真・闇の会超破落戸的妄想第五作目 アニメ武装錬金レビュー
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平成18年 11月 29日
第九話  早坂姉弟

放課後のカズキは、疲労もピークの様で、
中田小兵二の様に頭からうつ伏せにバッタンキューしています。
パンツ一丁の中田小兵次


とりあえず今日の○秘特訓スパルタン聖拳アチョーを
休む様に斗貴子さんは働きかけようとします。
「ダイジョーブ、ダイジョーブイ。」
「寝言で答えても説得力ゼロでナッシングだぞ。休め」
「だけど、いつ誰の身に危険が迫ってくるか解らないんだ。
 休みはいらない!!むしろもっと特訓を!!
 天帝様は特訓を欲して……じゃなくて、
 俺は今、強くなれるだけ強くなりたいんどぁあああ!!!!」
あ、倒れたよ。やっぱむちゃし過ぎだよカズキン。


「戦士長、斗貴子です。
 今日の特訓、カズキは休ませたいんですが?」
「そうだな。今日は雨だしな。オッケー。今日はお休みだ。」
外は雨、という訳で今日のカズキンの特訓は中止、
という事に成田空港。


斗貴子さん曰く、雨の日にお休みとは
ハメハメハ大王か、だそうで。
しかし、二人とも傘はナッシング。
天気予報くらい見ておく様に。


と思ったら後ろから先週ちょっと出てきた
先輩らしきおねいさんが
傘を貸してくれました。↓との事です。
「どうぞ、お貸しします。女の子を雨で濡らす様な真似は駄目ですよ。
 私は、弟の部活が終わるのを待って、一緒に帰りますから。」
今度は「
弟の部活」が『弟信勝』になっちまったよ……。


ていうか、あれ、誰?
「3年A組早坂桜花、
生徒会長おおおおおおおおおおおおぅ!!!!!!!!
おお、岡倉のサイコリーゼントクラッシャーアタック!!!!
目から怪光線を放ちながら怒気を発して怒ってるぜいえい!!!!


「クワズキィ!!!お前は斗貴子さん一筋だとおもっとったから
 俺は秘かに朋友のストロベリー幸せを祝福しとったのに、
 
キシャマはこの俺を裏切った!!
「話が拗れるからキミは黙って!!」
そして斗貴子さんをモテアソんだぁ!!
黙れエロス!!!!!
と、岡倉のエロス被害妄想をストップさせるべく
突っ込みパンチ(?)をかましました。


んでもって、仲良し三人組はちゃっかり傘を持っていました。
大浜〜折り畳み。
岡倉〜普通の蝙蝠。
六桝〜番傘。但し緋雨閑丸たんの霧雨ではない。

という訳で、傘が有るという事で
生徒会長さんに傘を返しにいく事になったカズキです。


生徒会長さんに傘を返した後、
弟さんの剣道の稽古を見学する事になりました。
「弟さん、凄いですね。」
「でも最近、少し伸び悩んでいるんです。」
しかし、あれで伸び悩みかよ。
稽古の相手がポンコツになってるぢゃん。


「すみません、次の方、お願いします。」
と次の稽古相手を催促しますが、
一般ボンジンズは弟相手ではかませ犬で
歯が立たないと知っており、誰も立候補して来ません。


「もーいいだろ、早坂。
 お前の実力なら、次の大会では確実に優勝できるって。」
「いえ、大会で優勝なんてのは二の次です。
 俺は今、強くなれるだけ強くなりたいんです。」
「しっかしなぁ、これ以上やったら
 他の部員がポンコツになっちまうからなぁ。」
剣道部の顧問の先生もこれでは他の部員がポンコツになり、
結果剣道部員が集まらなくなるかもしれないので、
早坂弟(仮)に注意を促しますが、
早坂弟(仮)はカズキと同じ事を口走りました。
共時性{シンクロニティ}というやつでしょうか?


