真・闇の会超破落戸的妄想第六作目 アニメ遊戯王DMGXレビュー
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平成19年 05月 30日
TURN-138
 
覇王降臨・死の決闘者{デュエリスト}たち
今回は、禿頭の爺さんと孫の少年が
夜中に焚き火を囲んでいるところから始まります。
少年は木の模造デュエルディスクでドローの練習をしています。
デュエリストの卵でしょうか?


そこにジムとオブライエンの二人がやってきます。
何故かカレンは包帯ぐるぐる巻きです。
「(十代の写真を見せながら)
 この遊城十代という男を捜している。
 知っていたら教えてくれないかい?」

「残念じゃが記憶に無い。老人ボケじゃないぞい。
 デュエリストかね?そうなら諦めなされ。
 デュエリストが一人でこの辺をうろついていれば
 格好の餌食というもの……。」

「ワァッツ?どういう事だジェントルマン?」
「ネロ、お前もデュエルディスクで遊んでいて、
 デュエリストと誤認されたらどうするべや……。」
どうやら、
ここではデュエリストは立場上拙いらしいです。


「えへへ!ぼくだってデュエリストになるんだ!!
 そうしたら、お爺ちゃんを守ってあげるよ!!」
「……。」


孫が何かに熱中するのは祖父としては嬉しい様で、
思わず顔が少しほころびますが……
あ、志村、後ろ後ろ!!
覇王軍のデュエリスト狩り部隊だぁ!!


「バトルフットボーラーコンビでーす!!
 デュエリストは出てこんかい!!
覇王様はデュエリストを求めておられる!!」


「もうおしまいじゃあ……」
「下がっていろ……。」


老人は抵抗する術すら持たず、絶望に腰を抜かしますが、
そこは我らがジムとオブライエン、
チンピラ二名の前に立ち塞がります。
「デュエリストか!!ならばデュエルだぁ!!!!」
ハイエナは一匹だけじゃねえんだぜ。

バトルフットボーラー
★  属性   種族  機械族 ATK  1000 DEF 2100
高い守備能力を誇るサイボーグ。
元々はフットボールマシンとして開発されたという。


一方、覇王城では覇王を讃える
覇王コールが響き渡っています。
闇魔界の覇王
レジェンド・デビル、
ヴァンパイア・ロード
半魚獣フィッシャー・ビースト
機械王
ネオアクア・マドール
タルワール・デーモン
名称不明(六本の腕で6本の刀を持つ)
確認出来るだけでこれだけいます。

闇魔界の覇王
★  属性   種族  悪魔族 ATK  2000 DEF 1530
強大な闇の力を使い、まわりのものを全て破壊する。

レジェンド・デビル
★  属性   種族  悪魔族 ATK  1500 DEF 1800
自分のスタンバイフェイズ毎に、
このカードの攻撃力は700ポイントアップする。

ヴァンパイア・ロード
★  属性   種族  アンデット族 ATK  2000 DEF 1500
このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与える度に、
カードの種類(モンスター、魔法、罠)を宣言する。
相手はデッキからその種類のカード1枚を選択して墓地に送る。
また、このカードが相手のカードの効果で破壊され墓地に送られた場合、
次の自分のスタンバイフェイズにフィールド上に特殊召喚される。

半魚獣 フィッシャー・ビースト
★  属性   種族  魚族 ATK  2400 DEF 2000
陸では獣のように、海では魚のように素早く攻撃する。

機械王
★  属性   種族  機械族 ATK  2200 DEF 2000
フィールド上の表側表示で存在する機械族モンスター1体につき、
このカードの攻撃力は100ポイントアップする。

ネオアクア・マドール
★  属性   種族  魔法使い族 ATK  1200 DEF 3000
水を支配する魔法使いの真の姿。
絶対に破る事のできないと言われる巨大な氷の壁をつくり攻撃を防ぐ。

