前回のあらすじ
キャプテン・ブラボーにより、
再殺が完了したと思われたカズキであったが、
エネルギードレインの効果により、
カズキは一命を取り留める。
カズキを気遣う斗貴子の姿を目の当たりにした剛太は、
斗貴子の為に再殺部隊隊長・火渡に勝負を挑む
戦いは決着を見ず、剛太の逃走という形で終了。
そして、斗貴子、カズキ、剛太の逃避行が始まった。
今回の再殺をしくじった件で、キャプテンブラボーが
大戦士長に呼び出されて大目玉を喰らっています。
前の4人は他の戦士軍団の戦士長なのでしょうが、
何しろ、全くデザインに特徴が有りませんので、
雰囲気を出す為の要員でしょう。
まあ、非戦闘関係の戦士軍団の戦士長、と思いますが。
あ、横には千歳さんがいます。
「戦士長防人、戦士カズキこと、
芸名ヴィクター3の再殺指令を確認及び受諾、
標的を再殺寸前にまで追い詰めておきながら、
結果的に再殺に失敗。
現在ヴィクター3は元錬金の戦士を伴って逃亡中。
何故死亡確認をサボタージュした?
標的の制圧を行った後の核鉄の回収は最優先事項の筈だ。
まさかうっかりしちゃった訳ではあるまいな。
ヴィクター3と戦士長は個人的付き合いが有るとも報告されているが、
これでは意図的に逃走を幇助したと言われてもしゃーないな。」
「戦士長防人、今回の任務の失敗について、
何か言い訳はアルカノイド?」
「それは…」
「ひとつ、宜しいでしょうか?」
と、ブラボーが何かを言いかけたその時、
千歳さんが何かを進言しようとしています。
「今回の任務は、通常の任務とは区別して
考慮する必要性が有ると思われます。
ターゲットは、ヴィクター化を開始した元戦士なのですから。
それだけの力を持つ相手との戦闘で、
完全なる結果のみを求めるのは、
果たして冷静な判断と言えるでしょうか?
それよりも、ヴィクター3の能力を完封した、
戦士長防人の武装錬金の性能こそ注目すべき項目かと。
現在はビックラコキマロする程の非常事態です。
戦力となる人材は、一人でも欠くべからざるものと存じますが。」
「意見は出揃ったと考えて宜しいですか?」
と、ここで大戦士長が話の〆に入ります。
「では、今回の戦士長防人の任務失敗の件に関しては、
不問とします。」
まあ、当然ですが、他4名の名無し連中は
デザインに何の特徴も無い汎用キャラのクセに。
不服そうにざわついています。
こういった連中こそ、アニメオリジナルのストーリーに
使えそうな感じがするんですがね。
「汎用キャラクター諸君、静粛に願います。
これは査問委員会での応答を踏まえ、
私、大戦士長・坂口照星の出した結論です。
……異議は有りませんね?」
ここで異議を言える様な根性
名無し汎用キャラに有るはずが無く、
査問委員会はここで終了します。
「戦士長防人、君は再び任務に戻り、
ヴィクター3の再殺に動いて下さい。
余り時間が有りません、
速やかに任務を遂行する事を期待します。
来るべき決戦の為に。」
「はい、大戦士長。」
「戦士千歳、同時にヴィクター捜索部隊を
結成する必要があります。
全権を貴女に委譲します。」
「はい。」
「以上で、本査問委員会は終了します。」
「良かったわね……と言うべきかしら……。
と、老化の中を歩いているブラボーと千歳さんです。
「あなたにとって、この任務は辛すぎるわ。
理解るわよ。昔一緒にチームを組んだ仲だもの。」
「如何なる任務であろうと、己の信念を貫き通す。それだけだ。」
との問いかけに対し、
ブラボーは飽くまで信念を貫き通す決意をしています。
その頃、カズキはどこかの山で剛太とツレション中です。
「ん〜、開放感〜。」
「緩んでる身か?俺達は札付きのお尋ね者なんだぞ。」
「ん〜、でも、開放感〜。」
んでもって、剛太はさり気無くカズキの愚息と
自分の愚息の大きさを比較していますが……
「UNDER DOG!!!!」
カズキのイチモツにUNDERDOG、
負け犬でYOU LOSEしちまいました。
「クソー!!勢いなら負けん!!」
「側を汚すな!!ていうか、
そんなお下品な遊戯は私のいないところでしろっぴ!!