「俺がやります!!」
あ、カズキが立候補してるよ。
「何のつもりだ!?キミは今、ヘロヘロフラフラ、
 体力ゲージとスパコンゲージが殆ど0の状態だぞ!!」
「ダイジョーブイ!!今夜は○秘特訓しないから!!
 それに自分と同じ事を考えている人を見て、
 少し元気が沸いてきた!!」
斗貴子さんの制止もカズキには効果ナッシングで、
顧問の大門先生(仮)は部員ではないので止める様にいいますが、
部員が誰も相手をしてくれなさそうなので、
早坂弟(仮)はその挑戦を二つ返事で受けました。


実戦を何回もこなして潜り抜けている上に、
○秘特訓スパルタン聖拳アチョーを一週間受けたカズキには
早坂弟(仮)と言えど、易々と一本は取らせません。
「思った通り、剣道は未経験……
 しかし、それを補って余りある生きた動きをする。
 キミが相手なら、手加減無用!!」
と、正眼の構えから、早坂弟(仮)の得意技、
スーパーコンボの逆胴が炸裂します。


六桝によれば、
本来なら侍の大小の二本差しが邪魔して
斬っても致命傷にはなりにくい。
現代剣道においてもこの点を考慮して最も判定が厳しい。
だそうです。ていうか、このやりとり何秒なんだYO!?
まあ、高校チャンプになる男がトーシロに負けては
話になりませんので、カズキの防御した竹刀を叩き割って
腹にぶち込みます。


「いててて……でも、すごいなぁ。
 竹刀と胴着の上からなのにこんなになるなんて。」
如何やら、竹刀と胴着の防御が合っても
カズキの腹は怪我をした様です。
恐るべし、早坂弟(仮)。


「弟の逆胴は、もし真剣なら二本差ごと真っ二つに出来ると、
 以前本物の剣術家の方から伺いました。」
笑顔ですげえ事サラリと言ってのけんなぁ、早坂姉(仮)。
カズキも苦笑いをするしかありませんよ。


「でもあれを竹刀で受け止められたのは初めてだよ。
 おかげでいい稽古になった。ありがとう。」
面を取ると、そっくりさんな顔で、
どうやら、二卵性の双子らしいです。


早坂弟(仮)に稽古の相手を申し出た理由を聞かれたカズキですが、
俺も強くなれるだけ強くなりたい、と答えました。
その事に対し、早坂弟(仮)は何故、と再び答えますが、
それはお互いヒ・ミ・ツだそうで。
まあ、という訳で気が向いたら稽古の相手をする事になりました。


ところは変わって森の中です。
ん、何か怪しげな洋館?
そうか!!ここがLXEのアジト・バタフライハウス(仮)か!!
『「片手に」「ピストル」「心に」「花束」
 「唇に」「火の酒」「背中に」「人生を」』

とパピーとムーンフェイスがポージング付きで
次々としゃべりだします。


バタ爺はパピーに学園に通っている
謎の錬金の戦士はどこの凡骨じゃい、と質問をしますが、
「答えるつもりはナッシング。
 なぜならあいつを倒すのはこの俺だからだ。」
と拒否します。
まあ、バタ爺も予想済みの返答ですが。


あ、又誰かが着ますたよ。
こいつらは早坂姉弟!!!!
まさかこいつらもホムンクルスか!!!!
「銀成学園に潜んでいる錬金の戦士を探し出し、ヒットしなさい。
 あそこは彼の復活を祝う大事な食事会場。」
「アイアイサー!!」
という訳で姉弟ホムコンビは核鉄を受け取ります。
しかし、姉弟を信用している訳ではなく、
パピ公に監視の任務を与えています。


「ニーハオ、仲良し姉弟。」
「キータヨ、錬金の戦士の抹殺ヒットを任されたんだって?」
何やら姉弟に絡んできた怪しさ大爆発の中国人風の
ノッポとデブの巨漢ホムコンビがいますね。
名前は太{タイ}に細{シー}、センスのねえネーミングだ。
どうやら、自分達を差し置いて姉弟に
錬金戦士抹殺の指令が下った事に酷く立腹の様です。


