真・闇の会超破落戸的妄想第六作目 アニメ遊戯王DMGXレビュー
真・闇の会サイトマップ

                                            
平成19年 04月 25日
TURN-133
 
十代vs暗黒界の斥候スカー
十代が第一の世界の支配者バードマンを倒し、
十代一味が第一の世界を突破したところから始まります。
「開けー、ゴマ。」
次の世界の扉が開きました。
扉の隙間から光が漏れています。


場所は夜、中世ヨーロッパの街の様な街です。
しかし、既に廃墟と言ってよく、人っ子一人いません。
あ!志村、後ろ後ろ!!扉が閉ざされていくよ!!
「ヒトの住む街の様だが……
 まるで廃墟だな。」


どうやら、ここも違う次元の様です。
ん!?空を見ろ!!鳥か!!?飛行機か!!?
いや、青白い隕石・箒星だぁ!!!!
何やらその隕石が赤く燃えて迫ってきたイメージが浮かび、
ジムは少し昏倒しそうになりました。
カレンは何か興奮気味です。
しかし、他のメンバーは何にもありません。


「どうかしたザウルス、ジム?」
「ソーリー、何でもない。
 地下から明るい地上に出て、
 ギンギラで目が眩んだだけさ。」
「お日様は出てないッスよ。
 今は夜中、お子様はもう寝ている時間ッス。」
「……イエース、イッツキングスジョーク。」
ジム…何か苦しい言い訳ザウルス。


「あんまり面白くないどん。」
「じゃあ、ぼくが口直しにウクレレを……。」
「兄さん……。」
『その時が近いのか……』
その時って何さジム!?
母さん全然わかんないわよ!!
「タニヤ達と同じ様に、この世界にも、
 別の次元から飛ばされてきた者が……
「あ……扉がキレイさっぱりなくなってるッス!!
 引田天功かデビット・カッパーフィールドの仕業ッスか!!?」
もう引き返す道は無い!!


「この世界にヨハンはきっと生きている!!
 今はそれを信じて歩き続けよう!!」
「オーライ。元よりその積りだ。」
「サバイバルの鉄則として、
 まずはこの世界を熟知する事が先決だ。
 情報が無い現状では、
 五里霧中の行動は死に直結しかねん。」
「けど…人っ子一人いない街って気味が悪いわ。」
「フードの匂いすらしないって、カレンが言っている。」
ちゅー事は、食料の調達が出来ないって事ですか?


オブライエンは早速周囲の探索を開始します。
中に男性の写真立てがある廃墟の家屋から
調べる事になりました。
「ワッツハプン?酷い荒され様だ。」
「何者かに襲撃された可能性が高い。」
「何か薄気味ワルーッス。」
 

と、そこに男の子が家屋から
写真立てを取って逃げているのを見ました。
とりあえず、男の子から事情聴取……もとい、
情報をゲットをする為にチェイスします。
ん?男の子が立ちすくんでいる。
前には暗黒界の石膏 スカーが!!
「まだいやがったか、ウェーハッハッハ!!
 ……ていうか、石膏じゃなくて斥候だっちゅーの!!
 ジャリボーイか。戦士ではないなら用は無い。
 ウェ〜ッハッハッハッハ!!!!
 ん?デュエルをやろうってーのか?
 十年早いわショタボーイが!!」
「し…死にたくない……!!」
そうだった!デュエルで負ければ
王大人による死亡確認が待っているんだ!!

暗黒界の斥候 スカー
★  属性   種族  悪魔族 ATK  500 DEF 500
このカードが戦闘によって破壊され墓地に送られた時、
自分のデッキから「暗黒界」と名のついた
レベル4以下のモンスター1体を手札に加える。


「早まるな十だ……あ!」
オブライエンが止めるよりも先に
十代は行動しているよ。
「ちょいとまいっちんぐマチ子さん!
 ここは俺が相手になるぜ!!」
「ほう?もう一人ジャリボーイか。
 ん?そこの傭兵ボーイは中々の強者な面構え。
 ウェーハッハッハ、戦士ならば我が陣営にスカウトする。
 ジャリキッズは全員アボーンだ。
 所謂サウザー軍とは逆のやり方だぁ。」