タルワール・デーモン
★  属性   種族  悪魔族 ATK  2400 DEF 2150
そのタルワールは、
悪魔族でも剣術の達人しか持つ事を許されていない。

カオス・ソーサラー
「東部方面、制圧完了。」

ガーディアン・バオウ
「北部も、我らが支配下に……。

スカルビショップ
「西部方面も制圧は時間の問題かと。」

熟練の白魔導師&熟練の黒魔術師
「覇王様、残るは南部のみ……。」
一方その覇王は手下の報告を受けています。
報告を聞く限りでは、南部は手付かずの様です。

カオス・ソーサラー
★  属性   種族  魔法使い族 ATK  2300 DEF 2000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の光属性と闇属性モンスターを
1体ずつゲームから除外して特殊召喚する。
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を
ゲームから除外する事ができる。
この効果を発動する場合、
このターンこのカードは攻撃する事ができない。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。

ガーディアン・バオウ
★  属性   種族  悪魔族 ATK  800 DEF 400
「破邪の大剣−バオウ」が自分のフィールド上に存在する時のみ、
このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができる。
戦闘で相手モンスターを破壊して墓地へ送る度に、
このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
また、戦闘で破壊した効果モンスターの効果は無効化される。

スカルビショップ
★  属性   種族  魔法使い族 ATK  2650 DEF 2250
「悪魔の知恵」+「魔天老」

熟練の黒魔術師
★  属性   種族  魔法使い族 ATK  1900 DEF 1700
自分または相手が魔法を発動する度に、
このカードに魔力カウンターを1個乗せる(最大3個まで)。
魔力カウンターが3個乗っている状態の
このカードを生け贄に捧げる事で、
自分の手札・デッキ・墓地から
「ブラック・マジシャン」を1体特殊召喚する。

熟練の白魔導師
★  属性   種族  魔法使い族 ATK  1700 DEF 1900
自分または相手が魔法を発動する度に、
このカードに魔力カウンターを1個乗せる(最大3個まで)。
魔力カウンターが3個乗っている状態の
このカードを生け贄に捧げる事で、
自分の手札・デッキ・墓地から
「バスター・ブレイダー」を1体特殊召喚する。

覇王様、ご指示を!!!」×5

その頃、ボーラーコンビはデュエル場面も無いまま
ジムオブコンビにあぼーんされてしまいました。
放送時間という大人の都合です。

「そんなんありかよー!!
 やり直しを要求する〜〜〜いもっ!!」×2
やべろ!!

無茶言うな。
登場できるだけでもありがたいと思うんだな。
「お兄ちゃん達、デュエリストなんだ!!」
「旅のお方、有り難うございます……。」
「今の連中は?デュエリスト狩りとか
 物騒な事を言っていたが……?」
「ご存知有りませんでしたか……
 覇王の軍勢が……デュエリストと見ると
 見境なしに拉致っていくのですじゃ……。
 蟻一匹逃げおおせた者はいないとされる……
 カサンドラ…もとい覇王城に……。
 覇王とはこの世界で急速に
 頭角を現した恐怖のデュエリスト……。
 力でこの世界の支配を目論む帝王です。」


もしかして、十代もその覇王城にとっ捕まって……
「いや、十代程の手練ならば
 簡単に虜囚にはならないだろう。」
ま、主役ですしね。
「いや……今のハートブレイク状態の十代なら……。」
ここで回想に入ります。


十代は他の四人のデュエルディスクが墓標の墓場に
たたずんでいます。
そこに、眼を覚ましたジムがやってきました。
「十代、君のせいじゃない。」
ここで回想が終わります。


「俺が声をかけてもアイツは何も答えなかった。
 まるで抜け殻の様だ……。」
翔を除いた仲間を失って、
そして救うはずだったヨハンまでもが死んでしまい、
目的を見失ったんですから、こうなっても仕方ないッス。
「今のアイツにデュエる気力が残されているかどうか……。」
「早く見つけ出さないとヤバいな。」 
「ああ。俺達はフレンドだからな。
 カレン、勿論お前もだ。」


二人が空を見上げると、
彗星が蒼い尾を引いて流れています。
何かのフラグでしょうか?
「オブライエン、彗星の尾はどっちに向かっている!?
 あの彗星は俺に向かって落ちてきてるんだ!」
どうやらジムには彗星が向かってきている幻覚が見える様です。
突如眼帯の眼を押さえています。


