| 秘密結社ヒエロスグリュペイン組織図 |
| 秘密結社ヒエロスグリュペイン 秘密結社ヒエロスグリュペイン…彼らは人類全てを 「神人類{ｺﾞｯﾄﾒﾝｼｭ}」へと進化させることを目論み、 そこへ完全なる「神」の降臨を持って、完全なる統治を実現させんとする。 ヒエロスグリュペインの起源はエジプトのピラミッドに端を発する。 「王家の谷」と呼ばれる遺跡地帯には数々のピラミッドが眠る。 表の歴史上では、その発掘がされたのは近年であるが、 しかし、その時には既に多くの秘宝は盗み出された後であった。 裏の歴史においては既に、王家の墓から恐るべき秘宝…、 否、「秘法」が発掘されていた。 名も無きファラオにまつわる恐るべき「秘法」が…。 その「秘法」とは古代エジプト文明において栄え、 現代科学をも超越する脅威のオーパーツである。 そして世界中から有能な科学者、考古学者を集め、 ヒエロスグリュペインはそれら「秘法」を長きに渡り解析した。 結果、遺伝子操作・電子義手や電子義眼に人造人間等の サイボーグ技術開発・脳改造による人造特体生の発現、 各種強化薬物の研究開発、etc... 「人間」を「強化」するオーバーテクノロジーを有するようになる。 （古代エジプトにおいての「死者の蘇生の術」は、 表の歴史にもその名前のみが伝えられている。） 人類を進化させるための「秘法」…そこには続きがあった。 それは世界を治める「秘法」…それこそが「神」を降臨させる秘儀である。 「秘法のありか」を辿ったは「日本」に目をつける。 日本がなぜ黄金の国「ジパング」とよばれたのか… それは、救世主が残したとされる黄金の遺産があったために他ならない。 それは魔界門に行き着く。「黄金の遺産」ことエゾ・NAGASAKI・京・真宿に 新たに開いた魔界孔に彼らの望む最後の秘法を巡り、物語は胎動する。 |
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| 秘密結社ヒエロスグリュペインの階級{ﾋｴﾗﾙｷｰ} 総帥であるジューダス・レネゲイドを頂点とした、 絶対階層構造の地位体系を持つ。 ◆総帥[ファラオ] 名実共にヒエロスグリュペインの頂点に立つ ヒエロスグリュペインの指導者であり、首領。 ヒエロスグリュペインの存在意義であり、 目的意思そのものでもある存在とされているが、 その全貌は一部の者にしか知らされていない。 ◇三柱の護衛神 総帥を護る、総帥直属の巨大ロボット。 ◇部門[ぶもん] ヒエロスグリュペインの主な職務を遂行する機関。 それぞれノモスと称される最高幹部が統括している。 地の{ター}ノモス 「ケド（職人）」は資金を初めとする物資調達部隊。 「メニウ（羊飼い）」は後方支援担当であり、 医療や救護班及び諜報活動を担当する部隊。 ◆情報部門[情報部門] 情報収集及び操作・宣伝等を一手に引き受けている部門。 構成員の為の機関誌の出版責任も担っている。 天の{ぺト}ノモス 最高幹部直属の部下に 「イアビ・イアト（左眼）」「ウネミ・イアト（右眼）」 「ウジャド（神眼）」「フェネジ（鼻）」 「イアビ・メセジェル（左耳）」「ウネミ・メセジェル（右耳）」 「ルー（口）」 の７名が存在する『頭脳労働集団』。 ◆生態部門[せいたいぶもん] 軍事・情報・近衛部門の依頼を受けて それぞれに必要な生態的実験及び開発を行う部門。 ◆化（科）学部門[かがくぶもん] 生態部門とは異なり、独自の判断で長期的な実験及び開発を行う、 最も謎に包まれた部門。デーモンハザードの所属部門。 人の{スー}ノモス 直属の戦闘部隊長である幹部に 「ウネミ・レメヌゥ（右腕）」「イアビ・レメヌゥ（左腕）」 その下の隊長に 「アメム（握り拳）」「ジェバ（横向きの指）」 と呼ばれる直属の部下を従えている。 「ウネミ・レメヌゥ（右腕）」 率いる部隊 「マイ（獅子）」 が実動戦闘部隊であり、 「イアビ・レメヌゥ（左腕）」 率いる部隊 「イウ（猟犬）」 は特殊部隊部隊とされる。 ◆軍事部門[ぐんじぶもん] ヒエロスグリュペインの軍事権を一手に引き受けている部門。 ヒエロスグリュペインの兵器全般の製造、開発責任も担っている。 部隊編成 ◆特殊戦闘員[とくしゅせんとういん] 特殊な任務に従事する構成員の総称。全員が特殊な能力を持ち、 時には下級構成員を育成する師範を務める場合も有る。 ◆幹部［かんぶ］ 最高幹部の下で働く部隊長。 ◆参謀長[さんぼうちょう] それぞれの幹部（師団長・万人長）に一人ずつ属する。 ◆参謀[さんぼう] それぞれの参謀長に三人ずつ属する。 ◆大尉[たいい] それぞれの幹部に五人ずつ属する。二千人長。 ◆師団参謀[しだんさんぼう] それぞれの大尉に十人ずつ属する。 ◆中尉[ちゅうい] それぞれの大尉に二人ずつ属する。千人長。 ◆少尉[しょうい] それぞれの中尉に十人ずつ属する。百人長。 ◆軍曹[ぐんそう] それぞれの少尉に五人ずつ属する。二十人長。 ◆伍長[ごちょう] それぞれの軍曹に二人ずつ属する。十人長。 ◆一般構成員[いっぱんこうせいいん] それぞれの伍長に十人ずつ属する。 |
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| ■１２神 総帥のジューダス・レネゲイドの下にある、 厳選された１２人の特Ａ級特体生達。 古代エジプトにおいて神と崇められた動物で十二支を構成している。 厳しい完全実力主義の下、単なる戦闘能力だけではなく、一定以上の 指揮能力や風格・功績・そして総帥への忠誠心も要求される。 数多のヒエロスグリュペインの中でも最強の能力や戦闘力を 有するだけあって、その能力は想像を遥かに越えるもので、 軍・一個師団に匹敵する12神に対抗できる者は、 数える程しかいないとされる。 主な任務は、情報収集及び操作から作戦の指揮等、多岐に渡る。 1２神は必ずしもヒエロスグリュペインの最高幹部というわけではない。 組織の中での地位を問わず、予知力・霊力・指導力・並外れた体力・ 天才的な戦闘力・人に抜きん出た高知能等、 何かの能力者が選ばれており、最高幹部も含まれれば、 末端の戦闘員であるものもいる。 子「ゲブ（針鼠）」 丑「ハトホル（バッファロー）」 寅「セクメト（豹）」 卯「コンス（野兎）」 辰「セベク（鰐）」 巳「ヌン（コブラ）」 午「アスタルテ（人馬）」 未「フウム（羊）」 申「トト（ヒヒ）」 酉「ホルス（禿鷲）」 戌「アヌビス（アヌビス）」 亥「セト（サイ）」 |
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| ◇規格外 ここに属するのは服部半蔵ただ一人。 厳しい階級制が確立されているヒエロスグリュペインの中で、 唯一階級に囚われない存在。 |
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| ヒエロスグリュペインが行う理論の実践とは？ ①「神人」たる異能力を備えたカサフ達をヒエロスグリュペインに集める。 ②幹部達に命じて、世界的集会等を開いて 進化に必要なエネルギー「アクナトン」を集めさせる。 ③暗黒のアダムと暗黒のパンドラの力の融合により、 完全神化体「アメン・ラー」を創造。 ④組織的、作為的に戦争や自然破壊等で、 地上と人類を破滅に向かわせる。 ⑤その混乱の中で、完全神化体「アメン・ラー」によって進化した超人類 「カサフ」が僅かに生き残った人類を導く。 |
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| カサフとは？ ヘブライ語で「魔術師」の意であり、古代において特体生はこう呼ばれた。 |
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| 暗黒のアダムと暗黒のパンドラとは？ 完全神化体「アメン・ラー」を降臨させる為の依代{よりしろ}であり、 又、光と闇、炎と氷 「相反する存在を融合する」ことによって生まれる ヒエロスグリュペインを手にする為の存在である。 |