「早く向こうに逃げるんだ!!」
「う…うん…。」
と、十代は男の子に代わってデュエルを受ける事になりました。
「ザケンナー!!
 誰にも指一本触れさせねぇぜ!!」
「こんな三下、アニキが出るまでもないドン!!
 ここはアニキの一番舎弟のこのティラノ剣山が……」


来るな!!!!
「!!!?」
いつになく厳しい十代の一喝に、
あの剣山がたじろいでいます。
「この野郎は俺が相手する!!」
「そ……そうザウルス?」
『十代の奴、何を焦っているんだ?』
万丈目には十代が焦っている様に見える様です。
まあ、はたから見ても一目で焦っていると解りますが。
『俺の仲間を……生死をかけたデュエルに巻き込む訳には…!』
「そんなに死にたいなら、ジャリボーイ、まずはお前だぁ!!」

スカー LP4000
手札 ハリケーンの巣、偽りの友好条約、?、?、?
墓地
十代 LP4000
手札 E・HERO クレイマン、E・HERO スパークマン、
E・HERO ネクロダークマン、ネオス・フォース、
墓地


ドロー!!(デーモン・ソルジャー)
デーモン・ソルジャーを召喚!!
カードを1枚(
偽りの友好条約)セットし、
ターンエンド!!

デーモン・ソルジャー
★  属性   種族  悪魔族 ATK  1900 DEF 1500
デーモンの中でも精鋭だけを集めた部隊に所属する戦闘のエキスパート。
与えられた任務を確実にこなす事で有名。


スカー LP4000
手札 ハリケーンの巣、?、?、?
偽りの友好条約(伏せ)デーモン・ソルジャー
墓地
十代 LP4000
手札 E・HERO クレイマン、E・HERO スパークマン、
E・HERO ネクロダークマン、ネオス・フォース、
墓地

ドロー!!(融合)
魔法カード、
融合発動!!
E・HERO クレイマン、
E・HERO スパークマン
を融合して
E・HERO サンダー・ジャイアントを融合召喚!!
E・HERO サンダー・ジャイアントの効果発動!!
手札の
E・HERO ネクロダークマンを墓地に送り、
フィールドの
デーモン・ソルジャーを撃破!!
E・HERO サンダー・ジャイアント
ダイレクトアタック!!
スカー『LP4000⇒1600』
ターンエンド!!



融合         通常魔法
手札またはフィールド上から、融合モンスターカードによって決められた
モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体を融合デッキから
特殊召喚する。

E・HERO スパークマン
★  属性   種族  戦士族 ATK  1600 DEF 1400
様々な武器を使いこなす、光の戦士のE・HERO。
聖なる輝きスパークフラッシュが悪の退路を断つ。

E・HERO クレイマン
★  属性   種族  戦士族 ATK  800 DEF 2000
粘土でできた頑丈な体を持つE・HERO。
体をはって、仲間のE・HEROを守り抜く。

E・HERO サンダー・ジャイアント
★ 
属性   種族  戦士族 ATK  2400 DEF 1500
「E・HERO スパークマン」+「E・HERO クレイマン」
このモンスターは融合召喚でしか特殊召喚出来ない。
自分の手札を1枚捨てる事で、
フィールド上に表側表示で存在する元々の攻撃力が
このカードの攻撃力よりも低いモンスター1体を選択して破壊する。
この効果は1ターンに1度だけ
自分のメインフェイズに使用する事が出来る。

スカー LP1600
手札 ハリケーンの巣、?、?、?
偽りの友好条約(伏せ)
墓地 デーモン・ソルジャー
十代 LP4000
手札 ネオス・フォース、
E・HERO サンダー・ジャイアント
墓地 E・HERO クレイマン、E・HERO スパークマン、
E・HERO ネクロダークマン、


ドロー!!(フュージョニストキラー)
フュージョニストキラーの攻撃!!
フュージョニストキラーの効果発動!!
E・HERO サンダー・ジャイアント
攻撃力は0になる!!
E・HERO サンダー・ジャイアントを撃破!!
十代『LP4000⇒2600』
永続罠、
偽りの友好条約発動!!
永続魔法、
ハリケーンの巣発動!!
ターンエンド!!