「どうしたジム?眼が痛むのか?」
「サンクスオブライエン……
 この眼帯の眼が囁いているんだ。
 ここで回想タイムにレッツラゴー。」

回想タイムでは、
ボーイ時代のジムが山を探索中です。
頭はアトムみたいな髪で、
まだ眼帯をしていません。
只今、密猟者の永続トラップを解除中です。
棒で地面をつつくと、ベアトラップが発動します。
この棒は魔法カード、罠はずしの効果がある様です。
罠はずし         通常魔法
表側表示でフィールド上に存在する罠カードを1枚選択して破壊する。

「全く密猟者め、
 あっちにこっちにトラップを仕掛けてからに。
 カレン?カレンどこにいるんだ?」
どうやら、この時点でジムは声変わりをしている様です。
そして、カレンは草むらから顔を出します。

「こんなところにいたのか……
 ていうか、志村、前!前!!」
ナヌー!!?カレンの目の前には
蝶デンジャラスなベアトラップが!!
ジムは咄嗟の機転でカレンを抱きかかえ、
下の川に飛び込むところで……

「回想タイム終了。
 マイフレンド十代が、助けを求めているって……
 眼が…囁くんだ。」
それはそうと、老人とネロを村に送り届ける為に、
ジムは蝶グレイトな新生代カー(仮名)に乗って爆走中です。
オバケには学校も試験も無い様に、
異世界には制限速度も、免許も何もありません。
「どうしたオブライエン?
 道が平らすぎて眠いのか?
 ハハハ、カレンはよくオネムだなぁ。」


その村では、連爆魔人と暴鬼とメカ・ハンターの
悪餓鬼トリオが花火を投げて悪さをしています。

もう一回!!もう一回!!
「こりゃー!そこの悪餓鬼共!!
 悪さをしちょるのはおまいらかい!!?」
何から剣と盾を持ったムキムキのアニキが
現れました。絶対防御将軍です。
やべー!!ポリ公のオヤジだぁ!!」
焦ったのか、連爆魔人は手の爆弾を落としてしまいました。
ドッカーン!!昔の漫画かおまいわ。

暴鬼
★ 4
属性   種族  悪魔族 ATK  1700 DEF 1100
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
お互いは500ポイントダメージを受ける。

連爆魔人
★ 
属性   種族  悪魔族 ATK  1000 DEF 300
魔法・罠カードがチェーンする場合、
相手ライフに500ポイントダメージを与える。

メカ・ハンター
★  属性   種族  機械族 ATK  1850 DEF 900
機械王の命令で、ターゲットを捕まえるまで追いつづけるハンター。

絶対防御将軍
★  属性   種族  戦士族 ATK  1550 DEF 2500
このカードは召喚・反転召喚が成功した場合守備表示になる。
このカードは守備表示の状態で攻撃を行う事ができる。
守備表示で攻撃する場合は
攻撃力の数値を適用してダメージ計算を行う。


「悪さをするオイタちゃんには、
 厳しい折檻ヨガスマッシュが必要の様じゃのう!!
 覚悟せーよお!!
と、お仕置きタイムの始まりです。

「もーしまへん!!だから許してお巡りさん!!」
ダメだ!!親御さんが見たらどんなに悲しむ事か……
小一時間説教しちゃる!!」

と、そこにジム達のバイクが到着……
「新手か!!?このバーガンディ様がお仕置きしちゃる!!」
「加勢にって……ホワッツ!!?」
「あや〜、バーガンディ様、
 そのお方は味方ですじゃ〜。」
アウチ!!


ジムは誤射で気絶してしまい、
その間に悪餓鬼共はトンズラこいています。
「しまった!!わしとした事が!!
 このバーガンディ、一生の不覚!!」
ここでジムの夢という事で、
回想タイムが始まります。
回想タイムの多用は、
ストーリーの終焉に近づいている事の証左でしょうか?


