真・闇の会超破落戸的妄想第五作目 アニメ武装錬金レビュー
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平成18年 11月 01日
第五話  守るべき人のために
斗貴子&カズキvs鷲尾の
ガチバトルのバトルステージは変わって、
今度は崖の淵辺りです。


二人の同時攻撃(ダブルアタック)も
鷲尾のスーパーウイング{仮}の壁には
歯が立ちません。何てこったい!!


体勢を立て直そうとしますが、
「逃がさん!!」
ここでカズキ流太陽拳の登場だ!!
ジュースティング・フラッシャー!!


ジュースティング・フラッシャー
別名太陽拳。
全身のエネルギーを
ランスの飾り布に送り発光する、
カズキ仙流の目くらまし技。
攻撃力は無いが、相手の眼をくらます事が出来る。



鷲尾のスーパーウイング{仮}は、
例え傷ついてもすぐに修復します。
「私に力を下さった、主の為に!!!!」
忠誠心は蛙マンとは比較にならない様ですね。


スタコラッシュ中の斗貴子さんとカズキです。
斗貴子さんは、バルキリースカートを
刃が収縮するウェイトモードにします。
「便利ー。さすがバルキリースカート。」
と賞賛します。
斗貴子さんによれば、修練と実戦を積めば、
カズキもコレくらいは出来るそうです。


「血を拭け。まだ戦いが終わった訳ではない。」
とハンカチを差し出します。
これは何かの伏線でしょうか?


斗貴子さんは右肩に異常があり……!!?
こ、これは!!不埒な本体か!!!!?
不埒な本体は斗貴子さんの首筋まで
侵入しくさっとるやないけー!!


その事を心配するカズキですが、
「大した事無い。私を誰だと思っている?」
と相も変わらず強気な斗貴子さんです。
その答えに対し、
「でも言うよ。こういう事はちゃんという。」
とカズキらしい返答です。


「解った、気をつけよう。」
それはともかく、今はワッシーとの
ガチバトルが先です。
鷲尾の能力は他のホムンクルスとは一線を画しています。
翼を使った戦闘技術は、自然に身に付く代物では名古屋。


鷲尾の翼を用いてのスーパーガードは確かに絶妙ですが、
斗貴子さんは、同時攻撃(ダブルアタック)の時には
翼でなく爪を使った事に注目しました。
つまり、翼の防御は連続攻撃には対応し切れなず、
ガードクラッシュを誘発してしまうという事です。
狙うは一つ、愛と友情のツープラトン「高速連続攻撃」です。


「一人目が囮になって奴の翼の防御を誘い出した後、
 間髪入れずに、二人目が一撃を叩き込む!!」
「よし、その囮は俺がやる!
 俺のランスのスラッシャーにあわせ、
 フラッシャーのコンボ技で、
 ギリギリ迄斗貴子の姿を隠す事が出来る筈!!」


ところは変わって、一部が崩壊した寄宿舎です。
仲良しトリオとまひろは行方不明のカズキの捜索中ですが、
学校にすらいませんでした。


俺たちと会う前に斗貴子さんと会っていたことに対し、
仲良しトリオは疑問を呈しています。
「くそー、今夜必ずトッチメたるーーーー!!!!」
特に岡倉は怒り心頭です。


うぉぉぉぉぉぉ!!!!!
『一人目が囮になり、翼で防御させる。
 奴がガードクラッシュした時に
 もう一人が一撃を叩き込む!!!!
 光に隠れて付いてきて、斗貴子さん!!!!』
「バルキリースカート!!!!」
愛と友情のツープラトン「高速連続攻撃」発動です。


「山吹色の綺麗な光……。」
斗貴子さんの目にはカズキの波紋が見えました。
震えるぞハート!!
燃え尽きるほどヒート!!
刻むぞ血液のビート!!



スーパーウイングとスラッシャーの激突だぁ!!!!
しかし、僅かに風の異変に気付いた鷲尾は
斗貴子さんの存在に気付きます!!
こいつはデンジャラスだ!!


失敗を悟り、止まろうとするカズキですが、
「止まるなカズキ!!」
と、斗貴子さんは咄嗟の機転で
自分が囮にポジションチェンジします。
ちなみに『
止まるなカズキ』が、
止まる中好き」と変換されてしまいました。
ああ、ついに自分までエロスになっちまったか!!!!


しかし、二度も上を取られる鷲尾ではなく、
斗貴子さんは爪の餌食に!!
鮮血が流れる!!深夜放送でもやり過ぎだぜ!!!!
しかし、転んでも斗貴子さんは只では起きません。
吹っ飛びながらカズキに指示します。
「カズキ、今だ貫け!!」
ジュースティングスラッシャアアアア!!!!」


カズキ の こ う げ き !!
カズキ は ジュースティングスラッシャー を
は な っ た。
わしお は ひだりうで を う し な っ た。



一旦仕切り直しで、鷲尾から離れた二人ですが、
斗貴子さんの治療に当たっているカズキの掌には
斗貴子さんのアレ…じゃなくて戦傷の流血が!!!!