フュージョニストキラー
★  属性   種族  悪魔族 ATK  1400 DEF 1200
このカードと戦闘を行う融合モンスターの攻撃力は、
ダメージステップの間0となる。

偽りの友好条約              永続罠
相手はレベル4以下のモンスターを召喚する事が出来ない。
このカードのコントローラーが相手に攻撃した時、
このカードは破壊される。
また、このカードのコントローラーが相手にダメージを与えた時、
このカードは破壊される。

ハリケーンの巣         永続魔法
相手がモンスターを特殊召喚した時、
デッキまたは手札から「スペシャルハリケーン」1枚を墓地に送る事で、
そのモンスターを破壊する。

「奴め、十代のモンスター召喚封じに掛かっているな。」
「レベル4以下モンスターの召喚も特殊召喚もダメダメ、
 フュージョニスト・キラーがいるから、
 融合召喚もダメダメボーイズッス。」
「……ネタが古いドン、丸藤先輩。
「蝶マズい!!CMが終わるまでにキーカードをドローしなければ
 俺は地獄に召されてしまう……!!ドロー!!」
果たして、十代が引いたカードは!!?




スカー LP1600
手札 ?、?、?
フュージョニストキラー、ハリケーンの巣、偽りの友好条約
墓地 デーモン・ソルジャー
十代 LP2600
手札 ネオス・フォース、
墓地 E・HERO クレイマン、E・HERO スパークマン、
E・HERO ネクロダークマン、E・HERO サンダー・ジャイアント

ドロー!!(E・HERO ネオス)
墓地の
E・HERO ネクロダークマンの効果発動!!
手札の
E・HERO ネオスを生贄無しで召喚!!
装備魔法、
ネオス・フォース
E・HERO ネオスに装備!!
攻撃力『2500⇒3300』
E・HERO ネオス
の攻撃!!
フュージョニスト・キラーを撃破!!
スカー『LP1600⇒0』


E・HERO ネクロダークマン
★  属性   種族  戦士族 ATK  1600 DEF 1800
このカードが墓地に存在する限り、自分は「E・HERO」と 名のついた
モンスター1体を生け贄なしで召喚する事が出来る。
この効果はこのカードが墓地に存在する限り1度しか使用出来ない。

E・HERO ネオス
★  属性   種族  戦士族 ATK  2500 DEF 2000
ネオスペースからやってきた新たなるE・HERO。
ネオスペーシアンとコンタクト融合することで、未知なる力を発揮する!

ネオス・フォース         永続魔法
「E・HERO ネオス」にのみ装備可能。
装備モンスターの攻撃力は800ポイントアップする。
装備モンスターが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
エンドフェイズ時にこのカードをデッキに加えてシャッフルする。

「わー!!やっぱ噛ませ犬扱いかー!!
 酷いぜアニメスタッフ!!
 視聴者の皆さん、出番が無くてごめんなS……」
と、所詮斥候は斥候、すぐにアボーンして島根県。
「あの噛ませはどうしたザウルス?」
「消滅した。この世界におけるデュエルとは、
 即ち戦場での生命{いのち}のやり取りに他ならない。
 敗北は、即ち文字通りの『死』。」
「そんな……じゃあ、十代はそれを承知で……。」


取り敢えず勝ったので、
十代は助けたボーイに声をかけます。
「大丈夫だったかい?君、名前は……?」
「カイル!!」
ん?いきなりオサーンの声がしたと思ったら、
甲冑のオサーン無敗将軍{ジェネラル}・フリードが登場です。
いや……将軍じゃなくて隊長だから放浪の勇者の方か。
髭も将軍程に無いし。

放浪の勇者 フリード
★  属性   種族  戦士族 ATK  1700 DEF 1200
自分の墓地の光属性モンスター2体をゲームから除外する事で、
このカードより攻撃力の高いフィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を破壊する。
この効果は1ターンに1度しか使用出来ない。

「フリード隊長……。」
「勝手な振る舞いは許さん!!そう言った筈だ……!」
と、その少年カイルの胸倉を掴み、地面に放り投げました。
当然ですが、十代は抗議します。
「いきなり何するんだ!?酷いじゃないか!!
 P丁英の抗議で番組が打ち切られたらどうするんだ!!」
「お前達も、余計な事をしてくれたな……。」
「何を言ってるザウルス!!アニキは命懸けで……。」
「そのボーイをレスキューしたッスよ!!」
「ヤツラが……ズールの部隊が気付いた……。」
ズール?グラップラー刃牙の闘士……じゃなくて
暗黒界の騎士の事か!!