ジムが散歩をしている先に、
十代と翔と剣山がカレンに
「アニキー、やめようよ〜。」
「無問題{モウマンタイ}無問題。
 心配要らないって。」
「丸藤先輩は臆病だドン。」


『俺がデュエルアカデミアに来て
 間もない頃の記憶……』
「ヘイガイズ、何をしてルンバ?」
「いや、これには訳があるドン。」
「いや、鰐って何食うんだろうかなってさ。」
十代と剣山の手には山盛りのフードです。
魚ソーセージにニンジンにトマトに
ネギにとうもろこしにフランスパン……


「ソーリー安部。
 悪いが、カレンは俺以外の人間の手からは
 フードは食べないんだ。」
「でも、よく仕付けてあるな。」
「ノー!!カレンはマイフレンド!!
 ペットや玩具と一緒にしないでくれ!!」
「わりぃわりぃ。怒るなよ。
 でも、そういう事なら
 カレンも俺のフレンドだぜ。
 俺とジムは友達だろ。
 ジムとカレンは友達だし、
 そうだったら、俺とカレンは友達だろ。」


何その十代理論?
とりあえず、十代はソーセージをカレンに与えます。
あ、手ごと喰い付いたと思ったら、
見事にソーセージだけを食べています。
「へへ、喰った喰った。」
「ひゃ〜、ビックラコキマロだドン!」
「カレン、豪快ダイナミック過ぎッス!!」
「そうか、もっと喰うかい?
 どっさりあるぜ。」
……とりあえずレディーに間食は出来るだけ控えさせなさい。
おデブちゃんになっちゃいますよ。


『あの時俺は思った……
 俺とカレンは大自然の中で唯一無二の親友だった……。
 それなのに十代は、いとも簡単にカレントフレンドになった…。』
「一杯喰えよ〜。やっぱ俺達友達だぜ。」
いや、それはいいから
メタボリック症候群に気をつけようぜ。


ここで回想が終わります。
ジムは村の中の小屋に寝ていました。
そこではハープの精がハープを弾いています。
昔のカード資産が無かった頃を思い出します。
コモンカードながら守備力が2000の
ハープの精が大活躍していました。

ハープの精
★  属性   種族  天使族 ATK  800 DEF 2000
天界でハープをかなでる精霊。 その音色はまわりの心をなごます。


「十代……」
「目覚めた様ね……。」
「……俺の名はジム。貴女は?」
「私の名前はクラレット。
 その鰐、貴方の側を離れないのね。
 まるで看病しているみたいだったわ。」
カレンはジムの看護婦さんになっていたみたいです。
「ありがとう、カレン。」


ここで絶対防御将軍バーガンディが登場です。
「さっきはすまんかったのぉ。
 てっきし、覇王の舎弟かと思っちまって。」
「いや、大丈夫。ノープロブレムだ。」
「こっちの兄ちゃんから聞いたんだが、
 人探しをしてるんだって?」
「残念ながら、この村でも十代の手がかりは掴めなかった……。」
「だが、十中八九覇王にとっ捕まったと見て間違いないだろう。
 覇王に捕まったが最後、生きて帰った物は一人としていない。
 悪いことは言わん。諦めてこの村に残れ。
 わしらは皆覇王軍から逃れてきた者。
 覇王を敵とする者同士が平和を求めて寄り添ってきたんだ。
 お前達の様な勇敢な若者がいてくれると
 わしも助かるのだがな。」
どうやら絶対防御将軍だけあって、専守防衛主義者の様です。


「まぁ、バーガンディったら、本音が出てるわよ。」
「ハッハッハッハッハ…こりゃ一本取られたな。」
「有り難う。だけど…行かなくちゃならない。」
「行く?どこにじゃ?」
「十代が囚われているかもしれない…
 その覇王城とかに。」
「お馬鹿な事を言うな!
 命を粗末にするもんじゃない!!」
「何故にWHY?何故その人のことを?」
「オフコース。フレンドだからさ。」


という訳で、ジムとオブライエンは
覇王城にカチコミに行く事になりました。
「バイバーイ、又戻ってきてね〜、お兄ちゃん達!!」
ネロ達の声援を後に、
ジムバイクは荒野を疾走します。


