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| 平成１９年 ０５月 ０４日 TURN-1３４ 十代vs暗黒界の騎士ズール |
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| 今回は、フリード指揮下の戦士・ラーズが 死んだところから始まります。 「父さん……。」 当然ながらラーズの子供であるカイルと ジーナの姉弟は泣いています。 そして、周りの空気は果てしなく重いッス。 まあ、当然と言えば当然なんすけどね。 「俺はここに残る……。 この街の住人の安全を守るのが俺の役目だ。」 「貴方も戦士の…… お父さんの息子なら理解るでしょう……？」 と、フリードは残留を決意します。 そして、ジーナは弟のカイルに戦士の気構えを諭します。 「理解った。だけど俺は行く。 その収容所にヨハンがいるかもしれないんだ。」 「十代……どこへ行くの!?」 「決まってるだろ、収容所に直行する。」 十代、単独行動しすぎだよ。 当然明日香とオブライエンがストップをかけます。 「待て、落ち着け、冷静になれ、感情的になるな。 戦場では冷静さを欠いた者から先に死んでいくんだぞ。 フリードの言葉を思い出せ。」 「フリードが言っていた様に、 今出て行ったら彼らに迷惑が掛かるわ。」 「それに、収容所にヨハンがいるという確証も無いんだぞ。 戦場においては情報収集こそが生死を別つ。」 「十代、焦らないで……」 「理解ったよ……!!」 と、独断専行型の十代も折れざるを得ません。 戦士墓場では、戦士達の墓がありました。 そこに新たにラーズが加わります。 墓標は剣ならぬデュエルディスクで、 同じく戦士であるフリードとオブライエンが黙祷を捧げています。 ちなみに、悪党には墓標はいらないのがルールです。 「ヤツは……戦士だった……。」 「お前は……」 「大変だっちゃわいやオブライエン君！ 十代君が一人で抜け駆けしていったぞ!!」 ナヌー!!?吹雪さん、そりゃ本当かい!? 「すまないみんな！ でも…もし収容所にいるのがヨハンなら…… こうしているうちにも……!!」 夜空に蒼色の尾を引く謎の彗星が光る中、 十代は走れメロスってます。 十代の抜け駆け行為に対し、 緊急対策チームが組まれました。 責任者は万丈目班長です。 「十代のアホウ、一人で抜け駆けしやがって！」 「アニキ、こっちにきてから変ッス＆ザウルス。」 「ヨハン君の手がかりが有ると知って、 いても立ってもいられなくなったんだろうね。 すまない、ぼくじゃあ止められなかったよ。」 「でも、十代がそう決めたのなら、 私達ギャラリーは付いていくしかないわね。」 「明日香……。」 「しょうがないザウルス。」 「自分勝手なアニキッスけど、ほうっておけないッス。」 「フン、愛も変わらず世話の書けるヤツだ。」 と、オブライエン、剣山、翔、万丈目が渋々同意します。 「暗黒界のモンスターたちの真っ只中に 十代君を一人で行かせる訳には烏賊素麺。」 ん？何かグッドアイデアでもあるのかね、吹雪君？ 「フリードさん…ごめんなさい、私達も行きます。 ここを出る時、決して姿を見られない様に 隠密同心行動を取ります。」 という訳で、明日香達も行く事になりました、 『結局俺達は、十代の人を退き付ける 人間磁石力に抗えないと言う訳か。 だが、一歩間違えれば……』 「で、俺達はどうする、オブライエン？」 「行くしかあるまい……。 すまないフリード。」 「いや……こちらにとっても好都合かも知れん。」 ここでまたジムの一人称がミーから俺に戻ってるよ。 いい加減なスタッフやな～。 ここでフリードは場所を村の衆の待合場に移します。 「あ～、みんな静粛に。 今からこの街を脱出する事に決定まったので、 各々旅支度をしてくれ。」 「ナヌー!?ちょいとまちこ先生!! て事はもしかして十代一行を囮にするつもりか!!? それでも戦士か!!?」 「急ぐんだ!!」 フリードの真意を知ったオブライエンは食って掛かりますが、 聞く耳ナッシング!! 場所は変わって暗黒界の砦です。 砦を目の前にして潜入作戦を練ろうとする十代ですが…… 見張り台どころか砦の外観にも人っ子一人いません。 それどころか砦の扉にかぎすら掛かっていないぜい!! 気をつけるんだ十代!!これはきっと罠に違い内閣総理大臣!! 「ノックしてもしもーし。」 誰もいないので、勝手に失敬して中に入り、 牢屋の隅から隅まで丹念に捜索します。 と、そこに捕らえられたヨハンをハケーン!! 「ヨハン!!しっかり汁!!」 十代は一直線に駆け寄りますが…… 「ヨハン？……何…それ……。」 別人２８号かよ!!!!!!声も違うし!! 何ちゃってヨハン君かよ!!!! 「しっかり汁!!今助けてやっからな!!」 「ぼく……戦士と間違えられて捕虜に……」 「他の捕虜達は!?」 「とこか別の牢屋に移送された……。 ぼくだけが戦士じゃないとわかって置いて行かれた……。」 取り敢えずヨハン似の 少年ヨハソ(仮)を助けます。 しかしバッド、牢屋から出た十代を待っていたのは…… 南斗暗黒界の騎士ズールだぁ!!