私はカレーを作っている最中だぞ!!
ったく、キミ達二人は
もう少し相性がいいと踏んでいたんだが……」
「いやいや、斗貴子さん、
これが中々相性がいいんだよ。握手……。」
「しねぇーよ!!」
やっぱり、手をはたかれました。
「どこがだ……。ていうか、まずは手を洗え。
O−157かノロウィルスに感染するぞ。」
「どうだ、少しは仲良くする気にはなれないか?」
「する気0%ッス。アイツ、嫌いですから。
いつかギャフンとかうわらばとか
ちんぴょろすぽ〜んとか言わせてやるッス!!」
「ぎゃふん。」
いや、斗貴子さんじゃなくって、
カズキに言わせるンすよ。
まあ、プリチーでいいんですけどね。
「いや、私が代わりに言って見たんだが、ダメか?」
「俺が先輩に言って欲しいのはそんな言葉じゃないッス。
俺がセンパイに言わせたいのは、
ギャフンじゃなくて……ウフンです。」
「そこに直れ!!GYAHUNと言わせて
えすえむおしおき君一号で成敗してくれるわ!!」
「ぎゃふん!ぎゃふんのぎゃふんで、
ぎゃっふんだぁ!!」
と、斗貴子さんのえすえむおしおきで
オイタに対してきついお仕置きを受けました。
顔、ボコボコッス。
ついでにカレーも出来ています。
「センパイ、これから俺達って、何処に行くんでしたっけ?」
「ニュートンアップル女学院。
それが私達の目的地だ。」
「斗貴子さんが、俺の核鉄を回収した場所……!!」
「そうだな。そろそろ君達にも話しておこう。」
「私が銀成市に来る前の任務だった。
怪我を治す奇跡の赤石、じゃなくて石が有ると聞き、
私はその学校で潜入捜査を行っていた。
私はそこで、学園の礼拝堂に潜入し、
十字架の下に安置されている核鉄を見つけた。
伝統有るこの学校に伝わる怪我を治す奇跡の聖石、
事前の調査で核鉄である事が判明していたが、
だが、それはニセモノアミバフェイクだった。
本物は何処かと尋ねたら、ニセモノを落とした床の音から
地下室が有るという事が判明した。
私は器物損害罪のリスクを犯して地面をブチ撒け、
地下室……いや、地下空間に降り立った。
そこには私の求める核鉄が確かに存在した。
「お前、錬金の戦士か?」
訳の解らない仮面と全身マント姿の誰かに後ろを付かれ、
思わず攻撃をしたが何故かすり抜けたので、
私は咄嗟の判断で核鉄をゲットしてマントと距離を取った。
「持っていくがいい。それは元々君達のもの。
使用ってもいい。但し、決して破壊わしてはならない。
破壊わしてしまった場合、ものごっつい災いが根付く。」
と言い残し、映像が消え去る様にこの場を去った。
学園は聖石の破壊ではなく、紛失で大騒ぎとなった。
私が割った模造品や破壊した床下も、
器物損害罪で警察に訴える事無く修復され、
あの地下空間は忽然と消失えてしまった。
後日戦団は学園を調査したが、
私の報告を裏付ける証拠は見つからず、
結局この事件は保留扱いになった。」
「だが間違い無い。
カズキの黒い核鉄について、アイツは何か知っている。」
「このまま真っ直ぐ秘密の花園・女学院を目指して……。」
「地下空間にいた香具師を探し出す!!」
という事で、秘密の花園・女学院に行く事に成田空港。
一方、パピヨンは、呑気にカズキを探しがてら、
のんびりお空の散歩です。
「なあ〜、パッピー、どこに向かってんだよ〜。
闇雲に捜索してもカズキン達は見つからないっつーの。」
「かと言って、ヒッキーみたいにじっとしているのも性に合わない。
ゴージャスビューティホーな蝶は、
天空を舞っているのが本来の姿なのさ。」
「全くヨー、カズキン一向はどこをナニしてんだろなー。」
「それを探し当てるのがおまいさんの主人格サマのお勤めだろ。
ほれ、マイク貸さんかい。」
「あだだだ!!何さらすんじゃい!!それ俺っちの頭の紐!!」
あ、パッピーは御前をマイク代わりに使っている。
パピヨンリサイタルを開いたらさぞかし客が入ると見た。
「あーあー、こちら麗しのパピヨン。応答どうぞ。
まだ武藤一行の行方は判らないのか?」
