすぐだよ。」


【4戦後】
<−どこかの部屋ー>
エ「クス…早くエクレールと遊びたいな……。
  エクレールの好きなものはみんな嫌い!!」

CG・『イデアの眼のアップ』

イ「エクレールの大好きなあの二人を、
  真っ赤な血で染めて上げる。」

イ「綺麗に引き裂いてあげる……。
  クスクス……楽しみだなァ。
  あたしのエクレール……。」


【6戦後】
<−聖城学園−>
エ「行こう。」

沙「行こうって……そんないきなり……どこによ?」

エ「敵のところへ……。」

ユ「敵のところ……?」

エ「確かめたいンだ。」

ユ「何を確かめたいの?」

エ「相手が何を考えているのかを確かめたいンだ。」

エ「相手が、何を望ンでいるのか理解らないまま
  ただ戦うのは……もう嫌だから……。」

<−何処か判らない荒涼とした世界−>
?「ようこそ。」

エ「……あなたは?」

雲「私は藤原雲水。ヒエロスグリュペインのbQだ。」

エ「あなたが……雲水!?」

雲「その通りだ。そして……。

雲「申し訳無いが、お前達は『私の』為に贄となってもらう。」

エ「贄……!?ルシェルドの事ですか!?」

雲「いや、あの様な野卑た淫神じゃあないさ。」

雲「人類を破滅の危機に追い込み、人類を神人に進化させる。」

雲「お前達がよく知っているDrスダのニュータイプ理論だ。」

雲「だが、私の計画はその先に在る。」

雲「森羅万象全ての理を掌{たなごろ}に納め、天地の叡智を我が物とし、
  究極的には絶対的永久普遍の神的存在とも言える
  絶対太極そのものと同一化する事だ。」

雲「その第一歩として、ニュータイプ理論成就の為、
  お前に暗黒のアダムと暗黒のパンドラになってもらう。」

エ「くっ……!!」

エ「黙ってやられる訳には参りませんわ!!」

雲「ふむ、そうだな。……実に正論だ。」

雲「ところで、如何でもいい話だが……。」

雲「お前達の言う、魔に汚染かされた者達とやらと
  釣るんでいる事について、一言感想を聞かせて貰おうか?」

エ「私は……いえ、私達は……もうあの頃の私達ではありませんわ!」

雲「フ……呆れたものだな。」

雲「イデア。しばし相手をしてやれ。」

イ「判ってる……。

 少女の名前を口にすると、雲散するが如く消え去る雲水。

 前から人影が現れ、対峙するエクレールとイデア。

イ「やっと……やっと逢えたねエクレール!」

イ「こんにちはエクレール……。あたしはイデア。」

エ「え?」

イ「逢いたかったよエクレール!
  だって、ずっと夢の中でしか話せなかったもの。」

イ「エクレール、遊ぼう!」

エ「如何して私達が戦わなければならないんですか!?」

イ「だって……だってエクレールの事、大好きなンだもン、あたし!!」

エ「きゃあっ!」

 破滅の炎がエクレールを直撃する。

イ「アハハ!可愛いよ!エクレールの叫び声!大好き!
  もっと可愛い声聞かせてよ!」

イ「あたし、エクレールと同じ技なら何でも使えるよ!
  だって……」

イ「だって、あたしはエクレールなンだもン!」

イ「エクレールと同じだよ……だからね……え!?」

 どこからか沙羅沙とユキが助けに来る。

ユ「エクレール、大丈夫?」

エ「沙羅沙!ユキ!」

イ「エクレールと遊ぶのを邪魔したな……!」

イ「お前達はエクレールが好きな仲間だな!
  丁度いい、エクレールの前で引き裂いてやる!」

イ「エクレールはあたしのもの、他のコと仲良くしちゃダメ!」

沙「一寸、どうしてエクレールがあなただけのものなのよ!」

イ「エクレールはあたしだけのものだ!あたしとだけで遊ぶんだ!」

エ「沙羅沙とユキに怪我をさせたら……絶対に許さない!!」

イ「エクレール……何で!?……あたし、エクレールが大好きなのに…
  エクレールと遊びたいだけなのに……!!」

イ「エクレールは判ってくれるよね!?」

エ「言った筈だ……。」

エ「沙羅沙とユキを……大切な仲間を傷付けたら絶対に許さない!!」

〔小ボス1・戦闘〕

膠着状態。だが、エクレールのオルレアンは既に折られている。

イ「何だ、結構弱いのね……。」

イ「強くなって……。強くなってあたしと遊んで!!」

イ「また逢おうね。次は……」

イ「あの二人は絶対殺す!!