そして、斗貴子さんの首には
あの不埒な本体が!!!!
このホムガキがぁ!!!!斗貴子さんから即刻離れろィ!!
「とうとう脊髄にまで上って来た。
 体の動きが、徐々に鈍くなってきている。」


そして、鷲尾も迫ってきています。
頭にバルキリースカートの刃先が刺さっていて、
何かお間抜けだぞ。
「後は任せて。斗貴子さんは休んでて。
 ここから先は……俺一人で、戦うから!!!!
 こいつを倒して、パピヨンを捕らえて、
 21体目の本体を叩き壊して、 
 解毒剤を手に入れる!!!!」


しかし、鷲尾は斗貴子さんを標的にしました。
こいつぁやばいぜ!!
「引け、カズキ!
今の君ではそいつには到底敵わない!!」
「引け!!!!」
と、カズキはまだへっぽこだからすっこんでろ、と
斗貴子さんと鷲尾と二人に言われてしまいました。


鷲尾のクローアタック{仮}!!
カズキに爪が刺さります!!
しかし、カズキは
「引けない!!斗貴子さんの命令でも引けない!!」
と上官命令無視を決め込みます。
そして、攻撃が鷲尾にヒットだぁ!!!!
というところでCMに続きます。




CM明けです。
カズキのランスと鷲尾のワシオクロー{仮}が
火花を散らして打ち合っています。


「隙あり!!
ジュースティングスラッシャー!!
し かし か わ さ れ た 。
コマンド?

ライン移動でかわされてしまいました。


「何度試しても無駄だ!!
 私は、この翼で風を読む。
 目で視えるより、耳で聞くより、
 風は全てを教えてくれる!!
 いかな状態であろうと、
 この翼の防御を仕損じる事はない!!]
どうやら、鷲尾はライン移動での防御の
システムを熟知している様です。


鷲尾の防御は、腕と翼が片方だけになっても、
依然として衰えを見せていません。
カズキ一人では倒せないと判断した斗貴子さんは
バルキリースカートの刃片を握ろうとしますが、
「斗貴子さんは手を出さないで!!行くぞワッシー!!」
と、飽くまでタイマン勝負に拘ります。


カズキの攻撃!!
しかし、鷲尾は穂先を八ツ目無名異の如く
爪先で摘みます。
「斗貴子さんは俺の命の恩人、
 一度死んだ俺に新しい命をくれたんだ。
 だからその人の命が懸かってるんだ。
 負けてたまるか!!!!」


この言葉に、鷲尾は自分の過去を思い出します。
「鷲尾はホムンクルス化する以前は野生の大鷲であった。
 だが、いつかはわからないが、猟師の誤射か密猟で撃たれ、
 死亡してしまった。
 その死体を偶然創造主が見つけ、
 ホムンクルスとして甦った。」
というものです。
「そうか……俺とお前は同じ……
 でも、
互いの恩人が全く違う!!!!
その事に対し、カズキは事の本質を言い当てます。


「蝶野は、お前達を実験材料としてしか見ていない。
 他人の命をないがしろにして、死への恐怖から免れ、
 自分が生きる事しか考えていない!!
 蝶野のやっていることは間違っている!!」
と言いますが、鷲尾は聞く耳ナッシング!
そして、カズキをKOし、
「死を恐れるのは生物の本能」
と定義しますが、
「引いてたまるか!
負けてたまるか!
斗貴子さんを死なせてたまるか!!
と、スーパーコンボ・グレートカズキリカバリー{仮}発動で、
もう1ラウンド続きます!!


「槍の穂先に布を巻いている……。
 あの状態なら、布のエネルギーを突進力だけでなく、
 破壊そのものの力にも使える!」
おお、ナイスな応用力です。流石カズキ。
そのうち技のデパートになるんでは?
「けれど……!!」
けれど?
この技には重大なデメリットも存在しているのか!!?
ヤヴァイぜカズキ!!


「お前の言うとおり、死ぬのは怖い。
 俺は一度死んだから理解るし、
 蝶野も死に直面しているから理解ると思う。
 だけど、俺も蝶野も人間なんだ。
 だから、死んでもやっちゃいけない事と、
 死んでもやらなきゃいけない事が有るんだ!!!!」


カズキのカズキカミカゼアタック{仮}に対抗すべく、
鷲尾はウイングシールド全開{仮}を発動します。
「自分にもダメージが!!
 やめろカズキ!!」
なぬ!!?この技のデメリットというのは
自分にもダメージが襲い来るという
諸刃の刃の技だったのか!!!?


