真・闇の会超破落戸的妄想第五作目 アニメ武装錬金レビュー
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平成18年 12月 27日
第 十四話  キミは誰だ?
2−Bのドアを開いてびっくり、
いきなり岡倉のリーゼントが現れますた。
仲良しトリオはまっぴー達仲良しシスターズを連れて
保健室までレッツラゴーの途中です。


「クラスのみんなは!?」
「うん……大…丈夫だよ。」
嘘コケ!!今にもふらふら倒れそうぢゃねえか大浜!!
それを察知してか、中に入ろうとするカズキですが……


入るな!!大浜の言うとおり、みんな大丈夫だ。
 心配はナッシング。中を見る必要は無い。
 お前はやる事が有るんだろう。」
「この娘{こ}達はさ、みんなより怖い目に遭った分、
 今から保健室に連れて行こうと……。」
「でも……
ちんぴょろすぽーん!!
それでも決意が固まらないカズキに対し、
岡倉の根性入魂リーゼントパンチが炸裂!!


「俺達が大丈夫って言ってんだ!!
 いいから早く行け!!
 化物がまだ校舎に残ってんだ!!
 倒せるHEROはお前しかいないんだろ!!
 それとも俺達はお前におんぶに抱っこするしか
 能の無いダメ友なのかよ!!?
 お前はみんなの味方なんだろ!!
 だったらみんなの為に……!!」


「……
闘う!!
「何だ、ちゃんと理解ってんじゃんかよ。」
どうやら、岡倉の入魂リーゼントパンチが
カズキに新たなるエネルギーを吹き込んだ様です。
しかし、エネルギーが吸い取られていって、
みんなヒーコラヒーコラバヒンバヒン!!
しかし、カズキを心配させまいと
みんな元気を装っている!!熱すぎるぜ!!


「なら!!早く行って闘って勝って来い!!」
「判った!!後は
夜露死苦!!
みんなの期待と希望を背中に背負い、
カズキと斗貴子さんは走れメロスします!!


「斗貴子さん……お兄ちゃんの事
夜露死苦ね……。
 お兄ちゃん、たまに無茶しすぎる所が有るから……。」
「判った。気をつける。」
んでもって、まひろは斗貴子さんに
カズキの事を託します。 


「世話の焼ける……。」
「仕方ないよ、あれがカズキ君だから。」
みんなを保健室へ連れて行こうとした
仲良しトリオでしたが、無理が祟って
バタンキューしてしまいました。


カズキの耳にも仲良しトリオがバタンキューする音が
耳に入りましたが、友との誓いを果たす為!!
カズキは後ろを振り向かずに走るぜ!!
そして、階段の時点でサンライトハートで
一気に天上まで突っ切る算段です!!
近道で
ゴーだぜぃ!!


ところは変わって校庭です。
パピヨンに胸の章印を貫かれ、
最早死亡カウントダウンの状態の
蝶野爆爵バタフライが倒れており、
それをパピーが見下ろしています。


「随分と苦しそうじゃあんか。アホご先祖様。
 フラスコの男の情報をゲロるなら、
 この俺が保護してやっても構わんが、如何するね?」
「ふ……嫌味な奴め。章印の中央を
 ブチ抜いておいて、よーゆーわ。
 まあいい。逆冥土の土産に教えてやる。
 肉親としてではなく、より高みを目指そうとする
 一個の錬金術師としてな……。
 ヴィクター……彼は元錬金の戦士……
 百年前、人間もホムンクルスも超越た存在と化し、
 仲間に追われ、死闘の果てにここに落ち延びた……
 私は……錬金術の知識を分けて貰う代わりに、
 どんなに時間が掛かろうと、
 必ず彼を修復すると約束した。」


「一気に耄碌したんかい?その話は聞き飽きた。」
「年寄りをそう急かすな。
 ぞれから私は、それから私は百年書け、
 私のオリジナルである修復フラスコを完成させた。
 LXEを結成したのも、
 彼を錬金の戦士から護る為……。」


「それで、何故彼は仲間に追われた?」
「知らんな。自分で聞いてみろ。」 
「彼の目的は何だ?」
「知らんな。自分で聞いてみろ。」
「彼になる方法は?」
「自分で突き止めろ。」
「何が遺言だ、糞曾々爺ィ。
 何のレクチャーにもなっていないと来た。」


「フハハハハ……ま、仕方無かろう。
 私は貴様の言うところの、所謂蛾だぞ。
 その蛾が、易々と光に触れよう等、おこがましい事。
 錬金術師として、彼に魅了された友として、
 彼を修復出来ればそれでいい……。
 蛾は蛾なりに光の周りを飛べて満足したぞ。」
「その程度で満足するから、蝶にならなかったんだよ。」
「見逃すな……攻…いや、パピヨン!!
 蝶として高みを目指そうと思うなら……
 今から起こるであろう彼と……
 あの少年戦士の闘いを見逃すな……。
 如何やらこの百年の間に……
 私にも知らない動きがあった様だ。」


遺言タイムは終了し、
バタ爺は消滅していきます。
そして、カズキの方は、飾り布を全身に纏わせ、
一気に天井まで駆け上がるつもりです!!
天井には修復フラスコが有る!!
天井に駆け上がった序でに修復フラスコも破壊する!!
一石二鳥作戦だぁ!!
エネルギィィィ!!!!全ッッ開!!!!!!!
 
