真・闇の会超破落戸的妄想第五作目 アニメ武装錬金レビュー
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平成18年 10月 4日
第一話  新しい命
キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!
遂にこの時が来ましたよ奥さん!アニメ版「武装錬金」が!
しかもOVAではなくTVで、しかも最強のアニメ局、テレビ東京で!
テレ東なら特番で潰れる事はまずありませんよ。


オープニング曲かと思ったら、いきなり劇場アニメの様な始まり方です。
とある男子学生(主人公・武藤カズキ)が息を荒げながら
「夢だ……夢だ…!こんなの夢に決まっているッ!!!!
と繰り返し呟いている視線の先には謎の蛇のバケモノと
我らがブチマケマイスター・斗貴子さんが!


蛇のバケモノがセーラー服の斗貴子さんを殺{い}てまおうとします。
これは危ないですね。
無論チョーお人好しのカズキはとっさに体を乗り出し
アブなーい!!


ズブリッッ!!!!


アッーーー!!!
殺られちまったよカズキン!!!!

深夜放送なのか、
惨殺シーンは北斗の拳みたいにシルエットではなく
ちゃんと映しています。
流石に流血はNGですが。


うわああああああああっっ!!!!
なんだ、夢か。気づいた時にはカズキは布団の上ですた。


「うるせーよ、カズキ!!」
「どうしたんだいカズキ君?」
「夜中ぐらい静かに出来ないのか、お前は?」
おお、エロス岡倉と六舛に大浜!
総入れ歯、ここは学園の寄宿舎でしたっけ。


「俺が殺されたー!!俺の敵だ!」
とか言ってはしゃぎまくっとります、カズキ。
女子軍団のちーちんやさーちゃんも起きとります。
妹のまひろは「この声…お兄ちゃんだ。」と呆れております。


そんな寄宿舎を見ている斗貴子さん。
んでもって画面一杯に現れる武装錬金のタイトル文字。


おお!とうとうオープニングか!
「……この番組は(以下略)」
オープニングは如何したぁぁぁ!!


銀成学園は桜満開です。まるで男塾じゃあないか。
夕べ寄宿舎で寝ぼけて大暴れした事は他の女生徒にも
知れ渡っている様で。


「見ろ!口が騙らずともこの傷が見事に語るぅー!!」
岡倉の見せた腹には見事な引っかき傷とデ・ベ・ソ。


「通信空手が殺人拳に昇華しているとは、恐るべし、俺。」
とカズキはカズキで白い歯をきらりと光らせています。


「じゃなくて謝れ!」
「ゴメン。」
「よし!」
中々シュールな場面です。


六舛と大浜も来て、カズキは
「学校裏の廃墟が部隊で、
 痛いわ怖いわでよく覚えている最悪の夢。」
な夢を話します。


何でも、
「セーラー服の女の子がバケモノに襲われそうになってたから
 助けようとして代わりに殺された。」
という事で。
といっている内に妹の新入生・まひろタンも来ました。
この学園の制服に憧れて入ったらしいです。


「そこ、学校指定のかばんはどうしたァ。」
おお、イヤミそうな先公です。
カズキ無くしたと釈明していますが、
今回は特例として許してやる、との代わりに
「昼休みに職員室に来い。口答えは許さん。いいな。」
との事です。小悪党オーラがビシビシ伝わってきます。


不服そうな態度で承知したカズキを見て、
ミツケタ……
と怪しさ大爆発な視線で呟きます。この先公、一体何者?


昼休みに仲良しトリオが先公の話をしています。
コンビニ弁当とは……私立なら食堂位あるはず、と
私立出身の私が愚痴ります。


イヤミ先公に一人で裏庭の草むしりをやらされたカズキが
息を切らせてやってきます。
先公の名前がミタ{巳田}である事が判明しました。


トリオは断らなかった理由を問いただしますと、
断れば代わりにまひろにやらせる、との事で。
益々小憎たらしい小悪党オーラが舞っています。


その待遇にまひろは抗議してくるといきり立っていますが、
カズキは懐{?}から青汁を取り出して、
「草むしりも青汁も、カワイイ妹の入学祝だ!」
とか言って妹と肩を組んで青汁を飲んでいます。
ていうか、何故青汁!!?説明汁!!


トリオ+まひろの助勢を遠慮し、
一人で草むしりをやる事になったカズキの携帯に
『新しい命、大切に扱いなさい。』
とのイタ電ならぬイタメールが?
訝しがるカズキですが、当然ですよ。
自分も怪しみます。というより、速攻消します。


「平和な町。けど……奴らは必ず潜んでいる。」
斗貴子さんが貯水タンクの上で呟いています。
当然ぱんちぃは見えません。それがテレ東クオリティ。
『エッチできれいなお姉さんマキシマム』は
どうなるんだYO!!
ところで、奴らって?何処のドイツらよ?