「いい連中なのに…惜しいなぁ。」
「可能性はゼロじゃないわ。
 奇跡でも起こるかもしれないじゃない?」
「そうだな…奇跡でも起こればいいんだが……
 奇跡でも信じない限り正常な精神でいられない……
 わしらは異常な世界に連れてこられたんだのう……。
 いつ見ても不気味な星だ!!」
バーガンディは蒼い尾の彗星を見て、
忌々しそうに吐き捨てます。
何かの凶兆の前触れでしょうか。


その彗星はジム達の眼にも入っています。
「オブライエン、ユーは残留しても良かったんだぜ?」
「確かに…無茶なミッションだ。
 だが、傭兵は仲間を裏切ったりはしない!
「そうか。よし、飛ばすぞ!!
 ここには速度違反を咎めるポリスメンはいない!!
 CM明けまで大爆走だぁ!!




CMが明けても大爆走中です。
そのジムの脳裏にはバーガンディの言葉が浮かびます。
「谷を抜けた北側は、全て覇王の領土だと思って問題ない。
 その中心に在る魔形の城こそが覇王城。」

そして、谷を突破したら目の前に覇王城がありました。
「という訳で一気に爆走するぜ!!」
で、一瞬で覇王城のふもとまで来ました。
しかし、そこには誰もいません。
「ワァッツ?人っ子一人いないな。
 ……罠かも知れんが、元より覚悟の上だ」
「このミッションの責任者はお前だ。
 お前の指示に従おう。」
「サンクス、オブライエン。」


覇王城に通じているであろう、
ふもとの洞窟の中には、
溶岩の池がところどころに点在し、
その中にはデュエリストの命、デュエルディスクが無数に!!


う〜ひゃひゃーのひゃー。
 のこのこやってくるバカチンがいるとはね〜。
 ここは覇王様が究極のカードを完成させるべく、
 何万人のデュエリストの魂を強奪した聖地であるぞ〜。」
「拉致られたデュエリスト達はどうした、イカレ科学者!!?」
ウェーハッハッハ!!
 パープリンはやっぱパープリンよのぉ〜。
 覇王様の伝説レジェンドは覇王城によって完成したのではない!
 ここ、死のコロシアムで全勝無敗を達成した事によって
 成し遂げられたのだぁ!!
 デュエルに敗北れたデュエリストの末路など、
 厨房でも理解るわぁ!!!」


「一人でも残っていないのか!!?」
「ノータリンですねー。
 一人でも残ってたら全勝にならないでしょー。
 もう少し脳味噌を使いなさい。
 ちなみに、この死のコロシアムで
 Q極のカードの精製を一手に任されていたのが、
 この私、コザッキー様なのでR!!
 恐れ入ったかスカポンタン!!


一人もって事は……十代も地獄に召されたんかい!!
「NO!!あんな噛ませ犬以下のザコの言葉なんてシンジランナーイ!!
 主役の十代が死ぬ訳が無い!!」
「噛ませ犬以下の…この私を雑魚呼ばわりするなんて、
 ユルセナーイ!ユルセナーイ!!ユルセナイー!!!


「こうなったら覇王をボコって吐かせるのが一番だな。」
「OK!協力して城へのスニークインの方法を調べるんだ。」
「私をムッシングした罪はもっと許せませーん!!
 歯王様は一つの城に拘る様な方ではなーい!!
 既に全軍を率いて南に進軍されておるわい!!
 この世界を統一支配される為になぁ!!
 どーだまいったか!!
 今やこの城には私以外虫一匹残っていない!!」 


おいおい、問われてもいないのにそんな事まで
口走っていいんかいな。ホント、小悪党は口が軽いよ。
「バーガンディ達がヤバい!!
 さっさと引き返そう!!」
だから言わんこっちゃない。
「だーかーらー!!
 無視されるんはものごっついすかんっちゅーの!!
 お前達をあぼーんすれば、コソ泥を倒した功績で、
 私は再び覇王様の側にお仕えする事が出来る!!」
要するに……お前お払い箱、クビになったんかい。
飲酒運転でもして懲戒解雇になったんかね?
「時間の無駄だが、話の都合上、
 デュエルしない訳には烏賊素麺!!」