「フッフッフ……そこまでだコソ泥侵入者!!」 暗黒界の刺客 カーキ 暗黒界の尖兵 ベージ ゴブリン突撃部隊 ニュードリア を率いています。 「こらこら、管理人。 ニュードリアじゃなくてニュードリュアだっての。 まあ、間違えやすい名前なんだがね。 まだ戦士が生き残っているならば ここに現れると踏んで囮の餓鬼を置いていったんだが…… そこにお前の様なジャリボーイが現れるとはな。」
「お前何者だ!!?」 「他人様に名前を問う時は自分から名乗れ、 そう親御さんや学校の先生から教わらなかったのか!!?」 「あ、そうか。俺の名は遊城十代だぁ!!!!」 「あ、問われて名乗るもおこがましいが、 あ、私の名は…… 暗黒界の騎士ズールなり!!!!」 ペンペンペンペンペンペンペンペン 「お前が……暗黒界の騎士ズール!!? 何かズルそうな名前だな。」 「ホットケーキ!! チョイ役が紛らわしいまねをしていると…… お仕置きしなければならない!!」 うお!!いきなりヨハソ(仮)にソードビーム(仮)を放った!! 「うわああああああ!!!!!」 ああっ!!ヨハソ(仮)いきなり死んじまった!!!! 「ウェーハッハッハ!!!!次はキサマだ!!!」 ズールの暴虐に対して十代は 怒りの赤いオーラを燃え上がらせます。 ていうか、体の回りを包む様に見えてるよ、オーラが。 『この闘氣は一体ナンジャラホイ!? ただのジャリボーイではないな!!』 「どこが決して弱き者に手を出さないだＹＯ!! 全然テキストと違うじゃねえか!!」 「そういう苦情はテレ東か製作会社に言え！ 『こいつ……もしかして…もしかしてお前のすねてる訳は…… こんなジャリガキがまさか……』」 まさかって何だよ!!? 「とりあえずはデュエルウィズミー!!!勝負汁!!」 「この私にデュエルを挑むとはいい度胸だ！ そのデュエル、受けて立とうじゃあないか。」
ドロー!!(ジェネティック・ワーウルフ) ジェネティック･ワーウルフを召喚!! ターンエンド!!
ドロー!!(フェイク・ヒーロー) 魔法カード、フェイク・ヒーロー発動!! 手札からＥ・ＨＥＲＯ ネオスを特殊召喚!! フィールドのＮ・グロー・モスと Ｅ・ＨＥＲＯネオスをコンタクト融合!! Ｅ・ＨＥＲＯ グロー･ネオスをコンタクト召喚!! フィールド魔法、ネオスペースを発動!! Ｅ・ＨＥＲＯ グロー･ネオスの攻撃力がアップ!! 攻撃力２５００⇒３０００ Ｅ・ＨＥＲＯ グロー･ネオスの攻撃!! ジェネティック･ワーウルフを撃破!! ズール『ＬＰ４０００⇒３０００』 ターン終了!!
その頃、十代のギャラリー達は 砦を見下ろす崖に到着しました。 「もうデュエルが始まってるドン!!」 「志村、後ろ後ろ。」 「誰ッスか、今いいところ……ふじこ(略)」 ナヌー!!暗黒界の軍勢がいつのまにか後ろに!! 「ベージ＆ゴブ突でーす。 ＣＭ明けまでにおまいらを 砦にご案内してやるぜ!!」 「さあ、今のうちに早く!!」 そして、フリードサイドでは、 村民大移動作戦が実行に移されています。 「俺達は戦友を救出に行く。」 「仲間を見捨てる訳にはいかないからな。」 と、ジム＆オブライエンコンビは 十代一行に合流する方向に動きます。
ドロー!!(パワー・ゾーン) フィールド魔法、パワー･ゾーン発動!! ネオスペースを破壊して墓地に送る!! パワー・マーダーを召喚!! パワー・マーダーの攻撃!! 自身の効果でダメージ計算時のみ 攻撃力アップ!! 攻撃力１８００⇒２８００ Ｅ・ＨＥＲＯ グロー・ネオスを破壊!! パワー･ゾーンの効果発動!! 十代『ＬＰ⇒４０００⇒３７００⇒１２００』 ライフを１０００支払い、 永続魔法、パワー・スピリッツを発動!! ズール『ＬＰ３０００⇒２０００』 カードを１枚(導火線)伏せ、ターンエンド!!