夕焼けの学園に尋常じゃないむしった草のポリ袋の数、
カズキはへたれてます。当然です。私なら死んでます。


裏山に故・岡本太郎がデザインしていそうな
けったいなデザインのお化け工場に目を移すカズキですが、
イヤミ先公・巳田(一発変換出来ない……)のマッタが。


どうやら、兄貴が遅いのでまひろは迎えにいくらしいです。


巳田は草むしりの草には目もくれず、
代わりに無くしたカズキのかばんを持ってきます。
なんでおどれが持っとんじゃあ!!


「それは夕べ私の食事をジャマした者が落としていった物。
 そレハキサマダ……!!」
何だか分からんが、巳田が蛇のバケモノに
トランスフォームしてるYO!
ゴルゴムの戦闘員か!?それともデストロン!!?


「夢じゃない!夢じゃなかった!! じゃあ……!!」
カズキ は に げ だ し た。
当然ですよ。普通の人間があんなバケモノに
勝てるわきゃねえ!!今夜のディナーに彩りを添えるだけだ。


というところで携帯電話が鳴り始めますた。
運転中に携帯電話は違反ですが、
走って逃走中に携帯電話は違反ですか?
「三分で行く。それまで持たせろ。」


カップ麺じゃ有るまいし、三分って何よ!?
それより名前も告げずにアンタ誰?


忍者の様に屋根を移動しています、斗貴子さん。
でもパンチラは有りません。それがテレ東クオリティ。


「君は誰なんだ!?一体どうなっているんだ!?」
カズキン訳分かんないよ状態ですが、
要約しながら説明すると、
「名称・ホムンクルス
 人に潜み人に化け、人を喰らう怪物」
だそうで。


斗貴子さんはそれを追ってこの町に来て
カズキはそれに巻き込まれたそうです。


で、自分らの存在を知られない為に
ホムンクルスとかいう連中は
目撃者は必ず隠蔽する、との事ですが、
後期のイカレタデザインの連中がそれを
気にしているとは思えません。


そこにまひろが!!危ないよまひろ!!
ああ!!まひろが卵みたいに飲み込まれた!!


カズキは怒り心頭で鉄パイプで殴りかかりますが
当然鉄パイプ如きではホム野郎に傷一つつけられません。


当然吹っ飛ばされるカズキですが、
不意に胸がズキュン、となります。
もしかしてイヤボーンの法則か?
しかし男のイヤボーンは見たくないぞ!!


場面は変わり、夢の中で死亡したカズキの前に
斗貴子さんが話してます。
「聞こえるか?キミは死んだ。事態を計らず、力量を省みず、
 考え無しに飛び込むからだ。」
やはりここでもパンチラは有りません。テレ東クオリティ。


「けれど、私を助けようとしたのなら、キミに少し興味がある。
 核鉄……錬金術の粋を集めて生成された超常の合金。
 これを人間の精神の一番深いところ、本能に行って作動する。
 これを心臓の代用品として生存本能を呼び起こす。
 キミがもう一度生きる力を手にする。
 同時にもう一つ、別の力を手にする。
 それは、ヒトの闘争本能によって作動する。
 それこそが、核鉄の本来の用途……。」


鉄パイプを槍にして巳田の目に突き刺し、
一矢報いてます、カズキ。さすが主人公!!


そして、ここで我らがブチマケマイスター、
斗貴子さんの登場だぁ!!!!
ざまぁカンカン、ホム野郎、お前はもう死んでいる。
続きはCMの後で。




アイキャッチはありませんでした。
少し寂しいぞ。


キサマユウベノォォォォ!!!!
ステーキを切るが如く次々とスライスしていきます。
そこに痺れる憧れるゥゥゥゥ!!!!

処刑鎌{デスサイス}ノ武装錬金……
ソウカキサマハ……錬金ノォ……!!!



巳田があぼーんして中のまひろも助け出されました。
夕べ、お化け工場で巳田に喰われそうになっていた
斗貴子さんを助け出そうとしたらしいですが、
どうやら無防備を装っていただけで
カズキンは勘違いで死んだそうです。
ますます浦飯幽助とかぶっちまいますよ。


カズキは体がボロボロなので、保健室に直行です。
エロゲならここでウハウハなイベントが待っていますが、
少年誌原作のTVアニメなので何も期待しとりません。


錬金術
近代より前、全ヨーロッパを風靡した、原始的な総合科学技術。
鉛等を金に変えたり、不老不死の薬の精製等を試みた。
これらは成功しなかったが、近代科学の基礎と成った。
だが、それらはあくまで常識内での話。
錬金術は二つだけ、常識では測れない超常の成功を収めた。
それが『ホムンクルス』と『武装錬金』。
『ホムンクルス』は人造生命の研究の産物、
『武装錬金』は、戦術兵器の開発の成果。
しかしともに余りに危険だった。
結局この二つは徹底的に秘匿され、
錬金術を知る者達の手で管理される運びとなった。
だが、その手を逃れた者は今日世界中に散らばり、
闇にまぎれて人間を喰い続けている。
(民明書房刊 世界の科学技術『歩無運狂巣と武装錬金』より)