「私達はこの学園の生徒ですから」
「アホか!向いててもアボーンされて
 核金を取られたらどーすんのよ?
 格下のお前らは戦士の探索だけを汁!
 戦闘は俺達がするから核鉄キボンヌ寄越せ!!」
と早坂姉(仮)から核鉄を強奪しようとしますが……
「俺達の邪魔をするな!!
 それと姉さんに手を出すなエロ豚!!」
と、謎の武装錬金に手を切断されてしまいました。
それでも抜け駆けをしようとたくらんでいます。
核鉄も無い噛ませ犬のクセに。


ところは繁華街に移ります。
早坂ホム姉弟は仲良しこよしで歩いています。
大層なブラコンシスコンですね。
「バタ爺様があの二人を
 任務に加える事は100%無いわ。
 姿まで変態化物化しているし。
 あれじゃ学校に近づくだけで警察沙汰。
 警察は怖くないけど錬金の戦士に察知されたら
 元も子もないし。
 心配しなくてもこの任務は私達が……。
 錬金の戦士を探し出して排除する……
 そうすれば私達の……。」
「望みが叶う……。」
望み?こいつらの望みとは一体!!?
ていうか、手を握ったまま歩いているよ……。
近親相姦かね?


日は変わって、秋水とカズキが剣道の稽古の真っ最中です。
カズキの胴着は他の部員の借り物でしょうか?
カズキは燃え燃えで、秋水も本気を出しています。
しかし、これはもはや剣道の稽古のレベルでは有りません。


接戦の末、逆胴を打たれますが、
吹っ飛ばされながらもカズキは立ち上がり、言い放ちます。
「腕を上げたな秋水!!これでもう思い残すことは無い……。」
……真っ白になってドースル!!立て!立つんだカズキ!!


秋水の眉目秀麗っぷりにナオン軍団はキャーキャーしまくっています。
「ナオンって残酷だな。」
「実は、あれもみんなが秋水の相手を嫌がる理由の一つなんだ。
 誰がやっても引き立て噛ませ犬……。」
岡倉と大門先輩(仮)が愚痴っています。
顔の不自由なメンズにとっては堪えますよ、実際。
まあ、私の通っていた学校には
そんなイケメンはいませんでしたが。


「もーっ!お兄ちゃんはトーシロなのよ!
 ちょっとくらい手加減してくれたって……」
流石にまひろは抗議しますが、
秋水の顔を巳田途端はにゃ〜ん、になってるよ。


一週間も経つのに逆胴を防げない事に、
カズキは少々焦りを持っていますが、
どうやら互いに強くなっているからであり、
カズキと秋水は相性がいいらしいです。
と書くと、腐女子の方々のリビドーが
インフレを起こしそうです。
比古清十郎も下の様に言っていますし。
「俺は男に抱きつかれて喜ぶシュミはねぇんだ。」


『錬金の戦士としての基本トレーニング、
 剣道と言うより、模擬戦染みたここでの稽古……
 それに……
 《
俺は今、強くなれるだけ強くなりたいんだ!!
 強い気持ちが為せる稽古か……。』


と、またまた場所は変わって夕日の差す職員室です。
あ、姉の桜花が勝手に職員のパソコンをいじってるよ!
さてはこれで錬金の戦士の居所を知るつもりか!?
転入生の線を当たっています。斗貴子さんの事ですよ!
という訳でCMに移ります。




CM明けでは、下校するところから始まります。
カズキ一行が下校しようとすると、
桜花も下校するところでした。
生徒課の仕事が溜まっていた様です。
どうやら今日の模擬戦闘でダイブ汗をかきましたので、
銭湯によろうという事になっている様です。
ん?銭湯?確か、原作では銭湯はメンズだけのはず……。
ここで、斗貴子さんは桜花に疑いの眼を向けています。


おお!これぞ男の憧れの楽園{パラダイス}、女風呂!!
「75,76……78…79!!
 すごいでしょ!これぞ、まひろアーイ!!」
テリー=ボガードですかい、アンタわ。
赤くなる斗貴子さんにいいじゃない、女の子同士なんだし、と
抱きついてきています。やっぱそっちのケがあるんでねの?
「桜花先輩は……88!!」