貫けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!
そして、カズキの見たものは!?
それはCMの後で!!


「おハロー。キミは誰だ?」
『サンライト・ハートが!!1oも刺さっていない!!』
なんて頑丈な体なんだ!!あのサンライト・ハートの
「錬金の……戦士か……
どりゃ!!
穂先を手の平で受け止めてこれかよ!!
恐るべしガングロヤマンバ野郎!!
そして、簡単にカズキを地面に叩き付けます。


斗貴子さん曰く、
「淡く光る蛍火の長髪、灼熱の銅褐色のヤマンバ肌、
 筋肉で固めた2m越えの体躯……
 そして……
フンドシルックの変態衣装!!!!


「おハロー、ヴィクター……。」
彼の復活を見届けたバタフライは、
彼の名を告げてから完全に地獄に召されました。
しかし、髭だけの状態でよく喋れるな。
「お休み、バタフライ。」
ヴィクターも、地獄に召された友に対し、
哀悼の意をささげます。そして……


「死は……錬金術に携わった者全ての運命。」
「これは……エネルギー・ドレイン……!!」
「フラスコはブチ撒けたのに、
 益々パワーアププーしていく!!」
パピヨンや斗貴子さんといった核鉄保持者も
そのドレインの魔の手から逃れられないとは!?


ヤメロー!!!!
「無理だ。これは呼吸と同じ……
 能力ではなく生物としての生態。
 自分の意思で止める事は出来ない。
 止めたいならば……
 俺の息の根を止める事だ。
 その状態で闘うか?」
うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
カズキの体は既にボロボロンの状態だ!!
しかし、カズキは強き意思を持って
闘う意思を表明する!!!!



「闘うか……いいだろう。
 元より、錬金の戦士と判って
 逃がす積もりは毛頭無い。
 錬金の戦士は全て……
コロス!!!!
「闘わなければみんなが死ぬ!!」
ここにカズキ&斗貴子さんVSヴィクターの
対戦カードが実現しました。
しかし、何か勝てなさそうな雰囲気だ!!

エネルギィィィ!!!!
 
全開!全開!!全開!!!
 
限ッッッッ開ッッッッ!!!!!!!!!
 
サンライト!!!!!
 クラッシャアアアアアアア!!!!!!!

いっけえええええええええ……
あ、抜き手一発どてっ腹で迎撃された!!!!
おまけに後ろの斗貴子さんも吹き飛ばされ、
立っていた建物も粉微塵だぁ!!!!


カズキィィィィィッィィ!!!!!!!!
斗貴子さんのバルキリースカート連突{仮}も
手の平ガード{仮}でことごとく防がれている!!
こいつ!!速さにおいても斗貴子さんすら上回るのか!!


ああ!!斗貴子さんがネックハングツリー状態で
エネルギーを吸い取られてるよ!!
強過ぎる上に相手のエネルギーも吸収する!!!!!!
どーせーっちゅうんじゃい!!!!
しかも飽きたのか途中で投げ捨てた!!


ここはカズキの出番!!
斗貴子さんをスーパーキャッチだ!!!!
「こいつを倒さなければ、みんなが!!!!」
カズキと斗貴子さんの
愛と友情のツゥープラトン攻撃!!!!
しかし、ヴィクターはそれらの
怒涛の波状攻撃を難なくいなしている!!!!


そいて、ヴイクターナックル{仮}で
バルキリー・スカートが破砕され、
ヴィクターパンチ{仮}で
斗貴子さんの顔を殴って吹き飛ばす!!
女の顔を殴るなんて最低やのう

ゔぃくたあああああああああ!!!!
斗貴子さんの顔を殴られ、カズキは激情!!!!
カズキは渾身の力でヴィクターに突進!!!
しかし!!!!手の平ガード{仮}で傷一つ……
あ、1pくらい突き刺さってるよ!!!!
しかも、ちょっとだけど流血している!!!


しかし、このくらいの傷、1秒で直っちまうよ!!!!
しかも、これでヴィクターは
本気になっちまうかも知れない!!!!


「キミは誰だ?」
俺の名を言ってみろ!!
「素手で扱える相手ではないな……。 
 ならば俺も使わせてもらおう!!
 