エネルギー全開!!
ジュースティングスラッシャー!!

ぐわぁぁああああああああああ!!!!
見事鷲尾を撃破!!
果たしてカズキは無事なのか?


「息吹が……本当の風になった……。」
カズキにスラッシャられ、鷲尾は息絶える寸前です。

「勝手と承知しているが……一つだけ頼みが有る……。
 主を……」
「殺さないよ。最初から、そんな気は無い……。
 止める……だけだ。」
「それ…聞いて……安心して、死ねる……
 安心して、死ねる……。
 そんな死が、有るのは……知らなかった……。」
カズキに主である蝶野を殺さない様に懇願し、
その懇願をカズキが受け入れた事を知ると、
鷲尾は静かに眼を閉じ、消滅します。

大空{たいくう}の戦士、鷲尾、天に帰る……。


「死を恐れるのは生物の本能と言いつつ、
 命を掛けてパピヨンの為に戦う……
 最後まで特異なホムンクルスだったが、
 カズキにはいい経験になった。
 僅か一週間でここまで武装錬金を使いこなせる様になるのは、
 本当に稀な事……」
斗貴子さんもカズキを認めだした様子です。


「五日目が終わる……残り一日……。
 明日の夜、12時がタイムリミット……。」
不埒な本体が斗貴子さんをホム女化するのはもう少し!!
もう時間が無いんだ!!
ハリアーーーップ、カズキ!!


二人は随分と山奥まで連れてこられた様で、
この重傷では一晩ここで過ごし、
核金の治癒力に任せるのがのがベストだと
斗貴子さんは判断した様です。
しかし、それだと明朝下山して
電車に乗り継いで銀成市につくのは
夕刻になってしまいます。


蝶野の居場所は大体見当が付いており、
戦力のホムンクルスも全滅した今、
今の蝶野は只の非力な学生にすぎません。
最後にすがるのは自分をホム男化する事だけです。
タイムリミットは明日の12時、
十分間に合うそうです。
しかし後はカズキに任せて斗貴子さんはここに残るそうです。


「え〜〜〜〜!?」
真っ白になってるよ、カズキン!!
斗貴子さんは不埒な本体のせいで
下半身が麻痺して動かなくなっているんだそうです!!
それじゃあ、解毒剤をゲットしても
戻ってくる時間がナッシングだYO!!


「いいんだ。戻る必要は無い。
 明朝、キミの姿が見えなくなった後、
 私は自分で自身の始末をつける。」
「え〜〜〜〜!?」
真っ白になってるよ、カズキン!!
錬金戦士組織本体からの助力も期待出来そうに有りませんし、
どうすれバインダー!!!!


斗貴子さんはカズキに日常生活に帰る様に促しますが……
「帰るよ……一緒に!!」
「はぁ!!?」
その様な提案を受け入れるカズキではナッシング!!


カズキンは走れメロス状態で
斗貴子さんを負ぶさってひたすらカズキランニング!!
くぉらぁぁぁぁ!!!
 人が動けない事をいい事に、勝手な真似をするなぁ!!!!」
と抗議しますが、そんな抗議を受け付けるカズキではなく、
散々上官命令無視を決め込みます。
ていうか、それ、エロゲーの台詞みたいなんだが。


「こんな無茶をしたら、体力が持たずにぶっ倒れるぞ!!」
「大丈夫!!斗貴子さん軽いから。」
「バカ!!そういう問題じゃない!!降ろせ!!」
「嫌だ!!もう誰一人犠牲を出さないって、前に言った!!
 斗貴子さんだって、そのうちの一人なんだ!!
 間に合う!!絶対間に合わせてみせる!!」
『見た目より……ずっと大きな肩……』
流石は超お人よしのメロスカズキ、
斗貴子さんを負ぶってひた走りだぜ!!
という訳で、夕刻にに寄宿舎に辿り着いた二人です。


六日目


寄宿舎の一部が爆破破損された事故について、
寄宿舎のTVニュースで突風によるものと発表されていました。


「カズキ君、帰ってこないね。」
「ここんところ、よく消えたりしてたけど、
 流石に丸一日ってのは……。」
「そうだな。昨日の点呼では、
 声色変えてごまかしてやったからいい様なものの。」
カズキが外泊して丸1日帰ってこない事に
仲良しトリオは心配で成りません。


オッス、オラカズキ!!
「お前そんなことしてたノー!!?」
「ていうか、お前何者ー!!?」
同意です。六桝、おまい何者だよ?


