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| 平成１８年 １１月 ０８日 TURN-109 十代と炎のオブライエン |
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さて、先週から続いて十代とダブライエンの デスデュエル人質マッチの続きです。 人質にされた翔を繋ぐロープはまさに風前の灯、 下に落ちれば そこで問題だ！ 下に落ちればどうやって海から脱出出来るか!? 3択－一つだけ選びなさい 答え①・墜死 答え②・溺死 答え③・凍死 現実は非情である 「下手に動くと、真っ逆さまに落ちてデザイアだぞ。」 翔を助けに行こうとするギャラリーコンビですが、 ダブライエンがボタンをポチっとな、と押して 翔はまっさかさーまーにー、落ちてデザイア、ですので ヨハン＆剣山のギャラリーコンビもうかつに動けません。 「俺に任せておけ！！」 十代はあくまでデュエルで解決しようとします。 ドロー！（Ｎ・フレア・スカラベ） 十代はＮ・フレア・スカラベを召喚！
Ｎ・フレア・スカラベの効果発動！ 攻撃力５００⇒１３００ 「融合の次は、ヨハン戦で出てきた効果モンスターか。 それにしても、ストレートに攻撃をしかけてくる奴が、 あの程度の雑魚モンスターを、攻撃表示で場に残すとは……。 雑魚が二体にリバースカード、処分するのは容易いが……。」 と戦略を練っていたダブライエンですが…… 「バトル!!」 デュエル馬鹿一代の十代は攻撃あるのみです。
Ｅ・ＨＥＲＯ フェザーマンのＤ・アタック！ 永続罠 ファイヤー・ウォール発動！ 墓地のヴォルカニック・バレットを１体除外し、 攻撃を無効にする！
Ｎ・フレア・スカラベのＤ・アタック！ 永続罠 ファイヤー・ウォール発動！ 墓地のヴォルカニック・バレットを１体除外し、 攻撃を無効にする！ ターンエンド。 「何を狙っているんだ、オブライエン……。」 ギャラリー１号・ヨハンも オブライエンの戦略は解らないそうです。 「その程度の攻撃が、オレに通じると思うのか？」 「だって、さっきのターン、お前モンスターを召喚しなかっただろ？ 俺がガンガン攻めなきゃ、面白くないジャン!!」 「アニキー、ぼくのこと忘れてるッス～。 面白いとか面白くないとかじゃないッス～。」 十代は相も変わらずデュエル馬鹿で、 本当に翔の事なんて忘れているかもしれません。 「このデュエルは、プロフェッサー・コブラのミッションにより、 十代の潜在能力を引き出す為のタクティクスが組み込まれている。 奴はおそらく、本能的にその事に気付いた。 ただのデュエル馬鹿じゃない。」 まあ、究極のデュエル馬鹿ですので、 その辺の野生の本能はただものじゃあありません。
ドロー！（ファイヤー・ソウル） ファイヤー・ウォールのコストを５００支払う。！ 『オブライエン ＬＰ３５００⇒ＬＰ３０００』 通常魔法、ファイヤー・ソウルを発動！
デッキのヘルフレイムエンペラーを１体除外！
ドロー！(フェイク・ヒーロー) 『十代 ＬＰ４０００⇒ＬＰ２６５０』 『ふっ、この程度、オレの炎デッキにしてみれば、 まだまだ蝋燭の炎程度だがな。 ……はっ……!!いかん、オレは何を喜んでいるんだ！』 「さぁて、俺も負けていられないぜ！ さぁ、どう来るオブライエン！」 『とはいえこのターン、十代は自然な形で 生贄素材を残す事が出来た筈。 次は、手札に眠っている上級モンスターの召喚、 これが濃厚だが。 モンスターの攻撃を防ぐには、 再びファイヤーウォールの効果を。 異次元からの埋葬で、炎族モンスターを３体墓地に戻す。 奴が考えるのは、ファイヤーウォールの破壊。 これは、フィールド上の永続罠カードを破壊する 効果を無効にして破壊する。 これでミッションは終了する。 いずれにせよ、十代は必ず攻めて来る。 ここで防御に回るなら、 もはや奴から引き出すものは何も有るまい。』 十代のスーパーアンポンタン菌に感染しかかっているのを自覚した ダブライエンですが、職業傭兵なので、容易に感染しません。 頭の中では色々なタクティクスを考えています。 異次元からの埋葬、ファイヤー・トラップを伏せ、 ターンエンド!!