ジム LP4000
手札 化石融合−フォッシル・フュージョン、タイム・ストリーム、
?、?、?
墓地
コザッキー LP4000
手札 カオスライダー・グスタフ、スカルライダー、
ガジェット・ソルジャー、
二重召喚、スカルライダーの復活、
墓地

ドロー!!(ウェザリング・ソルジャー)
ウェザリング・ソルジャーを守備表示で召喚!!
ターン・エンド
!!

ウェザリング・ソルジャー
★  属性   種族  岩石族 ATK  2000 DEF 1200
エンドフェイズ毎に、
攻撃表示のこのカードの攻撃力は600ポイントダウンする。


ジム LP4000
手札 化石融合−フォッシル・フュージョン、タイム・ストリーム、
?、?、?
ウェザリング・ソルジャー
墓地
コザッキー LP4000
手札 カオスライダー・グスタフ、スカルライダー、
ガジェット・ソルジャー、
二重召喚、スカルライダーの復活
墓地

ドロー!!(カオスライダー・グスタフ)
カオスライダー・グスタフを召喚!!
魔法カード、
二重召喚を発動!!
カオスライダー・グスタフを召喚!!
儀式魔法、
スカルライダーの復活を発動!!
手札の
ガジェット・ソルジャーを生贄にして
スカルライダーを儀式召喚!!
カオスライダー・グスタフの効果発動!!
墓地の
二重召喚スカルライダーの復活を除外し、
攻撃力を600アップさせる!!
攻撃力1400⇒2000
カオスライダー・グスタフ
の攻撃!!
ウェザリング・ソルジャーを撃破!!
カオスライダー・グスタフスカルライダー
ダイレクトアタック!!
ジム『LP4000⇒2100⇒100』

カオスライダー・グスタフ
★  属性   種族  戦士族 ATK  1400 DEF 1500
自分の墓地の魔法カードを2枚までゲームから除外する事ができる。
この効果によって除外したカード1枚につき、
相手ターン終了時までこのカードの攻撃力は300ポイントアップする。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。

スカルライダー
★  属性   種族  アンデット族 ATK 1900 DEF 1850
「スカルライダーの復活」により降臨。
場か手札から、星の数が合計6個以上になるよう
カードを生け贄に捧げなければならない。

ガジェット・ソルジャー
★  属性   種族  機械族 ATK  1800 DEF 2000
戦うために造られた機械の戦士。 さびない金属でできている。

二重召喚  通常魔法
このターン中もう一度だけ通常召喚を行う事ができる。

スカルライダーの復活  儀式魔法
「スカルライダー」の降臨に必要。
場か手札から、星の数の合計が6個以上になるよう
カードを生け贄に捧げなければならない。


「この私を雑魚呼ばわりした事を
 地獄でじっくり後悔させてあげませう!!
 行け!!死のコロシアム爆走軍団!!
 暴走上等 参連悪辰苦!
 夜露死苦!!
スタッフの遊び心満開な攻撃により、
ジムのライフは風前の灯だぁ!!!!

ウェーハッハッハ!!
 バツゲームですよ!!
 私をザコ呼ばわりした罰を受けたのですぅ!!」
「なんでもない……
 こんな苦痛み、今十代が受けている心の激痛みに比べたら、
 モスキートが刺した様なものだ!!
 あいつはきっと、多くの友を喪失い、
 その責任を一人で抱え込み……
 知人一人いない異世界の中で孤独にさ迷っている筈だ!!」

ジム LP4000
手札 化石融合−フォッシル・フュージョン、タイム・ストリーム、
?、?、?
墓地 ウェザリング・ソルジャー
コザッキー LP4000
手札
カオスライダー・グスタフ、スカルライダー
墓地 ガジェット・ソルジャー
除外 二重召喚、スカルライダーの復活