後の残党を殲滅しに行く斗貴子さんに
助力を申し込むカズキですが……
「キミは来るな。
 キミに核鉄を与えたのは、戦わせる為ではなく、
 助けるに値する命だと感じたからだ。」
と拒否されてしまいますた。


眠りから覚めたまひろの背丈を見て、
斗貴子さんが華奢な体で戦っていると知り、
「帰ろう……まひろ!帰るぞダッシュだ!!」
とまひろを帰して斗貴子さんに助力する為に急ぎます。
流石は主人公だぁ!!


その頃、斗貴子さんはお化け屋敷猿軍団に
臓物{ハラワタ}をブチ撒けろ!
と大暴れ天童していました。


「数が多過ぎる!!これはアジトのレベルじゃない!!」
何だってー!?それじゃあヤバイよ斗貴子さん!!
しかし、後はボス猿一匹だぜぃ!!
猿{モンキー}が人間に追いつけるか!!!!
貴様らは斗貴子さんにとってのモンキーなんだよ猿渡!!

「夕べ巳田が話していた女……。」
「ラストォ!!!!」
「そうか、貴様錬金の戦士か。」


何、斗貴子さんならこんなエテゴリラ、
鎌先一つでダウンさ!!……と思ったら、


「捕まえましたぜ猿渡さん!!」
何ー!?猿軍団が足を引っ張ってる!!


斗貴子さんに猿渡のパワーパンチが炸裂する……
だが、そうはさせねェぜ、エテ公!!
我らがカズキンのお出ましだぁ!!


『それは、ヒトの闘争本能によって作動する。
 戦う力……その力こそが、核金の本来の用途。
 持つ者が秘めた戦う力を形に変えた、
 唯一無二の武器の創造……掌握・決意、そして咆哮、
 その名称……』

武装錬金!!!!!!


その頃、まひろは寄宿舎に帰っていました。
「どうしも今いかなければならないから帰れない。」
そうです。


おおおおおおおおお!!!!!!!!!
猛きカズキの咆哮と共に繰り出される
突撃槍の突撃を首長盗刀術で止める猿渡ですが……


貫け!!俺の武装錬金!!!!!!
おお!!槍の飾り物がエネルギーになってるよ!!


あ!い、うれえろお!!
とは言いませんでしたが、猿渡は北斗の拳の首長盗刀術
失敗して死亡したザルカさんみたいに頭を貫かれてあぼーんしました。


何故ここに来たのかを問われると、
「どっちかなて選べなかった。
 まひろも大事だけど、ここに一人でこさせたくはなかった。」
との事。流石は現代に蘇った正統派少年漫画の主人公です。


足元を見ると、そこら辺中に白骨が散乱しています。
ここは只のアジトではなく、町中に人喰い共が
潜んでいて、斗貴子さんは手を引く様に促します。が……
「だったら、尚更引けない。町にあんな奴らが潜んでいるんだったら、
 まひろやみんなが危ない。俺はキミがくれた、戦う力を持っている。」


今度は全てを知って、危険を承知で飛び込もうとしています。
引く意志が無い事を知って、
「分かった。戦士見習いとしてこき使ってやる!!
 ただし、目の前で死なれるのは二度とゴメンだ!!
 以後、私の支持に従う事。いいな!!」
了解!!


ここで『津村斗貴子』という名が判明しました。



次回予告
核鉄を与えたあの少年。

彼の武装錬金は強力だ。

だが、彼は何も理解っていない。

次回『
ホムンクルスの正体

臓物{ハラワタ}をブチ撒けろ!

キャスト(敬称略)

武藤カズキ 福山潤
津村斗貴子 柚木涼香
武藤まひろ 平野綾
岡倉英之 風間勇刀
六舛孝二 近藤孝行
大浜真史 園部好コ
若宮千里 猪口有佳
河井沙織 下屋則子
巳田 置鮎竜太郎
猿渡 稲田徹
矢作紗友里
小林ゆう
成田紗矢香

初回のレビューは少し飛ばしすぎましたが、
いやはや、先が楽しみになる展開です。

アクションシーンは滑らかで期待大ですね。
柚木さんはビーストウォーズのブラックウィドーッシャ。
近藤さんは遊戯王DMで岡倉とヘアースタイルと性格が似ている
本田ヒロトの声をしておられますので、岡倉さんの方が
良かったな、と思ってしまいました。

千歳や毒島ちゃんの役をされている小林さんや矢作さんが
早くもチョイ役としてとうじょうしています。
ていうか、巳田はやられ役の癖に置鮎さんかよ!!

では、又来週!!


本陣へ撤退
本陣へ撤退
撤退
撤退