<−NAGASAKI・老人の家−>

老「……お前さんか。で……何の用かね?」

エ「あの……すいません。私……お爺さんの息子さんのお嫁さんの
  大切な形見の……オルレアンを……。」

老「折ってしまった……んじゃな。」

エ「すみません!」

老「いいんじゃよ。オルレアンは使用者の心そのものじゃ。
  心の有り様で強くも弱くもなる。」

老「それはこの剣を鋳造ったワシが一番よく知っておる。」

エ「お爺さんが?」

老「そのオルレアンが折れたという事は……。」

エ「私の心が……。」

老「お嬢ちゃん。」

エ「はい。」

老「オルレアンを……オルレアンを蘇らせたいかね?」

エ「はい!」

老「いいじゃろう。だが……。」

老「オルレアンは心の強さを力に変える武器じゃ。」

老「ワシは手伝うだけ。
  真の鋳造り手は使い手であるお前さん自身……。」

老「場合によっては……命を落とす事になるやもしれんぞ。」

エ「覚悟は……出来ていますわ。」 

老「……ふぅ……いいじゃろう。こちらに来なさい。」


<−とある部屋−>
エ「ここは?」

老「ここは記憶の部屋じゃ。」

老「大切なのは信じる心じゃ。
  信じる心がオルレアンに新たな力を与える。

老「儀式{イニシエーション}の用意は……いいかの?」

エ「はい。お願いします。」

老「うむ……。」

 エクレールの額に掌を当て、瞑想に入る老人。
 【画面・フェードアウト】


<−真っ暗な世界に今までのエクレールの記憶−>
エ「あれは…沙羅沙…ユキ…もし、二人に出会わなかったら……
  どうなってたんでしょうか……。」

エ「一緒に一生懸命戦った……狼牙さん達と戦うまでは
  知らなかったけど……仲間になれたから、力をあわせて頑張れた……。」

エ「みんなを護る為に戦えた……もし二人に逢わなかったら……
  どうなってたんでしょうか?」

エ「沙羅沙とユキは大切な……大切な仲間…三人一緒だからこそ
  最後まで戦えた、大切な大切な仲間……。」

エ「もし、沙羅沙とユキがいなかったら……。」

エ&イ「「どうなってたンだろう?」」

 後ろに、いつのまにかエクレールの記憶にイデアが立っている。

エ「イデア!?…何故ここに……!?」

イ「何故?あたしはエクレールだもの。」

イ「だからエクレールの事は何でも知っているのよ。」

イ「ねぇ…もし……。」

イ「もしあの二人に出会わなかったら、
  こンな苦しい想いはしなくて済ンだ……。」

イ「そう思った事って……無い?」

エ「違う!

エ「確かにあの時は苦しかったけど……
  でもそれはボクが決めてやった事なンだ!
  沙羅沙やユキのせいじゃない!」

イ「でも辛かったよね!痛かったよね!」

イ「ねぇ、こう思わない?」

イ「もしね、もしこの日本が消えちゃえば……
  こンな辛い事をしなくて済んだンだよね。」

イ「日本なンか消えちゃえば、
  こンな苦しい事をせずに済ンだンだよ。」

エ「辛かったけど……でも三人で頑張ったから……。」

イ「じゃあこれは?」

 イデアが、血塗れのルドルフ将軍の姿になる。

イ「パパを殺しかけたンだよね。」

 元の姿に戻る。

イ「……苦しかったね。……辛かったね。
  こンな事、したくなかったよね!」

エ「この頃のボクは……正義の味方気取りで、狼牙さん達の戦う理由も、
  本当の心も判らずにただ独善的に戦ってた……。」

エ「あンなに悲哀しい戦いだなンて知らなかったンだ!

