アニメ遊戯SEVENＳ{ｾﾌﾞﾝｽ}レビュー　第３０話　戦いの虎吸

王道遊我

石橋陽彩

上城龍久{ﾙｰｸ}

矢代拓

蒼月学人

花江夏樹

霧島ロミン

楠木ともり

カイゾー

小林裕介

セバスチャン

多田野曜平

上城大華{タイガー}

上條沙恵子

部員

安田陸矢

河村梨恵

鎌倉有那

次回、いよいよラッパデュエット大会へ!! 佐伯ユウスケ熱演の“ジャンゴ”登場!!

獣翼剛王セイス

★　７

属性　　風

種族　　獣族

ＡＴＫ　　１９００

ＤＥＦ　２５００

【条件】［相手フィールドの表側表示モンスターの数］と
　　　　［自分フィールドの魔法・罠カードの数］が同じ場合、
　　　　自分フィールドの魔法・罠カードを
　　　　３枚まで墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター１体を選び、
　　　　その攻撃力・守備力をターン終了時まで、
　　　　［この効果の条件で墓地へ送ったカードの数］
　　　　×１０００ダウンする。

今週は遊我が蘭世＆凛之介が家族と一緒に
温泉旅行に出かける事になったと聞きます。
そのせいで二人は合宿に来れなくなったと。
そして学人が出した二人の旅行の写真は……
どう見ても赤鬼と熊の人形に
二人の顔をコラージュされた合成写真です。
本当にありがとうございました。

ここでルークがラッシュデュエル大会の
エントリーカードが来たと興奮気味に報告に来ます。
「このエントリーカード……
　ラッパデュエット大会って書いてある件。」
デュエッ!?全然違うじゃあんか!!

セバスチャンによれば
「ラッパデュエットとは二人一組で
　管楽器を演奏して技術を競う大会」
だそうです。
まあルークの意見は？

ルークはここでやっとラッシュデュエル大会ではなく
ラッパデュエット大会にエントリーしてしまった事に
気づきますが後の祭り。
「つまりラッシュデュエル大会とやらはなかったのね。
　アンポンタン部長の勘違いと。」
「面白そうじゃん。ラッパデュエット大会。
　早速エントリーしたのに
　棄権しちゃうのは勿体ないし。」
遊我ェ……

「確かに学校にも出場届を出してしまいましたし
　部活の実績として棄権というのは
　印象もよくありません。」
という訳で吹奏楽部に協力を仰ぐ事に。
７小吹奏楽部は大会で幾度となく
優秀な成績を収めた本格派……ん？
ルークが何か怖気づいとるー。

ルークの直感山勘第六感が
最大限の警報アラームをブッパしております。
しかし吹奏楽部にしては部室の中から
音が一切しないというのもこれまたおかしい。
本格的な防音設備でも整ってるんでしょうか

という訳でおジャマしマンモス。
と、ここで青髪ポニテで目を朱く
ギラギラ光らせている謎の美女が。
「ここで何をしちょるばいアホの弟。
おとーと？
「お…おおおおお…お姉ちゃん!!」
ルークのおねーちゃですか？

「タイガーとお呼び!!と常々言っとろーが!!」
タイガーと名乗る美女の後ろに
猛虎のイメージがででーんと。
木人コスプレが三人でお出迎えしちょるばい。
そしてせっきょーターイム!!
「つまりラッシュデュエル大会に出る筈が
　勘違いで吹奏楽の大会に出る羽目になったと。
　随分とうちのスットコドラギアス太郎が
　迷惑かけちょる様だね。」

「スットコドラギアス太郎だと!?
　遊我を悪し様に言うな!!」
「お前のことじゃーーーー!!!!」
ルークは多分マジで天然で言ってますこのセリフ。

「ラッパデュエット大会が
　どんなのかは何となく理解るよ。」
「なら手伝うはやぶさかでは無い。
　但しこの私に勝利つ事が出来れば、
　の話だけどね。」

タイガーポーズをするのを
三人の木人コスプレ部員が讃えております。
「なら好きな獲物を選択びな。」
ていうか吹奏楽部なのに何故
武器の類がありますか？
奏楽関係ないじゃあんか。
それってリアルファイトじゃん。