通常魔法、
化石融合−フォッシル・フュージョンを発動!!
墓地の
ウェザリング・ソルジャー
相手の墓地の
ガジェット・ソルジャーを除外して
中生代化石マシン スカルワゴンを融合召喚!!
魔法カード、
タイム・ストリーム発動
ライフを半分支払い、
中生代化石マシン スカルワゴンを融合デッキに戻し、
古生代化石マシン スカルコンボイを融合召喚!!
ジム『LP100⇒50』

化石融合−フォッシル・フュージョン  通常魔法
自分の墓地の素材モンスターと
相手の墓地の素材モンスターを1枚ずつ除外して、
融合デッキから除外したモンスターを素材とした
融合モンスターを融合召喚する。

タイムストリーム  通常魔法
ライフの半分を払う。
自分の場の「新生代」または「中生代」と名の付く融合モンスター1体を
対象に発動し、そのモンスターが融合対象にした
相手の墓地のモンスターの種族を対象種族とする。
そのモンスターを融合デッキに戻し、
対象種族が同じ融合モンスター1体を
召喚条件を無視して特殊召喚する。
このとき、「新生代」を対象にした場合は「中生代」を、
「中生代」を対象にした場合は「古生代」を選択して特殊召喚する
(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)。

中生代化石マシン スカルワゴン
★  属性   種族  岩石族 ATK  1700 DEF 
「自分の墓地の岩石族モンスター」+
「相手の墓地のレベル5以上の機械族モンスター」
このカードは「化石融合−フォッシル・フュージョン」の効果でのみ
特殊召喚出来る。
効果不明

古生代化石マシン スカルコンボイ
★  属性   種族  岩石族 ATK  2100 DEF 1800
「自分の墓地の岩石族モンスター」+
「相手の墓地のレベル7以上の機械族モンスター」
このカードは「化石融合−フォッシル・フュージョン」の効果でのみ
特殊召喚出来る。
相手の場にモンスターが存在する場合のみ、
このカードは1度のバトルフェイズ中に3回まで攻撃をする事が出来る。
戦闘で破壊して墓地に送ったモンスター1体につき、
1000ポイントのダメージを相手に与える。

古生代化石マシン スカルコンボイは自身の効果で
相手のフィールドの全てのモンスターに攻撃!!
カオスライダー・グスタフ二体と
スカルライダーを撃破!!
古生代化石マシン スカルコンボイの効果発動!!
戦闘で破壊したモンスター×1000の
ダメージを相手に与える!!
コザッキー『4000⇒3900⇒3200⇒3000⇒0』

「私の可愛い三連星があああ!!!
 だが、私のライフはまだ3000!!
 ライフ50のお前など……
 あれ、どこいくの?

「早く行こう、オブライエン。」
「ああ。」
「ていうか待てやゴルァ!!
 お前ら、まだデュエルの途中だろうがぁ!!!
 てってーてきに私をムッシングするんかい!!

「スカルコンボイは戦闘で破壊したモンスター1体に付き、
 1000ポイントダメージを与える。
「ここで散っていったデュエリスト達の魂に
 せいぜい仲良くして貰うんだな。」
お前はもう死んでいる。

おまえはもう死んでる………

「ア…アホな〜〜〜!!!
 死ぬのは嫌だ〜!!死にたわっ!!
死にたわっ


あ、分解したバイク群に押しつぶされて
しぼうしました。
自分が殺される覚悟も持たずに
人を殺そうとするからですよ。
いや……人殺しはいけないことですがね、
それ以上に殺すなら殺される覚悟もしろって事ですかね。

相手から命をも奪ろうというのに、自分の命は差し出していない。


しかし、バーガンディの村は
紅蓮の炎に包まれていました。
「あの炎は……まさか覇王軍!!?」
そして、覇王軍が凱旋してきました。
バーガンディ達はもしや……!!!!


「くそ……!!」
「何て事を……あれは……!!!!!!??」
地面に転がっているあれは正しくネロの使っていた
檜製の模造デュエルディスク!!!!!
そうか……ネロは見習いでありながらデュエリストとして決闘い、
そして散っていったという訳か……!!!!
力無き女子供まで手に掛けるとは……!!!!
非道なり、覇王軍!!!!!!!!!!