「どうやら私の見立て違いだった様だな。 お前は城之内と同じ単なる凡骨だ!!」 「チワース、近くをうろついていた ジャリキッズを連行してきました。」 「ほれ、キリキリ歩けぃ!!」 うお！明日香達が暗黒界の軍勢に連行されてきてるよ!! 一体何しに来たんじゃいおまいらわ……。 「馬鹿！お前達どうしてここに来たんだよ!!?」 同意ッス。 「アニキー！」 「油断したドン!!」 「フン、お前が抜け駆けなんぞするからだろ！」 「面目ナッシング」 「十代……。」 「ウェーハッハッハ!!凡骨のダチトモか？ 自ら死にに来るとは手間が省けてバッチグーだぜぃ！」 ドロー!!(Ｎ・フレア・スカラベ) ハネクリボーを守備表示で召喚!! 「ウェーハッハッハ!! 最早為す術ナッシングか噛ませ犬!!」 と、ここでジム＆オブライエンが 明日香達がさっきいた崖に着きました。 流石に後ろからコンニチワーは無いでしょう。 「しまった！トゥモローガール達までが!!」 フリードサイドでは村民大移動の最中です。 フリードの側には小姓みたいにカイルがいます。 『フム、ここまでくれば……』 「フリード隊長……」 「父さんが言っていた様に、立派な戦士になるんだ。 戦士とは民の公僕、民を守る事を第一に考えなければならない。 だが、それと同じ位仲間を思う気持ちを持たなければならない。」 と、カイルに何かを諭している様です。
ドロー!!(リング・オブ・デビルパワー) 永続魔法、リング・オブ・デビルパワーを発動!! パワー･マーダーの攻撃!! 自身の効果でダメージ計算時のみ 攻撃力ダウン!! 攻撃力１８００⇒８００ ハネクリボーを破壊!! パワー･ゾーンの効果発動!! リング・オブ・デビルパワーの効果発動!! 十代『１２００⇒９００⇒７００』 永続罠、導火線を発動!! デッキからパワー・ボムを特殊召喚し、 このカードを装備させる!!
「次のターンに導火線の効果が発動して お前に１０００ポイントのダメージが襲う!! 仮にお前が攻撃力３８００以上のモンスターを召喚出来たとしても、 戦闘でパワー・マーダーの攻撃力が変動した瞬間!! パワー・ボムの効果でお前はお陀仏バイバイだぁ!! お前の命は後１ターンだぜぃ!! 如何した？雑魚キャラでも一丁前に絶望か？ ならば地獄に召される前にもっと絶望させてやろう!! お前のダチトモから先に地獄に召されるが良い!! そこのスカル・ナイト!!やっておしまい!!」 「イエッサー!!」 「ぼく達死ぬンスかー!!?」 「ＹＥＳ ＹＥＳ ＹＥＳ」 「ＯＨ ＭＹ ＧＯＤ」 「もしかしてオラオラですかー!!?」 「ＹＥＳ ＹＥ…… 「ＮＯ!!!!諦めるな十代!!!!」 「フリード!!!」 声を下方向を向くと、 砦の上に颯爽とフリードが立っていました。 見張りの暗黒界の尖兵 ベージはアボーンされています。 「戦士なら、最後まで仲間を守り抜け!! 我が身、我が魂を糧に、 この身、重大の戦士とならん!! 最後まで希望を捨てるな!! カードを引け十代!!」 おお！フリードが砦の中に躍り出て光となりて 十代のデッキに入っていった!! これって……ルール違反でねえの？ まあ……特別ルールという事で全て無問題{ﾓｳﾏﾝﾀｲ}!! 「十代……ていう事は……もしかして、 この十代というジャリは、あの『十代』!!?」 何なんだよ!?十代の名前を知ってんのか!!? 謎が謎を呼ぶぜ!! ドロー!!(放浪の勇者 フリード) 放浪の勇者 フリードを召喚!! デッキに無いカードを引くなんて 何てご都合主義な展開なんだぁ!!!! まあ、主人公特権と言う事で!! 永続魔法 魂の共有－コモン・ソウルを フィールド上の放浪の勇者 フリードを 選択して発動!! その効果で、Ｎ・フレア・スカラベを特殊召喚!! 自身の効果で攻撃力アップ!! 攻撃力５００⇒２１００ 魂の共有－コモン・ソウルの効果で 放浪の勇者 フリードの攻撃力がアップ!! 攻撃力 １７００⇒３８００ 放浪の勇者 フリードの効果発動!! 墓地のハネクリボーと Ｅ・ＨＥＲＯ グロー・ネオスを除外して フィールド上のパワー・マーダーを破壊!! 放浪の勇者 フリードの攻撃!! パワー・ボムを撃破!! ズール『ＬＰ２０００⇒０』