その言葉通り、周りからは暗黒界の部隊の殺気が
ウヨウヨ漂い始め、ズンズンと足音が聞こえてきます。
十代達は臨戦態勢をとろうとしますが……。
「余計な真似はするな!!
 行くぞカイル!!お前達も付いてくるんだ!!」
どこに行くのかは判りませんが、
取り敢えず十代達はフリードの後についていく事になります。



その直後、暗黒界の軍勢がぞろぞろ集まり始めました。
ゴブリン突撃部隊やら、頭が重そうな暗黒界の刺客カーキがいます。 
「ココデ、すかーガヤラレタ。」
あれま、すぐに情報モレしています。

暗黒界の刺客 カーキ
★  属性   種族  悪魔族 ATK  300 DEF 500
このカードが他のカードの効果によって手札から墓地に捨てられた場合、
フィールド上のモンスター1体を破壊する。

ゴブリン突撃部隊
★  属性   種族  戦士族 ATK  2300 DEF 
このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。
次の自分ターン終了時までこのカードは表示形式を変更出来ない。


その様子を十代一味とフリードは
山の中部辺りから見ています。
「あの愉快な連中は何スカ?」
「暗黒界のモンスター軍団だ。」
「暗黒界?中国の黒社会みたいなものザウルスか?」
「まあな。開けーゴマ。
と、フリードは後ろの壁に向かうと、
その壁の一部がドアとなって後ろに下がりました。
という事で、十代一行はフリードの秘密のアジトに
招待される事になりました。


「カイル!!この子ったら、心配かけて……。」
「姉さん、ごめんなさい……。」
部屋に入るや否や、二十歳前後の女性が
カイルに話しかけてきました。
どうやら、カイルの姉の様です。


「フリード様の言いつけを守らないで、
 勝手に外に出ちゃ、ダメじゃないの!
 …これは?」
「父さんの写真を……どうしても……。」
というと、カイルは懐から先程の写真立てを取り出しました。


「お父さん……ところで、あの後ろの人達は?」
「姉さん、あのお兄ちゃんがぼくを助けてくれたんだ。」
「まあ……もしかして、貴方方は違う次元の……?
 私達と同じ様に、この世界に飛ばされてきたのですか?」
「厳密に言うと少し違うが、
 貴方達とは違う次元からやって来た。」
どうやらオブライエンは、
こういった折衝事の対応にも長けていそうです。


「そうですか。
 でも…何故こんな事になってしまったのでしょう…?
 この世界に飛ばされてからと言うものの、
 突然暗黒界の化物軍団に攻められて…… 
 彼らは、元々私達の世界で語り継がれて来た伝説の化物です。
 それが本当に姿を現してきて……。」
『異次元に飛ばされてきた時、
 何らかの作用で伝説が実体化したのか……。
 まるで珠阯レ{すまる}市で起きた、
 噂が実体化する事件の様だ……。』
「だけど、フリード隊長率いるデュエル部隊・
 鉄騎士隊の戦士達が、ぼく達の為に戦ってくれたんだ!
 でも、みんな奴らに捕まって拉致られてしまったんだ。
 父さんも……」


「跡に残された女子供や老人は奴らに……
 化物達に殺されてしまいました。
 僅かに残った私達はここに逃げ込んで
 何とか生き延びて……。」
「でも、ぼく達にはフリード隊長がいる!!
 隊長が奴らをやっつけて、
 父さん達を救い出してくれる!」


「アンタも仲間を……。」
「十代、理解っているとは思うが、
 我々のミッションはヨハンの捜索と奪還だ。
 あまりこの世界の事に首を突っ込まない方が賢明だ。」
と、現実家{リアリスト}のオブライエンが十代に助言します。
「理解っているさ。理解っているから……
 俺はヨハンを助ける為にここに来た。
 ……他に目を向ける余裕なんて無いさ!!!」
いつもの十代らしくない台詞ッスね。


「俺達は、ヨハンという人物を探している。
 俺達と同じ位の年齢で、
 紫の服を着ている……見なかったか?」
「さあ、そんな香具師、知らんな?」
「(村人一同)右に同じ。」
十代や、何もしないで人様から情報をゲットしようなんて
そりゃあ甘すぎるってもんだよ。