「何故だ…何故この様な非道な仕打ちが出来る!!!!?
「ジム、あれに見えるは……!!」
南斗、バーガンディが瀕死の重傷で
こちらに向かっている!!
「バーガンディ!!何を言っているんだ!!?」
「覇王には……敵わないといっている。」

「逃……げ…ろ……!!」
と言い残し、盾と剣を遺して
バーガンディは天に召されました。

バーガンディイイイイイイ!!!!!
 おのれ…許さんぞ…!!!!!!!!!
「待て!血気に逸るなジム!!!」
オブライエンの静止も聞かず、
ジムは覇王の元にスーパーダッシュだ!!


その覇王はたった今城に入ろうとしているところです。
はおおおおおおお!!!!!!
 キサマ!!!!!絶対に許るさん!!!!
 俺と勝負しろ!!!!!!
『あれが……覇王…?』

さて、全身甲冑の覇王はどう動くでしょうか?
パッと出てきたウマの骨ともわからない香具師の挑戦を
受けるでしょうか?


「その挑戦……来週に受けて立とう。」
あら、あっさりと受けたのね。
甲冑の面を外したその素顔は……
南斗!!!!!!!!!!
十代その人ではないか!!!!!!!!!!!!!!!!!
十代、お前明日香達に、フリードの仲間達に、
そしてヨハンに死なれ、
ヤケのヤンパチにでもなったんかい!!!!

















次回予告

ジム
「何て事だ!!十代、お前が覇王だなんて……!!」


「覇王十代……何て禍々しい……
 十代は、もうぼく達の知っている十代じゃない!!」

ジム
「いや、俺には理解る!!
 この右目が教えてくれるんだ!!
 十代はまだ、俺達と魂で結びついている!!」

「次回『
ダークフュージョン!インフェルノウィング!!
ジム
「覇王十代!!いや、スピリチュアルフレンド十代!!
 俺とデュエルを!!お前の本当の姿を見せてくれ!!」


キャスト(敬称略)
丸藤翔 鈴木真仁
ティラノ剣山 下崎紘史
オースチン・オブライエン 川本成
ジム=クロダイル・クック 岩橋直哉
バーガンディ 遠近孝一
クラレット 浪瀬麗子
ネロ ふくざわるみね
老人 平野貴
カレン 岩間健児
覇王 KENN
コザッキー 上田陽司
カオスソーサラー 木内秀信
ガーディアン・バオウ 堀田勝
スカルビショップ 風間勇刀
黒魔術師 蓮 岳大
白魔導師 高木俊
バトルフットボーラー 山岸弘一


今週の最強カード
中生代化石マシン スカルコンボイ
★  属性   種族  岩石族 ATK  2100 DEF 1800
「自分の墓地の岩石族モンスター」+
「相手の墓地のレベル7以上の機械族モンスター」
このカードは「化石融合−フォッシル・フュージョン」の効果でのみ
特殊召喚出来る。
相手の場にモンスターが存在する場合のみ、
このカードは1度のバトルフェイズ中に3回まで攻撃をする事が出来る。
戦闘で破壊して墓地に送ったモンスター1体につき、
1000ポイントのダメージを相手に与える。

今回の見所は、バーガンディの村と、
コザッキーのはじけリスト振りと、
ジムの過去でしょうか。

どうやら、ジムの眼にビッグな秘密がありそうです。
翔はまだ声変わりしてないっちゅーに、
亮もジムも声変わり早いッスね。
今回の最強カードの説明はジムが行っています。

来週は、デュエルと言ったくせに
覇王はジムに対し、手下の幹部に実力行使させています。
どういうこっちゃいな。

そんでもって、結局はデュエる事になるんでしょうが、
新しい融合カードがでそうです。
ジムの少年時代の回想が又出てきそうで、
サンタクロース似の爺さんまでもいます。














では、又来週!!


本陣へ撤退
本陣へ撤退
撤退
撤退