「ねえ、二人は寄宿舎に入ってるのよね。ご家族は?」
「ん〜、うちは今お父さんもお母さんも海外で働いているから。」
「津村さんのご家族は?」
「いない。とうの昔に死別した。」
「あら、ごめんなさい。」
「いい、気を使われるとかえって気まずい。」
「桜花先輩は?」
「ナ・イ・ショ。でも今は秋水君とアツアツ二人暮らしね。」
「なーるほど。だから姉弟仲いいんですね。」
「あ〜ら、そういうまひろちゃん達だって仲がいいんじゃない。
 でもお兄さんに津村さんみたいな彼女が出来て、
 ちょっと妬いてるんじゃないの?」
「う〜ん、斗貴子さんがお姉ちゃんになるなら〜。」
「そっか、結局美味しいところを独り占めって訳ね。」
ああ、斗貴子さん何故か白目で潜水ってるよ。
と思ったらどばっと出てきて
「私とカズキはそういう間柄ではのわい!!」
と言っています。
ていうか、まひろ、腕ジャマ!!
と、えろすな考えをして島根県。


「じゃあ、お兄ちゃんが体を鍛えているのは
 斗貴子さんを守る為じゃないんだ。
 最近物騒になったからてっきりそうかと。
 でも、秋水先輩は多分そうですよね?」
「そうね。だって私達は……二人ぼっちの姉弟ですもの。」



ところは移り、シスコン秋水が体を洗っています。
「いいか!!学園でトップクラスの成績で!!
 運動神経も抜群で!!その上イケメンなんて!!
 
アリエナイー!!アリエナーイ!!
何か絶対人に言えない秘密が有る筈どわあ!!!」
岡倉が白目剥いて力説しています。
理解るよ、その気持ち……
ていうか、この姉弟ホムのホムンクルスの印章は如何した?
その設定、忘れ去られてるんじゃねえの?
それともホムだとバレない為に印章を隠しているんかい?


で、唐突に逸物対決が勃発しまして、
「岡倉以上、カズキ以下。 」
「カズキ以上、大浜以下。」
「岡倉以上、六舛以下。 」
「六桝君以上、カズキ以下。 」
逸物対決は、
「大浜>カズキ>六升>岡倉」
になりました。

そして、肝心の秋水の逸物は……
う……
美しい!!カズキ軍団はショックを受けています!!
非の打ち所がない究極の美形に真っ白になってるよ。
男にも女にもありがたきもの


「後は俺と同じマスクをつければ、蝶Q極だね。」
パピヨン見!!!!参!!!!!
「銭湯で騒ぐのはマナー違反だよ、後輩諸君。」
突然の変態降臨に慌てる仲良しトリオに
さり気無く注意するパピヨンですが、
マスクはマナー的にはいいのかね?
まあ、シャンプーハットと同じものと思えばいいんでしょうか。


「やあ、ここのところ強くなってきてるそうぢゃないか。」
「お前も、とうとう核金をゲットしたそうぢゃないか。」
「まーね。でも、今は子の通り。
 さすがに紳士淑女の社交場・銭湯までは持参していないけどね。
 そこんとこ承知で……やらないか?」
「それじゃあフェアじゃない。
 バトるのはお互いの準備が整ってからのはずだろ。」
「相変わらず偽善者
「何とでも言ってろ。俺はこのまま行く。」
「それでこそ、俺が倒すべき武藤カズキ。
 気をつけろ。敵の手はすぐそこまで迫ってきてるぞ。」
「ナヌー!?」
ていうか、パピパピヒップは何かすっげえセクシーなんですが。
腐女子と腐兄の皆さんウハウハ状態ですな。
私はヤロウのケツに欲情するウホッなシュミはありませんが。


ウオッ!!勃起したパピパピマンモスに
風呂桶をかけながら歩いていくさっとるよ!!
流石パピ男、息子の強さは江田島平八並か!!?