イ「そう…知らなかったンだよね。でも……殺しかけたンだよね。」

イ「辛かったよね……哀しかったよね……。」

エ「うう……。」

イ「辛かったよね…。前の戦いでエクレールは
  心に深い傷を負ってしまった……。」

イ「巻き込ンだのは、日本の汚れた連中だ!」

イ「可愛そうなエクレール……傷付けられてしまったエクレール……。」

イ「エクレールをこンな目に遭わせたのは、汚れた連中だよ!!」

イ「あいつらが汚れた力に染まったから
  エクレールがこンな目に遭ったンだ!!」

イ「そンな汚れた連中、守る事なンて無いよ。エクレール……」

イ「ねぇ……」

イ「もう日本の事も、汚れた連中の事も忘れて一緒に遊ぼう……。」

イ「一緒に遊ぼう……みンな忘れて楽しく遊ぼう……。」

イ「エクレール……大好き。エクレールがいれば何もいらない。
  さあ、こっちへおいで……エクレール、おいで……。」

エ「沙羅沙…ユキ…。」

 手を延ばすイデア。

イ「おいで……。」

 エクレールを抱きしめるイデア。エクレールの目の焦点は
 既に合っていない。

イ「もう…もう何も心配する事なンかないよ。
  あたしと一緒にいようね。」

イ「あたしの事だけ考えて……。あたしだけを見て……。
  他の誰も心の中に入れちゃダメ……。
  許さないンだから……!」

エ「沙羅沙……ユキ……。」

イ「まだその二人の事を覚えているの……。」

イ「思い出してエクレール。沙羅沙とユキは、本当に
  エクレールに優しくしてくれた?」

エ「沙羅沙とユキは、何時だって優しかった……。
  この日本で戦ってきた大切な仲間だよ……。」

イ「本当にそう……?その思い出、間違っていない?」

 エクレールの脳裏に浮かぶ偽りの記憶……
 そしてイデアが化けた沙羅沙とユキ。

沙「こうなったのは貴方のせいよ!」

エ「沙羅沙……!?」

ユ「だって、君達が日本にこなければボク達、
  戦わなくて済んだんだもの。」

エ「沙羅沙、ユキ……如何して!?」

エ「あの時、三人で話したじゃないか!
  どンな事が有っても絶対に離れないって!」

エ「三人で一緒に……大切なものを護る為に……。」

沙「嫌よ!」

ユ「ボクも嫌だ。」

エ「沙羅沙!ユキ!」

沙「冗談じゃないわ。何であなた達なんかと
  一緒に戦わなきゃいけないのよ。」

ユ「ボク達は元々君達とは無関係なんだから。」

エ「違う……。」

ユ「君達とボク達は違うんだ。どうなっても関係無いね。」

エ「違う!

沙「あなた達がどうなろうと死のうとしった事じゃ無いわ。
  前の戦いの事なんてとっとと忘れて、早く帰りたいわ。」

エ「違う!!

 エクレールの体が激しく光る。

エ「三人一緒に大切なものを護る為に戦おうって約束したンだ!」

エ「約束は守る!沙羅沙とユキは…三人で交わした約束は
  絶対に守ってくれるから絶対に違う!」

イ「そう…ボクはあの二人の事を信じる!!」

エクレールの脳裏に老人の言葉が響く。

老「思い出すんじゃ。お嬢ちゃん、ワシの言葉を…。」

老「どんな時も自分を……仲間を信じるんじゃ。信じて願い続けるんじゃ。
  お前さんの願いを!」

エ「私の…私の願い……。」

老「自分自身と戦うんじゃ。
  お嬢ちゃん、闇に飲み込まれるでない!」

エ「そうだ……ボクは約束したンだ!
  沙羅沙とユキと……」

エ「そして自分自身と!

エ「ボクは自分自身の心の為に戦うンだ!!!!

イ「きゃあああああっっっっ!!!!!?」

 途端、エクレールの全身が力強く輝き始め、
 イデアがエクレールの記憶の部屋から追い出される。


<−NAGASAKI・老人の家−>

エ「あれ?ここは……?」

老「記憶の部屋じゃよ。オルレアンもほれ、元通り……
  いや、以前よりも強くなっている。」

エ「あ、有り難うございます!」

エ「でも……何故私の記憶の中にイデアが……?」

老「そうじゃのう……。強いて言うなら。
  あの少女はお前さんの影、お前さんの心の一部じゃ。」

エ「……イデアが…私の一部……?」

老「後悔、哀しみ、そして自分自身への苛立ちを感じたのじゃ……
   如何いう経緯かは知らぬが……。」
 
老「お前さんの出せなかった叫びが、
  強い光となってオルレアンを通じ、
  一瞬にして影を焼き付けてしまった。」

エ「私はあの時、自分をパパと戦わなければならない自分を……
  如何すればいいのか解らなかった……。」

エ「許せなかった……。」

エ「だからイデアは私の事を……。」

エ「イデアは私の心………。」

後編に続く


本陣へ撤退
本陣へ撤退
撤退
撤退