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| ヒエロスグリュペインとは？ エジプトの秘法における絶対的永久普遍の絶対太極そのものの根源。 相反する存在が一つになっている状態を指す。 秘密結社・ヒエロスグリュペインは、これを動力源に 完全神化体「アメン・ラー」を降臨させようとしている。 |
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| デーモンハザードとは？ 虫も殺せない者ですら凶悪な獣に変身させる「悪魔製造工場」。 人の潜在意識に隠された残忍性・凶暴性を マインドコントロールによって引き出し、 薬物による人格・体格の改造も施す。 所長のDrラグナロク（故人）は、格闘技術や人体力学に精通し、 心理学者でもある、いわば化学界のマッドサイエンティスト。 ブロジェクト「アペプ」 通常の伝染ウイルスの数十倍の感染力を持ち、 宿主細胞をあっという間に喰い潰し、 ありとあらゆる抗ウイルス剤を無効化、 熱湯による消毒さえ効かない遺伝子操作による 新病原性ウイルス・アペプ。 これらを愛玩用の小動物に植え付けペットとして世界中にばら撒く。 プロジェクト「ジェセル」 ※生物兵器とは、生物を訓練或いは脳そのものを操作する事によって 動きを制御し、その生態に爆薬等を括り付け、 敵に特攻させる事により攻撃を加える事を目的とした生きた兵器。 そこで使用されるバイオコンピューターは、 生態と同じ蛋白質で構成されている為、 あらゆる生態の脳の錐体路系統運運動野に直接埋め込む事が可能。 集積度は従来の数億倍になり、更に学習による増殖も可能。 全ての動物を兵器化出来、思い通りに攻撃や防御が可能となる。 海では海豚や鯨が生きた潜水艦・魚雷となり、 空では鳥が戦闘機になる。 渡り鳥に小型の核爆弾を積めば正に大陸間弾道弾になる。 陸においては犬猫等は超小型の高性能戦車であり、 証拠も残らないメリットも持つ。 生産化されれば低コスト（ほぼ餌代だけ）で最大の軍事的効果を生む。 |
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| ニュータイプ理論」とは？ 某国立大学に学生として在籍していた頃の カトリーヌ（故人）という女性とDrスダが提唱した理論。 その内容は、非常識・非現実的・非人道的で極めて信じがたい。 ニュータイプ理論の究極思想はナチスの超人思想に有る。 理論では… 世紀末以降、人間の二極分化は引き返せないところまで来る。 富む者は益々富み、奢る者は益々奢り、 踏み躙られる者は益々踏み躙られ、 賢い者は益々賢く、愚かな者は益々愚かになる。 幸も不幸も集中する者に益々集中し、 災害は災害の多い場所に集中し、 楽園は一層楽園になっていく。 要するに、土地や金や支配力を得る者は益々それを得、 支配される者は益々支配されるだけになる。 そして一部の大国を除き、多くの国が餓える。 幾つかの国は崩れて燃える。 人間が大自然を征服できると信じて大自然を侮り侵す為、 大自然が人類に対して復讐の災厄を下すからだ。 ２０１４年には応酬と全米の１／３と、 アフリカと中東が完全に荒廃し、第三次世界大戦が起こるだろう。 そして、人類は大自然から手酷く復讐される。 奇行も二つに別れ、激しい熱と冷気、火と氷、 大洪水と大旱魃が代わる代わる人類を襲うだろう。 だが、人類の中から超人類は現れる。 最早人類では災厄に対抗出来ずに滅びかけるだろう。 然し、進化とは滅亡の中の危機から生まれるものである。 人間を進化へと導く事は、絶滅的危機へと導く事に他ならない。 災厄に対抗する為に、氷河期の中で猿が人間に進化した時の如く、 人類は超人類を生み、ガイアを押さえ、人類の指導者となる。 そして数十年後、それが人類を想像を絶する究極の状態に導く。 人類がガイアからいなくなるのである。 然し、これは人類の滅亡と云う意味ではない。 