メインストーリー
200X年。突如として日本の中心に開いた大穴、
通称「魔界孔」。
魔界孔の出現に伴ない発生した天変地異により、
大地はねじ曲がり、海は分かたれ、日本は列島の
姿を失った。
時を同じくして各地に現れた漆黒の結晶
「Bクリスタル」から発生した、 Bパワーは人間の
肉体に超常の能力を呼び起こした。
能力者は「特体生」と呼ばれ、一般人の恐怖の
対象となり、日本は暴力と恐怖が支配する
闇黒の時を迎え、諸外国からも隔離された。
しかし魔界孔出現から一年後、強力な意志と戦闘力
を持った一人の男が、全国の特体生をまとめて学生
連合を作り上げ、日本に秩序を蘇らせる。
そして学聖暦十年、斬真の男、斬真狼牙が神威との
因縁に決着を付け、魔界孔は閉じた。
人々は、平和が戻ったのだと思っていた。
だが……12月25日、魔界孔は再び複数の土地に
姿を現し、その日と前後して謎の組織、
ヒエロスグリュペインが日本での活動を活発化させる。
そして……『それ』は現れた。
魔界門……黄泉比良坂と呼ばれる魔界の門にして、
全ての魔界孔の源泉……。
その日を境に
斬真狼牙は高羽紗枝と共に姿を消した……。 |