「民達の……同胞の激痛みを思い知れ!! ブレイヴ・ソード!!」 「デュエリスト諸君!! 今回のパックに暗黒界の番兵 レンジを夜露死区!! 後、ジャンジャン暗黒界モンスターを使用ってくれよ!! 健康の為にはオレンジを毎日１個食べるといいぞぉ～!! では、おさらばバイバイ!!」 勝負は付きましたが、しかし…… ズールから出た五つの感情の宝玉が 明日香達に取り付きます。 悲～明日香 疑～翔 苦～吹雪 憎～剣山 怒～万丈目 「アホな……ズール親分があぼーんされるやなんて!!」 「親分が敵わねえのに勝てる訳ねえ!!三十六計だ!!」 あ、ズールが倒された途端にトンズラッス。 やっぱ悪党はいざとなるとこうなるのはお約束ッスよ。 「有り難う。お前のお陰で……フ、フリード!!?」 む、フリードの身体から光が放ち始めています。 「我が魂は、カードと共に滅する、 それがこの切り札の条件だ。 街の住人達は全て脱出した。 出来れば仲間達も助けたかったが……。 十代……お前はいい戦士だ。」 と、フリードは光になって ラーズ達仲間が待つ元に召されていき、 後には墓標としてデュエルディスクが立っています。 「フリード!! お前の仲間達は俺が絶対助け出す!! そして……ヨハンも……!!!! フリードの様に……例えこの身が五体消滅しても!!!! どんなに犠牲を払っても!!!!」 そこでようやくジム＆オブライエンも到着しました。 「エブリバディ、大丈夫か？」 「怪我は無いか!?……みんな……。」 しかし、明日香達はものごっつー意気消沈中です。 しかも、心の中に五つの感情が芽生え始めています。 これは仲間が敵になるフラグでしょうか？ まあ、仲間が敵として立ちはだかるのは 斎王編やデュエルゾンビ編ですでにやっていますので、 他のフラグの可能性が高いと思います。 悲～明日香 『何で…何でこんな事で命が……。 十代についていったら……いつか私達も……』 疑～翔 『こんなの、デュエルじゃない……！』 憎～剣山 『こんな世界、こなけりゃ良かったドン……！』 苦～吹雪 怒～万丈目 台詞無し ていうか、自分らから付いてきて今更何を今川義元。 あ、吹雪と万丈目の独白がカットされてる。 吹雪＆万丈目 「なめとんかいスタッフ!!!! 来週までに何とかフォロー入れろっちゅーの!!」 次回予告 翔 「生死を賭けるなんて、こんなのデュエルじゃない!!」 十代 「見てくれよ！地図といい足を見つけたぜ!!」 翔 「何スかそれ？ソニックダック!?」 十代 「俺に付いて来てくれ!!次の砦は、そう遠くなさそうだ!!」 翔 「次回『十代vs暗黒界の狂王ブロン』」 十代 「何だ!?これは何なんだ!? 俺の友達をどうするつもりなんだ!!?」 翔 「わー!!ダック速過ぎ!!誰か止めてー!!」 キャスト(敬称略)
今回は明日香達に負の感情フラグが立っちまいました。 後、ヨハンと思ったらそっくりさんでした!! 来週はみんないきり立っている様です。 負の感情フラグのせいか、 剣山や万丈目は殺気満々な顔付だぜぃ!! それに気が付かないのか、十代はマイペースッス。 少しは空気嫁よ……。 そして、来週はソニックダックです。 デュエルモンスターズクエストのコケみたいッス。 やっぱメアリー姫ならぬ翔子姫(仮名)とか出るのでしょうか？ 肝心のデュエルでは、明日香達が 何やら拙い事になってそうです。 人質にでも取るつもりでしょうか？ しかし……ここ３～４週は捻りのないサブタイッスね。 では、又来週!! |
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