人類が人間以外のロボット的生物に、 一部は人間以上の存在に進化してしまっているからである。 もっとはっきり言えば、人類の一部は人類からより 高度な存在に進化して、神に近い生物になっている。 人類から神へと進化するのであるから、 神人{ｺﾞｯﾄﾒﾝｼｭ}と呼んでも差し支え無い。 残りの大部分は、進化なのか退化なのか解らないが、 一種の機械になっている。 ただ操られて働いた入り楽しんだりするだけの、 完全に受動的なロボット生物になっているのだ。 それまでの気候異変と環境異変、政治と娯楽と食物、 それから起こる突然変異がその様な連中を大量に生み出す。 神人も同様で、同じ原因から生まれてくる。 ただ突然変異が大脳にプラスに働いて、 進化の方向はロボット生物と別方向になるだけだ。 いずれにせよ、彼等は今の人間の数次元上の知能と力を持つ。 彼等は団結して地球を支配する。 それまでのあらゆる危機や問題は、 彼等神人達の知能と力で急速に解決されていく。 ロボット生物達の方は、それに従って生きるだけだ。 これはある意味で気楽な身分である。 ロボット生物達は神人の認める限度で、多くの物を与えられる。 食物・住居・職業・娯楽・恋愛、そして思想さえも与えられる。 ただロボット生物は、自分達が自分達の意思で 生きていると思っているが、 実は神人達は全てを見通していて、 管理工場の家畜の如く彼等を育て飼う事になる。 こうして人類は、完全に二つに分かれる。 天と地の如く二つに分かれた進化の方向をそれぞれ進み始める 一方は限りなく神に近いものへ、 他方は限り無く機械生物へ近いものへ。 そして1000年もすれば、ガイアには機械生物の群れが棲み、 神々が天空から支配する様になるのだ。 第三次世界大戦の始まり 北朝鮮の実権を握る若手の過激指導者達によって、 ９月１日午前５時か１５時午前９時を期して、 旧ソ連製のＳＡ・Ⅴミサイルをソウル周辺の韓国軍基地に叩き込む。 同時に戦車二個師団が３８度線を越える。 旧ソ連製のみグ３９とスホーイ３５戦闘機が在韓の米軍基地を急襲する。 更に機甲三個師団が、韓国南部の二箇所か三箇所に上陸する。 在日米軍は全部戦場に出払い、 日本の幾つかの都市や基地が北朝鮮空軍の猛攻に曝される。 同時にこれと連動して、世界中の過激国が 必死の同時総攻撃に踏み切る手筈になっている。 中南米・アフリカ・西アジア・中東・イラン・キューバ・ パレスチナゲリラ・シリア・リビア・エチオピア・イエメン・スーダン・ ニカラグア・アラブ過激派５グループが密かに水面下で同盟を組んで、 北朝鮮と同時連携攻撃に出る。 戦場での攻撃だけに留まらず、命知らずのテロ集団を動員して、 日米欧各国の要人を暗殺する計画も立ててある。 また、開戦とシンクロして、各国の主要空港も爆破。 石油タンクや原発、核輸送の船やトラックにもロケット弾を叩き込み、 同時に日米欧の軍事コンピューターにハッキングして 軍事衛星を墜落させる。 被害国は激昂し、報復の科学ミサイルを対立国に射ち込む。 相手はすぐ様射ち返す。米露もすぐ支援空軍と支援ミサイルを出動させ、 そして一時間足らずで全世界の一部は 何発かの新型核と多くの中性子ミサイルと多くの化学ミサイルで、 地上は地球とは思えない廃墟に変わり果てる。 宇宙では衛星群のレーザー砲による大戦が始まり、 その影響は地球の高空のオゾン層やバン・アレン帯の一部も破壊し、 紫外線や宇宙線が破壊された衛星兵器と一緒になって地上を直撃する。 そして全面戦争。結果は、勝者も敗者も無い散々たる有り様になる。 何故なら、残存している双方のあらゆる毒物と爆発物が 全部その戦場へぶち込まれ、地震や豪雨を引き起こす災害兵器、 超小型化された新種の核、協力中性子、 新型超ウイルスも使用されるからである。 その為、決戦場に入り乱れた兵士達は、全部ここで滅びる、 被害は中東とヨーロッパを中心に、少なくとも北半球の殆ど。 人的被害は全人類の１／３前後。 |
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