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| 平成２０年 ０７月 30日 TURN-018 古の森 精霊世界への誘い |
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「サーセンねぇ。 こちらの都合でわざと負けて頂いたというのに……。 又戦ってちゃぶ台などと勝手を申しまして。」 「いえいえ、それは仕方ありま千年灸。 如何様な状況にも対処する、 それも我等刺客の仕事と心得ております。」 今回は、イェーガーが中国風の男と 話しているところから始まります。 どうやら、イェーガーはこの中国風の男に八百長をさせ、 そしてもう一つ依頼をする様です。 「イッヒヒ～のヒ～。 飽くまでも、飽くまでも冷静沈着な貴方様のデュエルスタイル…… そのお力により救っていただきたいデュエリストが一人おります。」 それは一体誰ジャラホイ？ 「ええぞいアンチャン！」 「よっしゃ！これで二回戦進出だ。」 氷室＆矢薙コンビも 遊星の勝利に喜んでいます。 「すごく熱い決闘だったねぇ！」 「だろー天兵！遊星はすっげえ熱いデュエリストなんだ！」 「そうね。 一回戦で負けちゃった誰かさんとは大違い。」 「ガクーン」 るあ は テンション が さがりまくった 「なーにいってんジャラホイ。 負けたのは龍可の方だろ。 おれの公式記録にはカウントされないんだもんねー。」 何そのジャイアニズム？ 「何が公式記録よぉ!!」 るか の グルグルパンチ が あたった 「エビーバデー!! 緊急事態の発生だぁ!! 先程ゴドウィン主催より、 またまたサプライズがなされたぁ!!! 惜しくも一回戦で敗れた龍可殿、聞いてるかぁい？ これより、敗者復活戦が行われる事が決定したぁ!!」  「やったぁ!!もう一度デュエルが出来るぞぉ!! 今度こそ勝ってやるんだぁ!!」 「やったね龍亞！」 「あ～あ、また龍亞が調子に乗って 恥の上塗りしちゃうよ。」 「ぬっふ～ふふ～。 どっしよっかな～デッキ組みなおさないと。 あ、龍可また服貸してくれ。」 「いやよぉ。」 「ＹＥＡＨＨＨＨＨＨ!!!! これより敗者復活戦の組み合わせを発表するぅ!!! この復活戦は、ランダムに抽選された一組にのみ行われルゥ!! その幸運の女神に選ばれたのはぁ!! 惜しくもボマー選手に敗れた 若干１１歳にして 実力はゴドウィン主催の折り紙付きぃ!!!!! その将来性はまさに右肩上がりの天井知らずぅ!! 舞い降りたデュエルの天使、 ミイイイイイス、龍可ちゅわあああん!!!!!!!」 「ハーイ、ってあれ？」 龍亞が名乗りを上げようとしたところ、 龍可にスポットライトがあがりました。 影武者防止策でしょうか。 遊星は設置ＴＶでボマーと一緒にその光景を見ています。 「あの娘がモノホンの龍可という娘なんだろ。 ニセモノアミバ君もいいデュエルを見せてくれたが、 さて、モノホンの彼女はどうかな？」 「氷室さん……どうしよう……」 「そりゃあ、参加しているのは龍可ちゃんなんだしなぁ。」 「でもさ！龍可はおれなんだろ？」 「でもさぁ、この空気じゃあ、 龍可ちゃんが出場てかないと拙いンじゃないかなぁ？」 「そんなぁ……あたしいやよ。 デュエルするとすッごく疲れちゃうのに……。」 「あ～あ、遊星と決闘えるチャンスが出来たってーのに。 このまま終わるなんて……。」 「判ったわよ。このデュエルだけ頑張って勝つ。 その後は龍亞が出ればいいじゃない。」 「ホントー!?そりゃいい提案だ！ 断然応援しちゃう～!!」 「ワクワクするねぇ。 龍可ちゃんのデッキはどんなデッキなのかねぇ。 矢薙さん古代都市ワクテカしちゃうよ。」 「妖精デッキさ。 