「俺達はヨハンを捜索するミッションを続ける。
 ここに手掛かりが無いのなら、
 また地上に戻らなければならない。」
「街を見ただろう。
 現在、街は暗黒界の化物共に占領されている。
 奴等がこの街を退去するまで、
 俺達はこの洞窟で身を潜めているしかない。
 動くに動けんのだ。
 それでも、そのヨハンという者を探そうと言うのなら、
 止めはしない。
 だが、今出て行かれてはこちらとしても困る。
 奴等にこのアジトの場所がばれてしまうからな。
 奴等の活動が弱まる、箒星の勢いの弱まる時間に
 出て行ってくれ。
 皆を危険な目に合わせる訳にはいかないのだ……。」
「了解した。」
これはアジトに滞在中に何かアクシデントが起こり、
否が応でも関わらなければならなくなるフラグでしょうか?


という訳で、十代一行は暗黒界の軍勢が去るまで
鍋を突いて待つ事になりました。
「本当におっとろしーところッスね、この世界は。」
「デュエルに命が掛かっているデュエルなんて、
 そんなのしたくないドン。」
「十代、私…知らなかった。
 デュエルが生死をかけた文字通りの決闘だったなんて。」
「仕方が無いさ。あの子、カイルを助けるにはああするしかなかった。」
「違う!貴方の事を言っているのよ!
 そんなデンジャラスなデュエルはもうしないで!」
「判ったよ。心配かけてすまなかったな。」
本当に判ってんのかいな、こいつ。


一方、廃墟と化した街では、
暗黒界の尖兵ベージ&暗黒界の狩人 ブラウ軍団と
ゴブリン突撃部隊がスカーあぼーんの下手人、
つまり十代を必死になって捜索しています。
「あのスカーが倒されるとはな……。」
「まことにもって忌々{ゆゆ}しき事……。」
と、そこに中間管理職の暗黒界の騎士 ズールと
その腰巾着の暗黒界の策士 グリンが現れました。
そこへ暗黒界の尖兵 ベージが現れました。

暗黒界の尖兵 ベージ
★  属性   種族  悪魔族 ATK  1600 DEF 1300
このカードが他のカードの効果によって 手札から墓地に捨てられた場合、
このカードを自分フィールド上に特殊召喚する。

暗黒界の狩人 ブラウ
★  属性   種族  悪魔族 ATK  1400 DEF 800
このカードが他のカードの効果によって 手札から墓地に捨てられた場合、
デッキからカードを1枚ドローする。
相手のカードの効果によって捨てられた場合、 さらにもう1枚ドローする。

暗黒界の策士 グリン
★  属性   種族  悪魔族 ATK  300 DEF 500
このカードが他のカードの効果によって手札から墓地に捨てられた場合、
フィールド上の魔法または罠カード1枚を破壊する。

暗黒界の騎士 ズール
★  属性   種族  悪魔族 ATK  1800 DEF 1500
暗黒界でその名を知らぬ者はいない、誇り高き騎士。
決して弱き者に手を下す事はない

「ズール様!報告いたします!
 捕虜収容所から戦士が一人トンコ致しました!!
 恐らく、この街に向かっているものと思われます!」
「まさかその者がスカーを……
 いや、この街にそれ程の強者がいるとは考えにくい……。
 まさか!あの者が……!?」
あの者って一体誰だよ!!?


場所は変わり、森の外の草原に移ります。
一人のマッチョ男がベージ&ブラウ軍団と
ゴブ突部隊相手にトンコを続けています。
……何やらカイルのとっつぁんに似ていますね。
ていう事は、これがカイルのとっとぁんでしょうか。
しかし、あと少しというところで軍団に囲まれました!!
最早これまでか!!?