「ええ。津村さんが戦団の裏をかいて移動しているみたい。
今のところ、戦団でもその行方所在は掴めていないそうよ。」
どうやら、桜花は戦団のコンピューターをハッキングして
サポートしている様です。
「目的地を調査汁。あのクレバーな傷ネーチャンと一緒なら、
ただ闇雲にトンコしているとは考えにくインドカレー。
必ず目的地が存在する筈。」
「蝶いてぇよー!!もげるもげちゃう!!ぎょえー!!」
「あ、もげた。」
意外と脆いのね。糸。
「確かにそうね。判った。引き続きリサーチしてみる。」
「あ〜。もう一つ聞きたい事が有る。
猟犬{おって}は何処にいる?」
どうやら、パピヨンは追っ手とバトる様です。
その追っ手はバギーでドライブ中です。
まあ、ドライバーの戦部はシートベルトをしていますが、
後ろの火渡と根来はしていません。
確か、後ろもシートベルト着用義務が付けられるんでしたっけ。
もっとも、錬金の戦士が車の事故くらいで死ぬとは
思えませんがね。
「たりめーだ。タコ管理人。
しかし、やるじゃねーか。ヒヨッコの分際で
ここまでかくれんぼをやり続けれるとは。」
「元々は味方。我らの裏をかく位の芸当はするだろう。」
「だったら裏の裏をかけばいいじゃあんか。
いつまでも奴等に嘗められてたまるかってーの。」
「こちら千歳、応答願いまーす。」
「おう、如何した千歳。ヤツラの居場所が判ったか?」
「いえ。でも、少し気になる事があります。
資料を見ていて気が付いた事ですが、
ヴィクター3を生み出した黒い核鉄についての報告が、
不審な点が見受けられます。
任務に従事していた戦士が、
現在ヴィクター3の逃避行に同伴している
戦士斗貴子である事、
彼らの目的は、ヴィクター化を阻止する事、
これらのファクターを考慮に入れ、推察した場合、
……おそらくそのニュートンアップル女学院に……。」
「赴くって事でキマリだな。」
「この絶望的な状況の中、まだ希望を持ち続けているとは。」
「ヒヨッコとはいえ戦士の端くれ。侮ると痛い目を見るぞ。」
「悠長な事言ってんじゃねーよ。
とっとと見つけ出して解体らす……ん?」
と、いきなりバギーが止まりました。
何が有ったんだよお富さん!!?
「如何やらホムンクルスのゲストさんの様だ。」
どうやら目の前にはパピヨンがバギーの行く手を遮っていました。
「猟犬{イヌ}ハケーン。CMに続く。」
カズキ一行でーす。秘密の花園目指してマース。
森の中を歩いていますので、
その女学院はかなりの敷地面積が有るんでしょうか。
「斗貴子さん、歩くの早すぎ。」
「俺達はお前と違って、錬金戦団で
血の滲む様なスパルタンを経験してるんだ。
こんな山道、屁の河童ほの出っ歯。」
という事は血の滲む様なスパルタンを経験しても
カズキには及ばないって事かいな。
いくら努力してもヤムチャが悟空に追い付けないって
言っている様なものじゃあんか。
「あんな調子で疲れないのかなぁ。」
「お前は関係無いだろ。
疲れたら他人からちょいちょい元気玉ドレインすれば
いいんだからさ。」
やはり恋敵にはツンツン尖っています。
しかし、ショセンUNDERDOG!!
「冗談でも怒るぞ……!!」
普段はノーテンキなカズキですが、
そこを突かれるとカチンときます。
人間には触れてはならない傷みがあるんですよ。
「おまいさぁ、もし運良くヴィクター化を阻止できたらさぁ、
錬金戦団の戦士に復職するつもりか?
一度自分を殺そうとした連中と、
本当に共闘出来るのか?」
「少なくとも、同じ気持ちを持っている人達とは出来る。
護りたいものが同じなら、きっと戦友になれる。」
その言葉を聞いて、剛太は複雑な気持ちになります。
ところはパピヨンと火渡と愉快な舎弟に移ります。
「ほぅ〜。これはこれはエレガントなホムンクルスもいたもんだ。」
「何だ、錬金の戦士にもちゃんと理解る奴がいるじゃないか。」
どうやら、戦部とパピヨンの美的センスは似ている様です。
「珍しいな。ホムンクルスがわざわざ我々の前に姿を現すとは。」
「で、何の用じゃい?
