大番長関係の世界観

吸血鬼とは
Drラグナロクによって作られた新種の蛭{ヒル}・バシムに寄生された
人間(人間以外の動物含む)の狎{な}れの果て。
人間に戻ることは一応可能だが、かなりの技術と知識を要する。
バシムは卵のまま人体にジッと潜み、孵化した後は体の何処かに
へばり付き、宿主から血を鱈腹吸い上げると云う。
吸血鬼化すると、長い間陽光を浴びると砕け散ってしまう上に、
養分は人間の血液しか摂取する事が出来なくなる。
代償として、基本性能が眼界まで向上する上に
異常な再生力をもつ半不死身の肉体となる。
空に真月が出る時、その能力は最大限に発揮される。
かつて人間だった頃のプラム=バトリーは、この蛭をDrラグナロクから
受け取って人間を辞める事となる。
四神とは
現世と、魔界の狭間である「魔界孔」を封印する使命を受け継ぐ人々。
その力はどうやって受け継がれているかは定かでは無い。
「東の青龍 (仁) 」(現・黒田蒼鬼)
「西の白虎 (義) 」(現・結奈沢慶)
「南の朱雀 (忠) 」(現・火倉いずみ)(前・天楼神威)
「北の玄武 (礼) 」(現・未定)
の四名。
特体生とは
漆黒の結晶「Bクリスタル」から発生した、 Bパワー
力の源にする能力者。
ヒエロスグリュペインとは
今回の敵勢力。くわしくはこちら
Bパワーとは
人間の肉体に超常の能力を呼び起こす謎の力。
魔界孔とは
 現世の何処にでも存在しているへ魔界の入り口。
 魔族の逆流を防ぐ為に、その扉は空間的に閉じられている。
 救世主{メサイア}と、それを補助する存在である
 四神と呼ばれる存在によって、その封印の安定が保たれている。
 しかし近年、なぜか救世主が存在しなくなった事で
 そのバランスが何らかの原因で著しく崩れており、
 魔界孔が複数現れたのもそれが原因である。
魔界門とは
 魔界孔の総元締とでもいうべき存在。
魔族とは
 魔族とは、人間の「いつか罰せられる」という、
 いわゆる罪の思想と云うべき「強迫観念」の実体化した存在。

 人間の心の中には、多かれ少なかれ、いわゆる罪の意識による
 「自己否定の欲求」なるものが有り、
 それは真面目・潔癖すぎたり完璧を目指しすぎたりする者に顕著に見られる。
 
 「こんな事が出来ないのは自分では無い」

 「こんな事が出来ない自分を許せない」
 
 「こんな事が出来ない自分を消したい」
 
 「こんな事が出来ない自分は生きている意味(又は資格)が無い」

  人間を破滅に追い込む要素は、神の審判でも悪魔の裁きでも、
 増してや人間の醜い欲望なるものでも無い、
 『人間のうちに存在する自虐的な破滅欲求』である。

 それが大きくなると「罪を裁く者」が人の心に根付き始め、
 魔界門を通じて実体化して魔族と云う形で現れる。

 それでは人類は己の罪の意識によって自滅してしまうのであろうか。
 答えは『』である。

 人はおのずと無意識の内に,
 その心の闇から自らを救ってくれる存在を求める。
 それが「斬真」や「楠」に代表される人類の決戦存在である。
 そして人類の決戦存在は、心に巣くう闇が深ければ深い程
 より燦然と輝く光とならねばならない。

 魔族と戦う唯一の方法は
 「自分の全てを受け入れた上で、決して諦めない事」である。
救世主{メサイア}とは
 このガイアという惑星で最大の心の強さの持ち主のみがなれる存在。
この存在は、ガイアという惑星の中では念ずるだけで何でも出来る
全知全能の存在であり、四神の上位的存在「黄龍」でもある。
太古の昔より「四神」と共に存在し、「魔界孔」の大元である
魔界門」を封印してきた存在である。
その力は強大で「救世主」一人で「四神」全てに匹敵すると言われている。
それ故に、陽の「四神」、陰の「黄龍」とお互いが対をなす存在として、
互いに封印を支え合ってきた。
しかし、神威の起こした事件の後、「魔界門」を守護すべき存在の
救世主」は突如として姿を消す事になる。


本陣へ撤退
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撤退
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