「トンコ野郎には、死の制裁有るのみ!!」
「そうはイクラ丼!!
 喰らえ、ジャスティブレイク発動!!」
「ふじこ(略)」
と、下手に効果持ちだったために
軍団は全滅致しました。


ジャスティブレイク              永続罠
自分フィールド上に表側表示で存在する通常モンスターが
攻撃宣言を受けた時に発動する事が出来る。
フィールド上に存在する表側攻撃表示の
通常モンスター以外のモンスターを全て破壊する。

あ、とっつぁんが歩いているッス。
という事は、とっつぁんはバニラでしょうか?
多分戦士ダイ・グレファーなのでしょう。
「フリード……隊長……。」


そして、場所はそのフリードのアジトに移りました。
扉が開いてとっつぁんの帰還を知らせる
女性が入ってきています。
「フリード様、鉄騎士隊の戦士が!!」
しかし……とっつぁんはトタン板で
横になったまま連れて来られ、
その命は風前の灯です。
「ラーズ、しっかりしろ!!」
「父さん!!&お父さん!!」
「ジーナ……カイル……。」


「隊長…奴等の隙を見て逃げてきたのですが……
 それが……この有様で……。
 隊長のお役に立ちたくて……
 街の人達の為に戦いたかった……。
 仲間は、町外れの崖にある収容所に……います。
 奴らを…倒して…仲間を助けて……。」
「その収容所に、ヨハンとかいう
 紫色の服の少年はいませんでしたか!?」
…なあ、もう少し空気読もうや、十代。


「この街の住人ではない、
 君くらいの年頃の少年が一人いた……。」
もしかしてそれがヨハンか!!?
ていうか、とっつぁんはもう死亡寸前だよ!!
「父さん!!&お父さん!!」
「カイル…姉さんを……街の人を守る……
 立派な戦士になってくれよ……
 フリード隊長の様な……!!」
「父さん……!!」
そう言い遺すと、戦士ラーズは天に召されました。
ジーナとカイルは泣き崩れています。
しかし、これで十代とフリードの目的は一致しました。
「俺は……来週までにヨハンとアンタの仲間を助け出す!」














次回予告

十代
「ヨハンは収容所に……!!」


「どこに行くのアニキ!?」

十代
「ヨハンは、俺の助けを待っている!!」


「アニキー!!」


十代
「一刻も早くヨハンと、
 フリードの仲間達を救わなきゃ!!」


「ちょっと待ってよ!!
 まだヨハンと決まった訳じゃないッス!!
 焦り過ぎッス!!
 大体、アニキはいつも人の話を聞かな過ぎッス!!
 ぼく達の事も考えて欲しいッス!!
 ……ってアニキー!!


「次回『
十代vs暗黒界の騎士ズール』」

十代
最後まで、俺は諦めねえ!!」


キャスト(敬称略)
遊城十代 KENN
天上院明日香 小林沙苗
丸藤翔 鈴木真仁
万丈目準 松野太紀
ティラノ剣山 下崎紘史
天上院吹雪 遊佐浩二
オースチン・オブライエン 川本成
ジム=クロダイル・クック 岩橋直哉
フリード 岸 祐二
スカー 石原 凡
ズール 西村朋紘
ラーズ 増田隆之
カイル 高原瑞季
ジーナ 吉岡麻耶
グリン 山岸弘一
ベージ 岩下政之
釘宮由稀
カレン 岩間健児


今週の最強カード
E・HERO サンダー・ジャイアント
★ 
属性   種族  戦士族 ATK  2400 DEF 1500
「E・HERO スパークマン」+「E・HERO クレイマン」
このモンスターは融合召喚でしか特殊召喚出来ない。
自分の手札を1枚捨てる事で、
フィールド上に表側表示で存在する元々の攻撃力が
このカードの攻撃力よりも低いモンスター1体を選択して破壊する。
この効果は1ターンに1度だけ
自分のメインフェイズに使用する事が出来る。

今回は、てっきり釘宮理恵さんかと思いました。
ていうか、釘宮由稀って誰ッスか?知らないッス、マジで。
と、ここまで書いてジムのフラグの件で
カレンが擬人化しそうな気がしてしまいました。

来週はグロー・ネオスが出そうです。
ここでの墓標はデュエルディスクらしいので、
ラーズの墓にはディスクが立てられ……って、
十代、おまいまた抜け駆けかよ!!!!

と、洞窟で拘束されている服がぼろぼろのヨハンを
見つける様ですよ。速い展開だな……
と思ったらズールの一撃でヨハンはアボーンかよ!!!!
まあ、予想してみましょう。
1・ヨハンはこのまま死亡確定
2・ヨハンは死亡するが、蘇生が可能
3・ヨハンは別の次元にオサラババイバイで、
  クエスト続行
4・ヨハンではなく、実は偽者












では、又来週!!


本陣へ撤退
本陣へ撤退
撤退
撤退