「オブライエンはデュエルに集中している。」 「今の内だドン。」 ギャラリー１号＆２号は、ダブライエンがデュエルに 集中している事に気付き、人質・翔救出ミッションに挑みます。 抜き足、差し足、忍び足、と。
ドロー！(コンタクト・アウト) 魔法カード、フェイク・ヒーローを発動！
Ｅ・ＨＥＲＯ ネオスを特殊召喚！
Ｅ・ＨＥＲＯ ネオスとＮ・フレア・スカラベの コンタクト融合！ Ｅ・ＨＥＲＯ フレア・ネオスを融合召喚！
Ｅ・ＨＥＲＯ フレア・ネオスの効果発動！ 攻撃力２５００⇒４５００ Ｅ・ＨＥＲＯ フレア・ネオスのＤ・アタック！ 速攻魔法、異次元からの埋葬発動！ 除外中のヴォルカニック・バレット２体と ヘルフレイムエンペラーを墓地に戻す！
永続罠 ファイヤー・ウォール発動！ 墓地のヴォルカニック・バレットを１体除外し、 攻撃を無効にする！ Ｅ・ＨＥＲＯ フェザーマンのＤ・アタック！ 永続罠 ファイヤー・ウォール発動！ 墓地のヴォルカニック・バレットを１体除外し、 攻撃を無効にする！ 速攻魔法、コンタクト・アウトを発動！
Ｎ・フレア・スカラベとＥ・ＨＥＲＯ ネオスを 特殊召喚！ 「何？オレが読んでいた以上の手を打ってくるとは!!? タクティクスに狂いが!!」 どうやら、ファイティングコンピューターに狂いが生じた様です。 Ｅ・ＨＥＲＯ ネオスのＤ・アタック！ 永続罠 ファイヤー・ウォール発動！ 墓地のヘルフレイムエンペラーを１体除外し、 攻撃を無効にする！ Ｎ・フレア・スカラベのＤ・アタック！ Ｎ・フレア・スカラベの効果発動！ 攻撃力５００⇒１７００ 『オブライエン ＬＰ３０００⇒ＬＰ１３００』 えー、こちらは翔救出作戦最中です。 「アニキー！アニキー！」 「これ、丸藤先輩、興奮したら駄目だドン！」 「防がれても、防がれても、ひたすら向かっていく……。 そうッス！相手をリスペクトする事と、熱いデュエルをする事、 それは決して矛盾する事じゃなかったンスね!!」 「そうだドン！アニキの自分の決闘う姿で、 その事を教えてくれてるザウルス!!」 『確かに、十代は何も言わない。 それでいて、翔を救い出している。』 漢は不言実行ッスね、アニキ!! 頬を赤らめる翔と、アニキの思いを語る剣山は、 婦女子の方々の妄想が逞しくなりそうです。 それはそうと、志村、ロープが危ねぇよ!!!! ジッとしてなさいって事で、後半に続きます。 後半は、いきなりイカレた目をしたコブ野郎です。 「オブライエンよ、お前は忠実なる私の傭兵、 遊城十代からデュエルエナジーを、 全て奪い取るのだぁぁぁぁ!!!!」 声もエコーがかってそうなヤバそうな声です。 ところはデスデュエルに戻ります。 ヨハンは手を尽くして翔救出に当たりますが、 中々上手くいきません。 「しーっ、駄目だドン。大きな声を出したら、 オブライエンに気付かれるザウルス。 「大丈ブイ。オブライエンを見ろ。 それどころじゃなさそうだ。」 ダブライエンは人質の翔どころではなくなっています。 傭兵としてのプライドが傷つけられたせいでしょうか？ 「オレの……タクティクスを超越えるとは……」 回想のダブライエンです。 洞穴の中で親父と一緒に焚き火をしています。 良い子のみんなは焚き火は大人と一緒にね。 「ダディ、傭兵って、雇い主の言いなりなの？ まるで、忠実な犬みたいに。」 「傭兵……ミッションの為なら、 敢て危険な戦場にも赴く。 しかし、例えミッションであろうと、 自分の命を守る権利は有る。 覚えろ、マイ・サン！」 傭兵はイエスマンでなく、自分の判断能力も 優れていなくては務まらない様です。 回想が終わって、再びデスデュエルです。 「オヤジは、ただ言いなりに戦うだけじゃなかった！ 熱く燃える戦士だった!! アイツが、十代が思い出させてくれた。 十代！オレ達の決闘いに、人質等必要無い!!」 と、スイッチを切ります。 「オブライエン……!?」 「ヴォルカニック･バーンデッキ、オレの炎デッキ、 その本当の凄まじさを見せてやるぞ!!」 その様子を出歯亀していたコブコブ曰く、 「こ……これは……!!?」 一体何なんだよ？
ドロー！(ブラスティング・ヴェイン) ファイヤー・ウォールのコストを５００支払う。！ 『オブライエン ＬＰ１３００⇒ＬＰ８００』 魔法カード、ブラスティング・ヴェインを発動！ ファイヤー・ウォールを破壊！ ファイヤー・ウォールの効果でデッキから１枚ドロー！ 更にブラスティング・ヴェインの効果で デッキから２枚ドロー!!