俺達はこう見えても暇人じゃないんだがな。」
「そうかい。奇遇だな。
こっちも蝶急いでいるんだ。
だ・か・ら・単刀直入にダイレクト質問するよ。
武藤カズキの居場所をキボンヌ。」
「武藤?ヴィクター3の本名って事は、
お前奴のお知り合い、ダチ公って奴か?」
「ブッブー。知り合いだけどダチじゃなくてラ・イ・バ・ル。」
「どうやら捨ててはおけんらしいな。
ここはこの戦部厳至に任せてもらおう。」
「俺達ゃ先に行くぜ。」
「ああ。すぐに追いつく。」
パピヨンVS戦部のタイマンデスマッチが成立したところで、
火渡と根来は再殺続行に移ります。
「問題は無い。何てったってアイドル、
あいつは俺や防人よりも多くのホムンクルスを解体らしている。
所謂記録保持者{レコード・ホルダー}ってやつだ。
何か原作と違う展開になってきやがったな。
まあ、その方が原作を知っている視聴者諸君にとっても
好都合なんだがな。」
「おいエレガント蝶マン。俺に勝ったら
奴等の行き先をレクチャーしてやろう。」
「その言葉、うっかり忘れるなよ、
蝶おもしろカッコイイ奴。」
「武士に二言は無い。飽くまで勝てれば、の話だがね。」
「「武装錬金!!」」
と、二人揃って核鉄を取り出しました。
これから激闘の予感!!
ところは変わって戦団の施設の内部です。
千歳さんの前に愉快な三人組が揃っています。
それぞれ下記の名前です。
アンダードッグ犬飼倫太郎
オカマの円山円
ガスマスクの中は萌え美少女の毒島華花
「貴方達が何故ここに召集されたのか、
凡その検討は付いています。」
「いよいよ開始まるんだね。」
「ヴィクター討伐……。」
毒島たん(ガスマスクの人)、何かプレデターみたいな声だよ。
「その前段階というべき任務です。ぽちっとな。」
千歳さんがリモコンをぽちっとなすると、
何かヴィクター関連の情報がモニターに写りますた。
「私達の任務は、ヴィクターの即席の探索、
及びヴィクターの居場所の探索に従事し、
来るべき来るべき決戦の足掛かりとします。」
「ねぇ〜え、戦士千歳、ぼくらがこいつを
殺っちゃってもノープロブレムなんでしょ?」
円山、オカマのクセに一人称がぼく、かよ。
ちなみに、当サイトでは、こうなっています。
男性キャラの場合⇒『ぼく』表記
女性キャラの場合⇒『ボク、僕』表記
なので、円山の場合は『ぼく』、となります。
「殺すなという指令は出ていませんので、
一向に構いません。ノープロブレム。
但し、深追いは禁物です。」
「だったら話は早いね。
さっさっと出かけてサクッと仕事しちゃおうよ。」
「腕が鳴るわぁん。」
「いえ、ちょっとタイム。
もう一人、連れて行くメンバーがいる。」
それは一体どこのどいつじゃい!!
まさかアニメオリキャラ?
「どりゃどりゃどりゃ!!!」
「蝶の様に舞い、蝶の様に爆破!!」
戦部の龍神槍三連突き{仮}を
マホメド=アライ並の華麗さでかわしていきます。
「気をつけて。その男の名前は戦士・戦部。
全現役戦士の中で、ホムンクルス最大滅殺数を誇る、
記録保持者{レコード・ホルダー}よ。」
「そんな事は百も承知さオペレーター桜花。
中々の使い手だ。そして、美的センスもね。
ま、こっちもそれ程本気を出している訳じゃあないがね。」
「なるへそ。互いにまだウォーミングアップという訳か。
ぢゃあ、こちらも本気と書いてマジで行かせて貰うぜ!!」
と、そろそろ本気でぶつかりあいます。
こいつぁ眼が離せねぇぜぃ!!
「油断大敵だぞパッピー!!
相手は百戦錬磨の錬金戦士!!