武装錬金!!!!
ホラ言わんこっちゃない!
胸に手を当てて、武装錬金を発動します。
どうやら、ヴィクターもカズキと同じく
体内に武装錬金が有る様です。


「アレは一体ナンジャラホイ!!?
 黒い核鉄なんて見た事も聞いた事も無い!!」
フェイタルアトラクション!!
戦斧の武装錬金か!!しかし、特性は一体!?


「よせカズキ!!こいつは私達にとって未知の存在だ!!
 そもそも基本的レベルが違いすぎる!!」
「ダメだ!それじゃあ、みんなが!斗貴子さんが!
 干物のミイラになってしまう!!
 傷を負わせられない相手じゃないんだ!!
 少しずつでも!!削り取っていく!!」

いや!!やばいよカズキ!!
こいつは一発で仕留めなければ!!
もの凄い回復能力の上に、
生態としてのエナジードレイン!!
どりゃー!!!!
槍と斧の激突!!!!その結末は!!!!????


あ、やっぱり駄目だアアアアアアアア!!!!
巨大な壁に激突した旅客機の様に、
槍がグニャリグニャリと潰れていく!!
そしてカズキの核鉄はもう一つの命!!
カズキは心臓部に風穴を開けられ、
血がドバドバながれている!!!!!


その光景を見て、斗貴子さんは激昂!!!!
バルキリー・スカートの破片を手に
ヴィクターに仇討ちブチ刺しアタック{仮}で
襲い掛かる!!!!だがかなう訳ねぇ!!!!
カズキの側に吹き飛ばされる!!
おまけに、ヴィクターに近づけば近づく程
エナジードレインは強力になっていくぜ!!!!


「100年前の戦士はもっと凛然としていたぞ!
 戦士になった者にとって、
 戦いの果ての死は至極当然の筈!!」
「違う!!カズキは普通の高校生なんだ!!
 それを……二ヶ月前のあの日に……
 私が……戦いに巻き込んで……」


「その挙句、私が死なせる、か?
 そう思うなら共に死なせてやろう。
 一人で生きるのも、
 一人で地獄に召されるのも、
 共に辛かろう。」
と、ヴィクターの凶刃が斗貴子さんを……


ドクン…ドクン……ドクン………ドクン!!
「「「何だ!!?」」」 
ヴィクター、パピヨン、斗貴子さんの耳に、
とある鼓動が聞こえてきた!!!!!!
これは一体ナンなんだ!!!?


これは!?カズキの核鉄の鼓動!!!!
カズキが立ち上がった!!!!
強大な旋風を身にまとわせて!!!!
「闘う……戦う……!!!!
 たたかう……タタカウ……」

「くっそー……上で何が起こっている……?」
どうやら、パピヨンはかなり消耗しているらしく、
上での出来事を知る術を持っていない様です。
「丁度いい。アホご先祖の核鉄を使って
 治癒するとしよう。」

カズキの核鉄がカズキの手元に吸い寄せられる!!!!
戦う……!戦う……!!闘う………!!!闘う……!!!!
 
たたかう……!!!!!たたかう……!!!!!!
 
タタカウ!!!!!!タタカウ!!!!!!!!
カズキ!!!!!!!!!!!
カズキの核鉄の表面が割れて、黒い核鉄が!!!!!
カズキの体毛が青白い蛍火の様になっていき、
銅褐色の肌色へと変化していく!!!!
カズキも第三の存在になったというのか!!!!??

逝くのはお前一人だ!!!ヴィクター!!!!!!
「そうか……キミも俺と同じ……
 黒い核鉄を命に変えた者か……。」
『二ヶ月前のあの日……
 私はカズキに何をした!!?』
カズキがガングロヤマンバデビューして
次週に続きます。











次回予告

キミをこんな姿にしてしまった事を、

私はいくらでも償う……。

だから心までは変えないでくれ!!

次回『
中間の存在

臓物{ハラワタ}をブチ撒けろ!

キャスト(敬称略)

武藤カズキ 福山潤
津村斗貴子 柚木涼香
キャプテンブラボー 江原正史
武藤まひろ 平野綾
岡倉英之 風間勇刀
六舛孝二 近藤孝行
大浜真史 園部好コ
若宮千里 猪口有佳
河井沙織 下屋則子
パピヨン 真殿光昭
蝶野爆爵{ドクトルバタフライ} 長克己
エンゼル御前 水田わさび
ヴィクター 小山力也

今週で、なんかカズキはヤマンバデビューしちまいました。
これでヴィクターと同じ土俵に立ったという事でしょうか?

そして、来週にはブラボーvsムーンフェイスの
決着りもつきそうです。
んでもって、斗貴子さんがカズキの背中に寄り添っている!!
一体何が起きたんだ、斗貴子さん!!?

では、又来週!!


本陣へ撤退
本陣へ撤退
撤退
撤退