んでもって、秋水の後ろで、
人差し指を口に当ててシーッ、というジェスチャーです。
『ウォッチャー……やはりつけてきたか……。』
秋水も監視されている事には気付いている様です。
どうやらLXEは共同体と言っても一枚岩ではなさそうです。
というより、実質バタフライの私軍団みたいなものですが。


「番台さん、フルーツ牛乳一本。」
パッピーはどうやらフルーツ牛乳派の様です。
私も普通の牛乳やコーヒー牛乳よりはフルーツ牛乳派ですね。


「あれが蝶々覆面の怪人……。」
「噂だけだと思ってたけど本当にいたんだ。」
「カズキ、お前何話してたんだ?」
「この街の防犯についてちょっと……。」
「ウソツケー!!」
あ、もう話題の人・噂になってたのね。


ところは再び夜の繁華街です。
「そう、パピヨンがウォッチャーを……。」
「ジャマなら消そうか?」
「コラコラ、あまり物騒な事を言わないの。
 でもウォッチャーが付いてるとなると、
 少しのミスでも解任の切っ掛けに
 されるかもしれないから、より慎重に、ね。」
また手を繋いでます。相変わらず仲がいい姉弟ですね。


ところは寄宿舎の管理人質に移ります。
「そうか、パピヨンがそんな警告を……。」
「信用できますか?」
「多分な。奴はカズキには奇妙な信義を貫いている。
 とりあえず、今まで以上に警戒してくれ。」
「解りました。私は明日から校内を巡回して、
 『敵・即・撒』敵は即ブチ殺して撒けます。」
「LXEのアジトとかを古高俊太郎みたいなSM尋問で
 粗方吐かせたいから、タイーホ生け捕りが好ましいが……
 何より最優先させる事は……。」
「被害者を出さない事……!!」
「ブラボー、その通り。」


場所は翌日の銀成学園です。
ん?あの妙な男子生徒と女子生徒……じゃねえ!!
デブガリホムコンビぢゃねえか!!
あれで生徒になりすましたつもりか!?
とくにガリホム!!なぜ女装する必要がある!!
男子生徒同士の方がまだ
「よし!!ここか!!」
「変装は完璧!!怪しまれる事はナッシング!!」
「怪しい!」
「「怪しい!!」」
「「「怪しすぎる!!!」」」
「「「「怪しさ大爆発だぁ!!!!」」」」


岡倉によって、剣道部にも
怪しすぎる二人組の情報が入ってきました。
「怪しさ大爆発の二人組!?」
「一見の価値有りだぞ!!みんな見てみろよ!!」
『まさか……!!太{タイ}と細{シー}!?』
『これが蝶野の言っていた敵!?』
その情報にカズキと秋水が反応しました。


校内が騒がしい事に斗貴子さんも気付いた様です。
あ、桜花もいました。
む!斗貴子さんと桜花の後ろにデブガリホムコンビが!!
ちゃんと胸にホム印章があります。
こいつはデンジャラスだぜ!!
「「
錬金戦士ハケーン!!核鉄とお命頂戴!!」」
新手のホムンクルスか!!
 こう大っぴらに攻めてくるとは!!」
任務は秘密裏に、との命を受けていた二人は
デブガリホムコンビの暴走に対し、
少しのミスでも解任される可能性があるので、
必死です。


「ここで一般人を巻き込む訳には……
 武装錬金は使えない!!」
サンライトフラッシャー!!
一般人に正体を知られたくないのがヒーローの運命め!!
しかし、カズキは太陽拳・サンライトフラッシャーを使用し、
一般ピープルの眼をくらましてデブガリコンビを
おびき寄せる作戦に出ました。


アホでパープリンでノータリンなホムコンビは
その作戦にまんまと引っかかりました。
その隙に斗貴子さんは非常ボタンを押し、
警備会社が来るまで校内の人払いをします。


「説明は後でする。キミ達はそこを動くな!!」
『やっぱり……彼女も錬金の戦士。』
ヤバイよ斗貴子さん、
その二人もホムンクルスなんだってば!!


その頃、カズキはデブガリホムコンビを
おびき寄せていました。
「カズキー!!勝手に武装錬金を使用するんぢゃない!!」
「メンゴ!!思わず!!」
「思わずですむか!!」
「桜花先輩達は怪我とかしていない。」
「ノープロブレム!!大したショックも受けていない!!
 至って平常だ!!」
そりゃあの二人もホム男女だからだよ!!斗貴子さん!!