アイツ、デュエルモンスターズの妖精の声が聞こえるんだって。 その声に従ってデッキを組んだって言ってた。 だから妖精デッキ。 妖精の声を聞くと……アイツとても疲れるんだ。 だから、あまりデュエルをやりたがらないんだけど……。」 場所は変わって、 ゴドウィンとジャックが何か喋ってます。 「で、あんなジャリキッズがシグナーだと？ 「ええ。確かに一回戦の時、 Ｄセンサーの反応は観客席に座っていた彼女から発せられマンボ。 この敗者復活戦は、 彼女がシグナーである事の確証を得る為の舞台…… ＴＶの前の阿久津君。」 「まーわーる、まーわーるぅ～。 ハイハイ、万事オッケーでえす!! ご覧下さい!! この蝶高性能メカのメモリを上回る反応があれば、 間違い無く彼女にシグナーの称号を与えてもＥでＳＨＯＷ!!」 相変わらず阿久津はくるくる回ってますな。 「そもそも、私共が彼女に興味を示し、 この大会に招待したのは、 八年前の事件を知った事がきっかけなのです。 ほい、これが当時の電子ニュースですよ。」 デュエルキッズ大会の決勝の途中、 意識を失い昏倒状態に 陥っていたルカちゃん(３才)が。 一ヶ月ぶりに奇跡の生還を果たした。 ルカちゃんは後遺症もなく、 心身ともに健康な状態であるとの事。 また、意識不明の時に夢を見ていたのか、 精霊の世界に居た、と話している。 診察したネオ童実野大学医学部の 水田医師によると、 ルカちゃんはまだ３才児という事もあり、 意識が回復する際に見た夢と実体験の区別が 明確に出来ていないのではないか、 との事だった。 「あの娘は、三歳にして デュエルに精通した天才児でした。 が、ある日突然デュエル中に昏睡状態にに陥り、 一ヶ月意識が戻らなかったそうです。 しかし、その間双子の兄の龍亞君が つきっきりで妹の名前を呼び続け、 南斗一ヶ月後、彼女は奇跡的に回復したのです。」 「それがシグナーと同関係が有るのかといいましゅと、 私共が興味をひきつけられたのは、 回復したあの娘がいった言葉、 一ヶ月間彼女はデュエルモンスターズの精霊世界に行っていた、 という発言でしゅ。 そもそもデュエルモンスターズの起源は謎に包まれ、 様々な伝説が存在しましゅ。 その幾つかは回復後に彼女が語った…… 精霊世界と一致する要素が多分に含まれていた…… そして、星の民に残る伝説にも……」 「あれから八年、我々の調査では、 二人してあの事件の記憶は残っておりません。 ならば、もう一度あの娘に行って貰おうではありませんか。 デュエルモンスターズの精霊世界へ。 さすれば、彼女の本当の力が、判るかもしれません。 と、ここで龍可がデュエル場に舞い降りました。 『あ、このディスク……本当に使いやすそうになっている…… 遊星……』 その龍可を迎え撃つのは、 八百長チャイナ服の胡散臭さ大爆発の デュエルカウンセラー・フランクです。 「初めまして、龍可さん。」 と、フランクは龍可に慇懃な言葉遣いで一礼をしました。 しかし、慇懃無礼と言う言葉が有りますので、 油断は禁物です。 「さぁ、このデュエルで、 貴方の深層意識に隠された、 本当の貴方を見つけましょう。」 『なんだか……』 『クリ～』 『そう……貴女も嫌な感じが……』 龍可はフランクに邪悪な気を感じ、 龍可のデッキからクリボーが話しかけてきました。
ドロー!!(サニー・ピクシー) サニー・ピクシーを守備表示で召喚!! ターンエンド!!
ドロー!!(L⇔Rロールシャッハー) L⇔Rロールシャッハーを召喚!! L⇔Rロールシャッハーの攻撃!! サニー・ピクシーを撃破!! L⇔Rロールシャッハーの効果発動!! 相手のデッキの一番上のカード(クリボン)を 表側表示にする!! カードを２枚(ゲシュタルト・トラップ、深層へと導く光) セットしてターンエンド!!