それに対して遊我がとった武器とは
「ぼくが使用うのはこれだよ。
　ぼくの創設ったラッシュデュエルでどう？」
デュエリストにとってデュエルディスクこそが
剣であり盾であるデュエリストの矜持を、
この一言が雄弁に物語っております。

「おのが魂をデッキに宿し
　切り札という名のコブシをぶつけ合う。
　デュエルもまた盤上が格闘技。
　勿論異論はない。」
それでこそデュエルアニメよ。

「お姉ちゃんは世界中のありとあらゆる
　闘争いを極めし達人。
　デュエルもまた例外ではない。」
「そういやずいぶん前に身の程知らずの
　オタンコガンマ線バーストが
　私に勝負を挑んできたけど
　ボコンボコンに返り討ちにしてやったっけお。」

「オタンコガンマ線バーストだと!?
　それ以上遊我を悪し様に言うな!!」
「お！ま！え！の！ことじゃーーーー!!!!」
ルークの天然ボケには誰も勝てません。
てか声圧だけでルークを吹き飛ばすとは
マジパねえですしおすし。

まずは拳楽姫メリケンサックスを２体召喚し、
突楽姫トランペットンファー２体をアドバンス召喚。
まさに楽器と武器を融合した新しい格闘技・風雲拳。

墓地のメンサクの数だけランファの攻撃力を
パンプアップしますが１ターン目は攻撃でけないので
攻撃力を上げるのはハターリとロミンが分析します。
しかしおそらくはタイガーは性格的には
ハッタリをかますとは思えません。
そして遊我は流石に何かあると油断せず。

ここでタイガーが自称貪欲エナジーを身に纏わせつつ……
ファゴットを大音でならせます。
なんちゅう肺活量っていうかロミン達が
風圧でリアルに飛ばされそうに。

呼吸ならぬ虎吸でブレスと呼ぶそうで。
全集中・虎の呼吸　一の型……はタイムリーです。
魔法カード、楽姫の息吹の息吹で、
墓地のもう一体のランファも蘇生しマース。
レベル６が３体…来るぞ遊我、そうじゃなくて、
攻撃力パンプアップはほんの見せかけで
メンサクを墓地に送る事がメインの様で。

「どんな時も決闘いという名の
　風雲下克上をブラストするは……」
答え：ヒートでストロングな息遣い
……成程、判らん。

「つまり管楽器の修得こそが凡ての勝利に通ずる!!
　最終決戦ファイナルアンサーなのさ!!」
後ろに虎のイメージがどどーんと出ております。
つまり管楽器万能説と。
格闘技を追求していく内に
息継ぎが重要であることに気づき、
やがて吹奏楽に辿り着いたとの事で。　

ささやきの妖精略して左様せいと
スパークハーツ・ガール略してスハガールを召喚し、
左様せいで墓地の相手のメンサクを二体デッキに戻します。
更にスクガールの効果でランファの攻撃力を下げ、
墓地の罠カード、火の粉のカーテンをセットします。
そしてセブシャンをアドバンス召喚して攻撃しマース。
「墓地に眠る朋友の力を糧にして
　己のコブシを強化する……私と気が合いそうだ。」

「今私のここんとこに酸素とかそれ系が
　絶好調でヘモグロビン。ひじりこぶしアチョー!!
　やめろと言われてももう遅いだよ!!
　一度しか言わないよ！気合で感じな!!」
と驚天動地の工場で重楽鬼アンサンブルファイター、
略してアンタを召喚します。
タイガーは一度しか言わないのがコツ。

更に旋楽姫ヌンチャクラリネット略して
セガヌラリをアドバンス召喚。
セガヌラリの効果でセブシャンの攻撃力が……
墓地に送ったカードが魔法カードなので
この手の攻撃力デバフ効果にしては
珍しく不発に終わります。

更にアンタをパンプアップして
「タイガー君の墓地にはメンサクが三体で３００。
　つまり攻撃力２５００!!」
「でも遊我は火の粉のカーテンが有るから
　実質攻撃力２０００……」
ロミンの説明フラグが……
学人とロミンによる盛大なフラグリレーでした。
ていうか伏せカードの名前を言うとか
ルール的にかなりまずいんでは？

「いや…タイガーは罠が存在るのを
　理解った上で仕掛けてくる。」
「やっぱりお前とはいいブレスが出来そうだ。」
遊我が一連のフラグをへし折る
上書きのフラグセリフを……と思ったら、
アンタの効果で罠カードが発動出来ません。

「セブシャンをおねんねさせておしまい!!
　撲滅覇道重奏劇!!」
やばい姉弟だ……。
そしてランファの攻撃でライフが１００に!!
遊我のライフは正に風前の灯火(棒)!!