フィールド上のブレイズキャノンを墓地に送り、 永続魔法、ブレイズキャノン・トライデントを発動！
ダブライエンが本気で十代に勝とうとしている事に対し、 想定外の事態だと出歯亀中のコブラは焦りを隠せません。 「ナヌー!?何を熱くなっているんだ、オブライエン!! お前は飽くまでも、十代のデュエルエナジーを引き出すだけの筈!! それとも、私の指令を捨てて、勝ちに出たのか!! 裏切るのか、オブライエン!!」 まあ、悪の組織に裏切りは日常茶飯事ですから。 『十代 ＬＰ２６５０⇒ＬＰ６５０』 一気に２０００のダメージと、墓地に炎族モンスターが増えた事で、 ファイヤー・ウォールのコストは万全です。 まあ、ファイヤー・ウォールのコスト倒れを狙う事も出来ますが、 十代はその様な勝ち方を選ぶ筈は有りません！ そんな絶体絶命の危機にあって、翔は十代の勝利を信じています。 「そんな事無いッス！アニキは必ずウィンするッス！ ガンバレーアニキー!!」 『あれが、さっきまで弱音を吐いていた翔の言葉か？ 十代は、触れるものを全て熱くする触媒、 いわば純粋少年……』 まあ、それはともかく、ロープが切れるｙｏ!! わーーーー!!切れた!! と思ったら、ヨハンと剣山のコンビネーションで 切れたロープはしっかりキャッチされていました。 「アニキー、丸藤先輩は大丈夫だドン!! 「サンキュー！助かったぜ、剣山、ヨハン!!」 「オブライエン!!さっきのは効いたぜ!! だけど、俺のＨＥＲＯデッキは、まだまだ負けちゃいない!!」 『何と、バカが付く程ストレートな奴なんだ!! 融合・ネオスペーシアン……ＨＥＲＯデッキの本質は、 様々なモンスターを使いこなすテクニシャンデッキではない。 モンスターでの真っ向勝負、その一点のみを貫くという、 信念に支えられたデッキ。 このデュエル馬鹿は、真っ直ぐに攻めてくる！』
伏せカード２枚でターンエンド。 ドロー！(Ｅ・ＨＥＲＯ ワイルドマン）
Ｅ・ＨＥＲＯ ワイルドマンを召喚！ Ｅ・ＨＥＲＯ ワイルドマンでＤ・アタック！ (仮想デュエル) ヴォルカニック。フォースを発動！
ヴォルカニック・デビルの攻撃！ Ｅ・ＨＥＲＯ ワイルドマン撃破！ 『十代 ＬＰ６５０⇒ＬＰ０』 (仮想デュエル終了) 仮想デュエルでは、十代は負けてしまいます。 どうする、十代!!? しかし、コブラが出歯亀カメラで覗いています。 「ミッションを完遂汁！」 『いかん、危うく奴からのミッションを忘れるところだった』 ダブライエンはミッションを忘れるところでした。 速攻魔法、クレイジー・ファイヤー発動！
どうやら、ミッションの為にこのトークンでの勝利を選んだ様です。 １ターン目から伏せられているカードもモンスターがカード効果で 破壊された時に発動するカード、と読んでいます。 エレメンタル・ミラージュを発動！
Ｅ・ＨＥＲＯ ワイルドマンの攻撃！ クレイジーファイヤー・トークン撃破！ 決着はつき、ミッションコンプリートしたダブライエンですが、 どうやらダブからもデュエルエナジーを頂戴する魂胆なのか、 勝った十代はエナジーを吸い取られてバタンキュー、 ダブライエンもヘロヘロ状態です。 「どうしてこんなになるまでほっといたの？」 ところは医務室、久々の鮎川先生です。 いや、デュエルしていたらいきなりバタンキューになった、と 言っていますが、酷い疲労状態らしいです。 「おかしいわね。ソリッドビジョンシステムで、 これだけダメージを負ってしまうなんて……。」 そりゃあ、珍しいですが、今までのデュエルを見たら こんなダメージは日常茶飯時かと。 ああ！十代が呆けてるよ!! 「アニキ！もう迷わない！アニキとぼくは違う人間なんだから、 ぼくはぼくなりの方法で前に進む!!」 と、翔は責任を取って切腹、ではなくて、 ラーに戻って一からカイザー翔を目指します。 次回予告 剣山 「うおおおおおお!!俺の体の中の、 恐竜ＤＮＡが、騒ぐドン!!! わーーーーお!!」 翔 「わあ！剣山君が野生に帰った!! これってもしかしてデスデュエルの影響なのー？」 十代 「剣山を正気に戻すには、同じ恐竜パワーが必要だ！ あいつだ！元に戻せるのは、あいつしかいない!!」 翔 「次回『剣山と化石竜のジム』」 十代 「新モンスター、化石竜登場だぁ!!」 剣山 「ピッチピチの恐竜が、化石になんか負けてたまるかドン!!」 キャスト(敬称略)
今回は、十代とダブライエンとのデュエルだけで、 何にも進展が有りませんでした。 次週は化石クロコＶＳ剣山の恐竜対決です。 何か、マンモスマンＶＳバッファローマンの対決を 彷彿とさせます。 では、又来週!! |
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