「ロールシャッハーテストと言うのはご存知ですね？ この如何様にも見えるモンスターをどの様に感じ取るかによって、 貴女の抱える不安・心配・問題等を解き明かす手がかりとなる 心理テストです。 さ～ぁ龍可ちゃん、 貴女にはこのモンスターが何に見えますかね？ さ～ぁ、ＣＭ明けまでにファイナルアンサーキボンヌ。 何ですか？」
「ずばり！水晶ドクロぉ!!」 「あ～、答えるのは龍可ちゃんです。 ギャラリーの爺さんでは有りませんよ。」 「ドケチ。」 『何か、龍可の苦手そうな相手だな……。』 「何が見えるって……妖精……!?」 龍可の見えたのは妖精です。 しかし、その妖精の頭が 見る見るうちに黒い魔物の頭に 変化を遂げていきます!! これは一体!!? 「このテストは貴女が意識の底で恐れている事を 露わにするものだったのです。 貴女は妖精や精霊を恐れている。 ちゃいまっか？」 「そんな事は……」 「大丈夫、ノープロブレムですよ。 このデュエルで、貴女が抱えていた悩みを解き明かし、 解放して上げましょう。 その為にも勇気を持って 貴女の真相意識に潜むもう一つの世界 デュエルモンスターズの精霊世界に 旅行しに行くのです。 おやつは消費税を抜いて５００円まで ああ、バナナはおやつに入りませんから。 知ってますよ。 貴女は精霊の言葉を感じる事が出来る。 だったら、デュエルモンスターズの精霊の世界が有ったって、 不思議じゃないでしょう。」 「そんな世界が在るなんて……!?」 「ロールシャッハーの効果で デッキの一番上のカードを拝見させてもらいますよ。 可愛い精霊ですねぇ。 もしかしてその娘の声も聞こえてるんじゃあないですか？」 『確かに……あたしには精霊達の声が聞こえる…… でも……龍亞……!!』 ここで龍可がこん睡状態で入院中のシーンに入ります。 両親はシルエットでよく見えませんが、 龍亞が龍可の名前を必死に連呼して涙ぐんでいます。 「どうしたんだ龍亞？」 「天兵……何か……凄く怖いんだ。」 龍亞が何か感じ取った様です。 双子ゆえのシンクロニティーでしょうか？
ドロー!!(クリボン) クリボンを召喚!! 相手は深層へと導く光を発動!! デッキの上から６枚 (妖精王オベロン、 光の護封剣、？、？、？、古の森) めくり、 上から５枚墓地に送り、 残りの１枚を手札に加える!! フィールド魔法、古の森を発動!! ターンエンド!!
「深層へと導く光の効果で カードをめくって下さいお岩さん。 １まい、２まい、中略、 ６枚目のカードは何かな～ぁ？」 何やら龍可の眼が光がなくなっています。 こいつぁヤバいぜ!! 「古の森…… 全てをあからさまに…… そして決して争う事を許さない世界……。 さ～ぁ、デュエルモンスターズの精霊の世界へ……。」 龍可が目覚めると、そこは古の森でした。 そこら辺中を妖精達が飛び回っており、 クリボンもいます。 「クリボン……!? ていうか、ここって…… あの変なおじさんの言っていた デュエルモンスターズの精霊の世界？ こんなに穏やかで綺麗な場所なのに、 何だか……畏怖い……！」 「視聴者諸君はここで現実に戻って貰いましょうか。 どうやら、深層意識に封じた精霊の世界に 辿り着く事が出来た様ですね。」
ドロー!!(不死のホメオスタシス) 罠カード、ゲシュタルト・トラップを発動!! 装備カードとして相手のクリボンに装備させる!! 装備モンスターの攻撃力と守備力は０になる!! 攻撃力『３００⇒０』 守備力『２００⇒０』 装備魔法、不死のホメオスタシスを発動!! 相手のクリボンに装備させる!! L⇔Rロールシャッハーをリリースし、 超魔神イドをアドバンス召喚!! 超魔神イドの攻撃!! クリボンは 不死のホメオスタシスの効果で撃破されない!! 龍可『ＬＰ４０００⇒１８００』 古の森の効果発動!! 相手の超魔神イドを破壊!! ターンエンド!! 墓地の超魔神イドの効果発動!! 墓地から自分自身を特殊召喚!!