どんな手を隠し持っているかわかんねーぞ!!」
「心配無用、キューピッドモドキ。
だが、何が有ろうとノープロブレム。
全てニアデス・ハピネスで消し飛ばすまで。
ポチッとな。」
と、指パッチンをかました途端、
戦部の槍の穂先に蝶が飛んできて
ぼっふゅ〜ん、ばらばら。
「中々面白い能力を持っているじゃあないか。
どうやらザコンクルスではなさそうだ。
だが、ほれこの通り。」
「なんだありゃー!!一瞬で元に戻っちまったじょー!!」
一瞬で元通りに戻っちまったぜ!!
こいつが十字槍{クロススピアー}の武装錬金の特性か!!
間髪を入れず、パピヨンに襲い掛かるぜ!!
「拘束自動修復、これが我が十字槍{クロススピアー}の
武装錬金・激戦の特性よ!!
その程度の攻撃では止められん!!」
「それじゃあ、これは?」
パピヨンの蝶爆破飛び度具{仮}が
戦部の腕にヒットし、吹き飛ばしたぜ!!
「腕ごと……!!?」
「スプラッター!!?」
腹黒女といえど、年頃の女の子ですから、
桜花と午前にはスプラッター描写は耐性が無かった様です。
「まだまだぁ!!」
ナヌ!!?スプラッターで吹き飛ばされた腕が
骨、筋肉、皮膚、と再生されていく!!
そしてパピヨンのどてっ腹に激戦の一撃がかまされ、
後ろに吹き飛ばされたぜぃ!!
「手応え有りまくりぃ!!」
「本人の身体も修復可能という訳か。
ならば全身跡形も無く消し飛ばすまで!!」
今度はスーパーコンボ・蝶爆破飛び道具乱舞{仮}で、
全身スプラッターだぁ!!
「何すんだよー!!危ねーじゃねーか!!」
「悪い悪い。ちょっと手加減が出来なかった。
これでは武藤の情報をゲット出来ない。」
「こりゃ酷ー。跡形すらねー……ってヲイ!!」
もしかして、もしかして……お前のすねてる訳は……
じゃなくって、これでも修復するんかい!!
骨格⇒内臓⇒筋肉⇒皮膚⇒体毛と
全部修復しちまったぜ!!!!
「全身修復は久し振り振りだな。
だが、そうでなけりゃあ面白くない。」
「ホムンクルス以上の生命力か。やれやれだ。
だが、服までは修復出来ていない様だな。
美少女なら兎も角、オサーンのスポンポーンなんぞ、
一部を除く視聴者は誰も喜ばんぞ。」
「それは無理だな。美少女が屋外でスポンポーンすると
P丁英からクレームが来て男塾の二の舞になっちまう。」
一方、千歳さんはとある山奥に
武装錬金でテレポートしています。
テレポートは一歩間違えると「いしのなかにいる」
状態で全員ロストしてしまいます。
行く先には、秋水が修練を積んでいました。
「誰だフーアーユー?」
「錬金戦団所属、戦士・千歳です。
この度、ヴィクターの捜索隊の責任者に任命されました。
早坂秋水、貴方の力が必要です。一緒に来て頂けますね?」
と、千歳さんは秋水を捜索隊にスカウトする様です。
そうか。これがもう一人のメンバーという訳か。
ていうか、こんな展開原作には無かったぞい!!
そして、再びカズキ逃避行一行です。
「急げ。そろそろ追っ手が来るぞ。」
「理解った。行こうか、剛太。」
「馴れ馴れしく呼ぶんぢゃねー!!!!」
「はぁ……。」
斗貴子さんも、二人の仲の悪さ、というより
剛太の一方的なツンツン態度にちょっとうんざり気味です。
今週は私服の斗貴子が見れて至福です。
相変わらずぱんちーは見えませんが。
それが、テレ東クオリティ!!
周りを見渡すと、そこは墓場です。
そう、魔界村の第1ステージみたく。
「化物の最期には相応しいステージじゃねえか。
ここで戦闘えば、全部吹っ飛ぶだろうがな。」
「貴方は……火渡戦士長!!」
「鬼ごっこはゲームオーバーにしよう。
我々の本来の任務は追跡ではなく、戦闘だからな。」
何てこったい!!もう着いてたんかよ!!!!
そして、根来は武装錬金を発動します。
しかも挟み撃ち、こいつぁマズいぜ!!