「決闘いという名のロード、
　その果てにお前は何を見る？」
「ロードの果て？」
ここでルークの脳裏には
「何一つお姉ちゃんに勝てなかったこの俺は
　デュエルでなら負けない。
　そう信じて決闘いを挑んだ。しかし……」

ここで改造のタイガーが
「お前は決闘いの果てに何を見る？」
と問いかけます、
何気に上城家は結構裕福な家庭と判明。

「ラッシュデュエルを創設ろうと
　思った時からぼくの気持ちは変わらない。」
「決闘いの先に存在るものを既に見つけているとでも？」
「もちのろん！」
「そそそそーとも！たたたたたかいのさきに……
　あるもの……それは…」
「笑顔だ!!」
「デュエルの王だ!!」

返すターンで……五枚のうち火の粉三枚。
え～～～～～～～～!?まさか手札事故!?
ビースト・サモナーをリリースして
柔能く剛を制す獣翼剛王セイス、
略してジュースをアドバンス召喚!!
しかし１９００ではアンタは倒せません。

柔能く剛を制すの名を冠するからには
攻撃力を越える何かを秘めている。
カードを２枚伏せますが
アンタに罠は通用しないのは承知のはず。

相手モンスターの数が
自分の伏せ魔法・罠の数と同じ時に
ジュースの効果が発動します。
手札の魔法・罠を３枚墓地送りにして
その数×１０００アンタの攻撃力をダウンさ。

そして火の粉を発動させれば
ライフがジャスト１９００に。
そしてジュースの攻撃で
アンタを撃破して勝負あり!!

「実はアホたれ弟が
　私にデュエルで負けてから……
　ちょいとばかし心配だったんだ。」
てかタイガーが岩山の天辺に立っているのは
イメージかそれともソリッドビジョンか……？

「だけどある日学校でお前と
　ラッシュデュエルをやっているのを見て
　いたらヤケに楽しそうでねえ。
　アンナルークを見たのは久しぶりさね。
　決闘いの先の笑顔……
　お前ならやり遂げられるかも知れないねぇ。」
描写からして２話のデュエルですな。
てかこれを見てたんだ。

「う…うおおん！お姉ちゃんに勝利った!!
　スゴい！スゴいぞ遊我!!
　見たかお姉ちゃん!!これが遊我の力だ!!
　そして遊我より強い俺は実質
　お姉ちゃんに勝利ったというわらば!!」

「タイガーって呼べっちゅーとろーが!!」
一括でルークを壁に物理的に叩きつけました。
しかも今週三回も。
日に３度壁に叩きつけられるバカがいるかッ!!
たらればや三段論法で
勝負事を語るのは愚か者のやる事や。

「男子三日会わざれば刮目して見よ」
とも言いますしルークとタイガーの
リベンジデュエルも有るのでしょうか？

「約束通りお前達に管楽器の手解きをしてやる。」
と言う訳で「すーすーはくはく」「すーはくすーはく」
「ブレスブレスブレスブレース」と言う型になるまで
虎吸のトレーニングに勤しみます。
あ、タイガーがセバスチャンに座ってる。
セバスチャン……抜け目無き奴よ。

そして来週のラッパデュエットに移る。
今週のＥＤは遊我のソロで
新カットにずぶ濡れの遊我に
タオルを渡すカイゾーと、
海水浴に勤しむ遊我一行、
そして雪遊びをしている遊我と、
三本立てです。

来週はジャンゴとかいう緑頭とデュエルします。
何やら昆虫族使いっぽそうですし
サブタイにアリとありますから
アリデッキでしょうか。
叛逆と昆虫で……シンジ!?

では、又来週!!