『至って平常……!?人間離れ変態した二匹のホムに襲われ、
 武装錬金を目の当たりにして……』
斗貴子さんは姉弟がホム男女である事を
僅かながら感づいた様です。


キョエー!!!!まずはお命頂戴!!
殺られてたまるかガリホム!!
と、手刀と槍がぶつかります。
ああ!手刀のガリガリ百烈拳(仮)に防戦一方だ!!
しかし、カズキもパワーアップップしているぜ!!
カズキ直撃ランスアタック(仮)で
ガリホムのどてっ腹を直撃だ!!


どけー細{シー}!!テメーの手刀ショーは
見ていてイライラする!!
一撃必殺!!これが一番よぉ!
!」
デブホムのデブデブ鉄拳(仮)が炸裂だぁ!!
しかし、カズキのランスが盾となって防御したぜ!!

『戦いの型が変化している。
 今まで突撃主体だったのに
 相手の動きに応じてランスを巧みに操っている……。
 今までの実戦経験に加え、戦士長との特訓と
 早坂秋水との稽古…そして強くなろうという意思…
 四つの力が、一つの大きなものになろうとしている!!』
斗貴子さんもカズキのレベルアップップを認めました。
しかし、カズキはちょっと息が上がっているぞ!!」

ちょおおしに乗るンぢゃねえ!!
大人を舐めるな糞ガキ小僧おおおおおお!
!
と、再びデブホムのデブデブ鉄拳(仮)が炸裂……
したかに見えましたが、手首あたりから千切れ、
印章の有る胸にバッテンのマークが!!


「「ナヌー!?」」
どういう事!?母さん全然わかんないわよ!!
どうやら、さっき秋水とすれ違った時に
斬り刻まれて、お前はもう死んでいる状態でした。


「やべ!!大失敗だ!!にげろー!!」
と、デブホムが秋水によってアボーンされたので、
ガリホムは形勢不利と見て窓から敵前大逆走を試みますが……
このホム野郎が!!逃がすかー!!
後ろからはブチマケマイスター・斗貴子さんが!!


しかし、その時、後ろから無数の閃光が!!
斗貴子さんは無事交わしましたが、
その閃光はガリホムを針千本に死、アボーンしました。
ホムを殺すこの力は武装錬金の力!!
しかもタイプの違う二つの武装錬金!!
という事は早坂ホム姉弟の仕業か!!


「しくじっちゃったね。」
「大丈夫。彼らの武装錬金は見せてもらった。
 どちらも俺の敵じゃない。」
「早坂姉弟が敵……LXE……ホムンクルス……。」
カズキは早坂姉弟が敵・ホムンクルスである事実に
かなりSHOCKを受けています。
という訳で話は続きます。









次回予告

尋常ではない速さと切れ味、

その上カズキのエネルギー攻撃も無効ないだと!?

早坂秋水、奴の武装錬金は一体……!?

次回『
君と俺は相性がいい

臓物{ハラワタ}をブチ撒けろ!

キャスト(敬称略)

武藤カズキ 福山潤
津村斗貴子 柚木涼香
キャプテンブラボー 江原正史
武藤まひろ 平野綾
岡倉英之 風間勇刀
六舛孝二 近藤孝行
大浜真史 園部好コ
パピヨン 真殿光昭
蝶野爆爵{ドクトルバタフライ} 長克己
ムーンフェイス 関智一
早坂桜花 生天目仁美
早坂秋水 谷山紀章
太{タイ} 臼熊寛嗣
細{シー} 鈴木千尋
先生 千々和竜策
生徒 矢作紗友里
小林ゆう

早坂姉弟、そして太・細という新たなLXEのホムンクルスが
明らかになりました。

太・細は前座の噛ませ犬、と言う事で早々に退場しましたが、
早坂姉弟は次週か次々週辺りで退場するのでではないかと。
まあ、まだ判断は出来ませんが。

ところで、六桝に武装錬金が付いたら
番傘の武装錬金「キリサメ・アンブレラ」でしょうか?


では、又来週!!


本陣へ撤退
本陣へ撤退
撤退
撤退