「おーい、龍亞……!?」 龍亞もシンクロニティーなのか、 龍可同様ぼーっとしています。 「不死の中から永遠の苦痛みを味わって貰いましょう。 さ～ぁ、思い出すんだよ龍可ちゃん。 苦痛みの中から、恐怖の中から貴女の本当の使命を……。 さぁ×∞。」 「そう……この森で闘争う事は許されない!!」 古の森の裁きによってイドは破壊されましたが、 完全破壊耐性によってイドは特殊召喚されました。 蝶魔神と書くと蝶魔神ハガになってしまいます。
ドロー!!(？) 相手の装備魔法、 不死のホメオスタシスの効果発動!! 相手に３００ポイントのダメージを与える!! 龍可『ＬＰ１８００⇒１５００』 サンライト・ユニコーンを召喚!! 装備魔法、一角獣のホーンを発動!! サンライト・ユニコーンに装備!! 装備モンスターの攻撃力を７００アップさせる!! 攻撃力『１８００⇒２５００』
精霊世界の龍可は苦しんでいますが、 現実世界の龍可はまるで人形の様に ボーっと無表情のままです。 その頃、精霊世界では、 サイライト・ユニコーンが 龍可に何かを示しています。 「龍可……龍可……」 「誰!?誰!?」 「龍可、約束を守りに来てくれたのだね……。 デュエルモンスターズの精霊世界を 悪の者から護ってくれる……」 「あなたは誰……誰なの……!?」 ていうか、この熟年女性っぽい声は誰ジャラホイ？ まさか治療の神ディアン・ケトじゃあないでしょうな。 声の主の正体は来週と言う事で。 次回予告 龍可 「精霊世界を護れという不思議な声……。 知らない……そんな約束知らない!!」 「次回遊戯王ファイブディーズ 『汚染される精霊世界 悪なる意思 超魔神イド』 龍亞、私を連れ戻して!!」 キャスト(敬称略)
「サーセンねぇ。 こちらの都合でわざと負けて頂いたというのに……。 又戦ってちゃぶ台などと勝手を申しまして。」 「いえいえ、それは仕方ありま千年灸。 如何様な状況にも対処する、 それも我等刺客の仕事と心得ております。」 今回は、イェーガーが中国風の男と 話しているところから始まります。 どうやら、イェーガーはこの中国風の男に八百長をさせ、 そしてもう一つ依頼をする様です。 その頃、会場ではゴドウィンの指示により、 龍可が敗者復活戦に出る事になりました。 どうしてもシグナーであるかどうかを 確かめたい様です。 龍亞は龍可の影武者として 敗者復活戦に意欲を示していますが、 それを察知したゴドウィンは 龍可に直接スポットライトを向けて 龍亞がなり済ませない様に 影武者防止策を講じました。 しかし、龍可本人は余り乗り気ではありません。 どうやら龍可は妖精の声が聞こえるらしく、 妖精の声を聞くとどっと疲れる様です。 一方ジャックは龍可の様な子供が シグナーである事に疑問を呈しています。 その事に対し、ゴドウィンは 龍可が３才の時に原因不明の昏倒状態に陥り、 一ヵ月後に奇跡の生還を果たした電子ニュースを見せました。 ゴドウィンが興味をひきつけられたのは、 回復した龍可娘がいった言葉、 「一ヶ月間はデュエルモンスターズの精霊世界に行っていた」 という発言だそうで。 デュエルモンスターズの起源は謎に包まれ、 様々な伝説が存在し、 その幾つかは回復後に彼女が語った 精霊世界と一致する要素が多分に含まれており、 そして、星の民に残る伝説にも存在するとの事です。 龍可の対戦相手は 八百長チャイナ服の胡散臭さ大爆発の デュエルカウンセラー・フランクです。 「初めまして、龍可さん。」 と、フランクは龍可に慇懃な言葉遣いで一礼をしました。 しかし、慇懃無礼と言う言葉が有りますので、 油断は禁物です。 フランクは巧みな誘導尋問と戦術で 龍可を自失状態に追い込む事に成功し、 龍可を精霊世界に誘い出す事に成功しました。 そして、そこの精霊世界で龍可は なぞの熟年女性っぽい声を聞きます。 どうやら 龍可は デュエルモンスターズの精霊世界を 悪の者から護ると約束した様で、 ここでデュエルは来週に移ります。 来週では、クリボンはまだ拘束プレイされており、 龍可は超魔神イドに迫られております。 それと、龍亞は謎の声から 精霊世界を護る様に約束したと主張される事に対し、 覚えが無いといっています。 そして、フランクはデュエルの最中に 本性が出るのか顔芸しています。 やはりデンジャラスオヤジだった様で。 では、又来週!! |
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