「そこのタレメとの決着も加えて、
覚悟はいいな、ボウズ共!!」
「決着なんて誰も頼んでねえっつーの!!」
「ここはバトルで切り抜け……。」
「そこをどいてくれ。」
バトルの覚悟を決めた斗貴子さんと剛太ですが、
カズキは火渡に交渉を開始しました。
ていうか、交渉が通用する様な相手じゃねえし。
「俺は先に進まなきゃならないんだ。
みんなのところへ帰る為、
そしてまた、この力で、みんなを守って戦う為!!
世間様にも、戦団にも迷惑はかけない。
最悪の場合は、自分で自分に決着を付ける!!
だから……そこをどいてくれ!!!!」
「はい、了解しました………というとでも思ったか甘タレブー。」
やっぱりバトルは避けて通れないのね……。
その頃、パピヨンVS戦部の戦闘は、
パピヨンは圧倒的に押しているにも関わらず、
その自己修復能力でかなり苦戦を強いられている様です。
ギガデインをいくらかましても、
ベホマで回復されてしまうので、
どうにもなりません。
「ダメダー!!何度殺っても元通りー。
こんな奴反則だー!!!!」
しかし、そのふるちんはどうにかならんか戦部?
ていうか、野郎の備蓄B地区はOKなのかよテレ東!!
「行け!我がシモ……ありゃ?」
ガス欠かよ。蝶が途中で消えちまった。
しかも病魔が襲ってきて吐血だぁ!!
「武装錬金が作れなくなってきている様だな。
体力・精神力共にガス欠か。
中々強かったぞ。これまで斃した332体の中でも
上位の力だった。勝負をつけるぞエレガント蝶男!!」
と、戦部は止めを刺しにいきます。
しかし、パピヨンはまだまだ諦めないぜ!!
それこそパピヨンだぁ!!
「悪足掻きは晩節を汚すぞ!!」
「何を勝手ゆーちょるばい、戦士ふるちん!!
漸くその玩具槍の弱点攻略法をアミバしたっちゅーのに!!」
「負け惜しみは格を下げるぞ!!
やれるもんならやってみー!!!!」
・カズキ一行VS火渡&根来
・秋水を加えた千歳率いる再殺部隊その2
・迫り来るブラボー、それを見守る大戦士長坂口
・引き続きリサーチ続行中の桜花
そして、また戦部が修復を完了しました。
パピヨンの生死の行方は来週!!
次回予告
行く手を覆う紅蓮の炎、
例えこの身体{み}が焼けようと、
キミだけは必ず護る!!
キミが無事なら、どうなろうと構わない!!
次回『君さえ守れれば』
臓物{ハラワタ}をブチ撒けろ!
キャスト(敬称略)
武藤カズキ |
福山潤 |
津村斗貴子 |
柚木涼香 |
キャプテンブラボー |
江原正史 |
中村剛太 |
川田紳司 |
早坂桜花 |
生天目仁美 |
早坂秋水 |
谷山紀章 |
エンゼル御前 |
水田わさび |
パピヨン |
真殿光昭 |
武藤まひろ |
平野綾 |
岡倉英之 |
風間勇刀 |
六舛孝二 |
近藤孝行 |
大浜真史 |
園部好コ |
若宮千里 |
猪口有佳 |
河井沙織 |
下屋則子 |
坂口照星 |
速水奨 |
火渡赤馬 |
関智一 |
戦部厳至 |
小山剛志 |
根来忍 |
浜田賢二 |
楯山千歳 |
小林ゆう |
毒島華花 |
矢作紗友里 |
円山円 |
皆川純子 |
犬飼倫太郎 |
保村真 |
要員 |
風間勇刀 |
|
園部好徳 |
謎の男 |
近藤孝行 |
とりあえず、来週は
・カズキ一行VS火渡&根来
・秋水を加えた千歳率いる再殺部隊その2
・迫り来るブラボー、それを見守る大戦士長坂口
・引き続きリサーチ続行中の桜花
・パピヨンと戦部の決着
が注目点です。
来週はパピヨンと戦部の決着がつき、
カズキ逃避行一行VS再殺部隊+再殺部隊2です。
ていうか、ものごっつーやばくね?
戦力的に、カズキ側は非常に不利だし。
・武藤カズキ
・津村斗貴子
・中村剛太
VS
・火渡赤馬
・根来忍
・楯山千歳
・早坂秋水
・円山円
・犬飼倫太郎
・毒島華花
では、また来週!
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