「あの斗貴子さんが現れてから、
 カズキの奇行にターボがかかったんだよ。」
「もしかして、やばい事に巻き込まれてんじゃない?」
「お兄ちゃん……。」
仲良しトリオとまひろは心配で心配で成りません。


そして、そのカズキが斗貴子さんを
負ぶって帰って来ました。
「「「「
ラブラブでボロボロ!!!!????」」」」
外泊して丸1日留守でそのシチュエーション……
誤解される要素の塊ぢゃねえか!!


まひろは昨日の突風で飛ばされたのでは?と推測し、
カズキはこれ幸いと次の様に説明します。
「俺達は突風にびゅーんと飛ばされ、
 持病のヘルニアギックリ腰痛が発症した斗貴子さんを負ぶって
 ここまでずっとおんぶして来たんだぜ!!」


弱気になる斗貴子さんですが、
「弱音厳禁!!諦めるのは早すぎる!!」
「そうよ、斗貴子さん!!ぎっくり腰はちゃんと治るよ。」
信じてるよ、妹・まひろ!!
「ズレてる。流石カズキの妹……。」
斗貴子さんも斗貴子さんで、妙なところで納得しているよ。


「それじゃ俺、行って来るから。」
パピヨン逮捕と解毒剤ゲットに再出動するカズキですが、
まひろはそんな兄を心配しています。
ボロボロだから明日にした方がいい、と勧めますが、
カズキにはどうしても今日中にやらなければいけない事が有ります。
許せ、妹よ!!!!
と、まひろに斗貴子さんの面倒をプリーズします。


「解った、任せて!!何を隠そう私は、
 看護の達人・マスター・マエストロ・マイスターよ!!」
「カズキだ……ここに女カズキがいる……。」
性格はカズキチックで、まさに斗貴子さんの評したとおり、
まひろはまさに女カズキです。


「待てよカズキ!お前、何か俺達に隠し事してねえか!?」
岡倉が今までの疑問をぶつけます。
まあ、当然の質問ですが。
「悪い。岡倉、お前の言うとおり、
 今、大変な事になっている。
 でも、今夜で全部解決する!だから大丈夫!!」
と、握り拳を突き出し、謎は全て解いてみせる宣言をします。
今度は「
待てよカズキ」が
待て余暇好き」になってしまったよ。


「事情が話せなくても、必要なら力貸そうと思ってたけど……
 心配無用でノープロブレムかよ。
 じゃあ、とっとと解決して来い!!」
そう言って、岡倉は突き出されたカズキの拳に
自分の拳を合わせます。
普段はエロスでも、決める時は決めるぜ!!


「キミの携帯は夕べの戦いで使い物にならないから、
 私の携帯を持っていけ。
 状況を逐一報告し、私の核鉄を持っていけ。
 二倍とまでは行かないが、一つより二つの方が治癒力は強まり、
 体への負担が軽減される。」
と、斗貴子さんはmy携帯と核鉄を
レンタル料無しで貸与します。


「カズキ、キミには戦いより……
 妹や友人と一緒にいる方が似合っている。
 だから私の為だけなどではなく、
 キミ自身の為にも、
絶対ここに帰って来い!!
了解!!必ず!!もうひとっ走り!!
 …待ってて、斗貴子さん!!待っててくれ、みんな!!」
そういうと、カズキは学ランを靡かせて再出陣します!
!行くぜパピ公!!首を洗って待っていろ!!






次回予告

カズキ、何を話しても無駄だ!!

そいつにもう届く言葉は無い!

早く蝶野からホムンクルスの本体を奪い取れ!!

次回『
黒死の蝶

臓物{ハラワタ}をブチ撒けろ!

キャスト(敬称略)

武藤カズキ 福山潤
津村斗貴子 柚木涼香
武藤まひろ 平野綾
岡倉英之 風間勇刀
六舛孝二 近藤孝行
大浜真史 園部好コ
蝶野攻爵 真殿光昭
鷲尾 伊藤健太郎
ナレーター 小林ゆう
ナレーション 江原正史

最初の強敵、鷲尾を何とか倒し、レベルアップを果たした
カズキですが、来週の予告を見る限り、パピー野郎は
どうやらホム化しそうですね。

後、アニメオリジナルの武装錬金として
杖の武装錬金をキボンヌします。
ネタバレ含む
突撃槍〜サンライトハート・武藤カズキ⇒ロジェレフ
処刑鎌〜バルキリースカート・津村斗貴子⇒ナハイベル
弓矢〜エンゼル御前・早坂桜花⇒シェドムーサ
刀〜ソードサムライX・早坂秋水⇒レフィシュル
盾〜シルバースキン(防御服=盾)・キャプテンブラボー⇒ノマム
戦斧〜フェイタルアトラクション・ヴィクター⇒ブベズリーブ


杖〜?・?⇒サナタス

と、こんな感じです。


では、又来週!!


本陣へ撤退
本陣へ撤退
撤退
撤退